捨てること、やめること

去年、わたしは引越しの際にモノを捨てました。いともあっさりでした。机、イス、本、食器、服、その他のこまごまとしたモノ。全て捨てるきるのに2ヶ月もの土日を費やしました。それだけの時間を費やしてモノを捨てた理由は、時間を捻出するためです。モノを持つと確実に時間を奪われることに気がついたのです。一日は24時間しかありません。時間を少しでも捻出するためにわたしはモノをすてる選択をしました。自分のスピードを上げることとは別の考え方です。


生活を簡素化することは可能だと思います。戦略的にモノに費やす時間を減らすことが大事です。そうすれば新しいことや、知らないことを追求できる時間、いわゆる開拓時間を捻出できるようになります。


1個のモノを管理するより2個のモノを管理するほうが時間がかかります。一つのモノには一つの機能をもたせたままでおく。リピートをしない体質を目指す。こういう習慣をつけることにしました。いわゆる”持たない体質”、”繰り返さない体質”。必要かどうか迷ったらすぐに捨てることにしました。


今日、面白い記事に出会いました。


梅田望夫さんのコラム:「やめること」を先に考えよう。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051228/p4


今年は何をはじめようか?と考えるのではなく、「何をやめるか」を先に決める。しかも重要なことをやめる、とあります。「やめること」とは「既に持っている習慣や行動を捨てること」に違いありません。モノではなく、習慣を捨てる。行動を捨てる。どちらにしても新しい世界観や価値観にたどり着くための方法かな、、と思います。


また一つ勉強になりました。。