・駒ヶ根の場外車券売場に地元反対

駒ヶ根市に計画されている競輪の場外車券売り場に地元がNO!を突きつけた。


19日付の信濃毎日新聞


駒ケ根市北割二区に競輪の場外車券売り場計画が浮上している問題で、地元の同地区は17日夜、会合を開き、計画に同意しない方針を決めた。小平容大区長は、主な理由として「将来を担う子どもたちにいい影響を与えない」と説明している。
会合は地区役員12人が出席し、非公開で行った。小平区長によると、新潟県妙高市にある同様の売り場を地区役員が視察した結果を報告後、同意の是非を協議。青少年健全育成を心配する声のほか、一帯に昭和伊南総合病院や特別養護老人ホームなどの施設が多いことから「福祉の里」のイメージにそぐわない−との意見が出た。
一部役員からは市の財政に寄与するとの意見も出されたようだが、北割二区の多くの役員方は金の亡者ではないと分かり、一安心です。

読者から、「推進派は一区の区長。(この話のために区長になったの?)2区は引き気味。」との情報が寄せられていたのが、裏付けられました。


当然なんですが、法律で病院の近くにつくってはならないと明記されているところを、強引に突破しようとする計画そのものが無謀。

村井知事の飼い犬でもある駒ヶ根の佐々木県議が乗り気なところからして、地域社会に悪影響を及ぼす公算が大きい。

「佐々木は、本当にろくでもないやつで困った、次は絶対に落とさなきゃ」、元支持者だったという主婦が嘆いていました。

自民党との濃密の確認は→佐々木県議自身のブログ
推進派の北割一区長がどう出てくるかが不安視されますが、建設予定地の反対決議は隣接区のそれとは比べ物にならないほどの重みがある。

これで、杉本市長も佐々木県議との政治的パイプの維持を優先することはできなくなった。

長野県自民党との政略を重視して場外車検場の建設を市民に隠していたが、代わってマスコミが市民に広報したことで目論みは外れた。


自民党が地域自治体の長を操ると、今回の件のような地域住民無視の横暴が頻繁に発生してしまう。

今日、村長選が投票される中川村にも、自民党の操り糸がすぐそこまで迫ってきている。

駒ヶ根自民党の操り人形(杉本幸治という名です)が市長になっているが、中川村が同じ過ちに陥らないように、村民の見識に期待します。