乗る前エアコンとバッテリーの関係

乗る前エアコンは充電ケーブルがつながっていてもバッテリーを消費してしまう。
一部のユーザーは気が付いています。

ところが逆もある。
乗る前エアコンを使うと充電されてしまうこともある。

昨日、体験しました。
気温3度。
乗る前エアコンを乗車予定の一時間前から稼働させたところ、航続可能距離が増えていた。

バッテリーの状態を解析したところ、LeafSpyのGIDs値で18増加。
約1.4kWhの電力に相当します。

推測ですが、乗る前エアコンが稼働すると充電ケーブルを通じて充電が開始される。
エアコンの消費電力が充電ケーブルからの充電量を上回るとバッテリーを消費し、下回れば充電するのではないか。

今回の状況だと、一時間のエアコン消費電力は1.4kWhであって、充電ケーブルからの供給電力は2.8kWhだから、余った1.4kWhが充電されたのかもしれません。

寒さが厳しい時期だと気温は氷点下10度前後になるので、エアコンがフル運転する消費電力(4kW)が充電ケーブルからの供給電力を超えてしまうことの方が多くなる。

リーフ車内の断熱を強化して無駄な電力の消費を抑えるとしよう。