スパイダーモア SP851 AZ851の車高調整ワイヤーは不良部品

スパイダーモア SP851 AZ851の車高を調整するワイヤーがつぶれてしまった。
主原因はワイヤーが不良品だったから。
しかし、不良部品が取りつけられていたことをメーカーに認めさせるのはユーザーとしては難しい。
一応問い合わせたが、返答は「部品交換してください。2,700円(税別)です」という、予想通りのものだった。

交換しても再発する可能性があるので自分で対応する。
つぶれて短くなった対策は、ナットを加工してカラー(スペーサー)を作り、ワイヤーの下に必要な長さ分挿入。
さらに潰れが広がらないようにワイヤーをギプスで補強。

ワイヤーがつぶれた原因は圧縮とねじれが同時に加わったからだと推測される。
圧縮は車高調整で生じ、ねじれはハンドルを回転させることによって生まれる。
この二つの力が複合して加わって、不良だったワイヤー被覆がねじれて、らせん状の重ね面がずれたものと考えられます。

ハンドル回転によるねじれを逃がすようにワイヤーの固定点を改良する必要があるとメーカーには助言しました。