駒木ハヤトの西日本ボクシングレポート このページをアンテナに追加

     大阪転居後もボクシング会場に通い続ける男が、
    思うままに京阪神(関西)地区の試合観戦記を書き
    連ねるブログです。
     文面が偉そうに感じるのは気のせいですので、
    どうか何卒。

     なお、[拳闘]カテゴリをクリックすると観戦記だけ
    抽出できます。ご活用下さい

     メールアドレス=komagi_h◎yahoo.co.jp
     (スパム対策:◎を@に変えて下さい)です。
     ご意見やご指摘、またはオープンにし難い話、
    書き物仕事のご依頼はこちらでお願いします。
    

2112-09-03-土 更新情報・告知用スペース

更新長期停滞のお詫び 更新長期停滞のお詫びを含むブックマーク

長らく更新作業が停滞しており、ご迷惑をおかけしております。

公務多忙の中で時間をやりくりし、京阪神地区の興業の大半は観戦出来ているのですが、こちらのブログ更新する余裕が作り難くなっています。

あと、ボクシング絡みでモチベーションの下がる出来事が色々とありまして……しばらくこの状況が続くかも知れません。金払って時間使って、手間暇かけた結果がストレス蓄積では、こっちもやり切れませんので。自分がまた楽しんでボクシングに触れられるスタンス模索しながら、ちょっと充電したいと思います。出場した試合の観戦記を楽しみにしてらっしゃる選手の方も多いのは存じてますが、もう少し時間を下さい。すいません。

このスペースについて このスペースについてを含むブックマーク

トップ固定の告知用スペースです。

諸般の事情を鑑み、コメント欄は無期限凍結中です。

駒木からの返答を必要とするメッセージ等はメールkomagi_h◎yahoo.co.jp SPAM対策:“◎”を“@”に変えて下さい)までお願いします。なお、携帯メールをご利用の方は返信して差し支えない時間帯を書き添えて下さるとご返事しやすくなります。

会場での観戦が難しい方へ 会場での観戦が難しい方へを含むブックマーク

西日本協会の主なプロモーターから公認を得た、オールジムスタッフが運営する試合動画DVD販売サイトです。

http://boxing.shop-pro.jp/(サンプル動画ページ)

ボクシングDVD動画販売のタナタカオール」

ノーテレビも含めた西日本地区の各興行を、DVDに前座試合も含めて全試合ノーカット収録・廉価販売されています。詳細はリンク先をご参照下さい。

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09年度西日本新人王展望記事 09年度西日本新人王戦展望記事を含むブックマーク

観戦予定の方へ

記事中の試合日程は、西日本協会公式サイトのものを転記していますが、予告無しに頻繁に日程が組み換えられています。お目当ての試合の観戦の前には、各種専門誌、JBC公式サイト等から正確かつ最新の情報を得られる事をお勧めします。

トーナメント&前半戦展望(最終更新3/12)

Mm級〜F級SF級〜SB級Fe級〜L級SL級〜M級

階級

Mm級LF級F級SF級B級SB級Fe級SFe級L級SL級W級M級

更新情報および更新予定 更新情報および更新予定を含むブックマーク

更新情報(10/18現在

観戦記まで更新終了したもの

2/15千里中央2/11神戸北区2/8IMP昼夜12/28高砂12/27尼崎12/23府立第二12/21後楽園(全日本新人王決勝)12/20後楽園(一部抜粋)&大阪(結果のみ)12/14IMP昼夜12/13阿倍野12/7尼崎11/24府立第二11/14府立第二11/9大阪旭区11/3府立第二11/2阿倍野10/25IMP昼夜10/5京都

※戦績と雑感のみ更新したもの

9/26福岡9/13新大阪8/23天王寺千里中央(未更新)/8/15府立第二/8/2大阪住吉区昼夜(未更新)/8/1IMP昼夜7/26神戸→府立第一7/23府立第二7/20阿倍野7/14神戸7/12IMP昼夜6/21IMP昼夜6/14大阪旭区5/31和歌山5/17新大阪5/5尼崎5/3阿倍野4/26神戸4/19IMP昼夜4/18高砂4/12神戸→府立第一4/11府立第一4/10府立第二4/5阿倍野3/22淀川区3/21尼崎昼夜3/12神戸3/8IMP昼夜

更新予定ほか(10/18現在

  • 更新の効率化のため、モバイル端末による速報更新を開始しています。
  • 現在公務多忙、心身不調のため更新作業が遅れております。申し訳有りません。
  • 観戦予定は8/15府立第二、8/23クレオ大阪(同時開催の千里中央スカイAで観戦)、8/30府立第一、9/13新大阪、9/26福岡新人王対抗戦)、9/30府立第二
  • 4月より大阪へ転居し、大阪府立高校の教諭として勤務しております。休日出勤や、平日に有給休暇が取得出来ない場合、生観戦を断念する場合もありますので、ご了承下さい。また、観戦出来なかった試合について、映像資料を提供して下さる方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。

管理人からのお知らせ 管理人からのお知らせを含むブックマーク

  • 08年度の生観戦試合数:481試合全日程終了)
    事情による遅刻分が10試合強ありますが、3年ぶりの500アンダーに。主に経済的な事情後楽園での観戦数が減ったのと、新人王戦のエントリー&試合数減の影響も。
  • 07年度の生観戦試合数:574試合全日程終了)
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2009-09-26-土 09年全日本新人王戦 地区対抗戦(西日本×西部日本)

興行概要および雑感 興行概要および雑感を含むブックマーク

今期の新人王戦も、いよいよ西軍代表を決定するためのトーナメント戦が開始。この日は西軍代表選に先立って行われる地区対抗戦。東日本で言えば準決勝に相当する位置づけとなる。西軍代表決定までは西日本中日本・西部日本3地区によるトーナメント戦で、シード枠・西軍代表決定戦の開催権は3年一周の持ち回り、地区対抗戦に回る2地区のホームorアウェイは、3年に1度対戦する度に交互で持ち回りとなっている。そして今年は、西日本と西部日本による地区対抗戦が福岡で行われ、この勝者が中日本地区代表と名古屋で開催される西軍代表決定戦で対戦する順番である。つまり西日本地区は連戦アウェイという実に過酷なスケジュールを強いられる“受難の年”という事になる。6年前、今年と同じスケジュールで行われた新人王戦は、全日本決勝で大場浩平、中森宏らを擁する西軍代表が互角以上に大健闘しておりゲンの良さもあるのだが、西日本代表にとってはその場に辿り着くまでに地獄を垣間見る事となる。全12階級のうち後楽園ホールリングに立てるのは果たして何人残るだろうか。例年地区代表戦は西日本地区優勢だが、アウェイの不利もあって予断を許さない。

今回の会場となった福岡県クローバープラザ春日は、博多駅から在来線に乗り換えて3駅15分ほど・各駅停車しか止まらない「春日」駅から至近にある公営施設。典型的公共事業で建てられたハコモノといった風情の近代的施設だが、それだけあって造りも立派なもの。キャパシティ1000程度の大ホールも、ひな壇式の移動式客席を設置できるなど、観客に優しい設計になっている。アクセス微妙さと周辺に飲食店ほぼ皆無の不便さは覆い隠しようもないが、ホールそのものだけは大阪キタ辺りに移転させたいほどの良い会場だった。詳細はかなり違うが、アクセスローカル駅一本とか周囲の閑散さなど、雰囲気だけなら高砂市総合体育館と相通じるものもある。

さて、試合の方は全12階級のうち、西日本代表が負傷リタイヤしたフェザー級と、西部日本代表エントリーがいなかったライト級を除いた10階級で実施された。ルールは基本的に西日本と同様だが、2R途中までの負傷ドローになった場合は、負傷していない方の選手が勝者扱いとなるルール採用されている。また、赤コーナーに西部日本代表、青コーナーに西日本代表という形で固定しての入場とされた。

※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。西部日本地区の公式ジャッジの基準は「A」と「B」の間で若干「B」寄りの基準とお考え下さい。

[][]第1試合・フライ級4回戦/○嘉納栄[平仲BS](2R2分20秒TKO樋口裕二郎[オール]● 第1試合・フライ級4回戦/○嘉納栄[平仲BS](2R2分20秒TKO)樋口裕二郎[オール]●を含むブックマーク

[][]第2試合・Sフライ級4回戦/●宮本達矢[平仲BS](判定0−3)川口勝太[オール]○ 第2試合・Sフライ級4回戦/●宮本達矢[平仲BS](判定0−3)川口勝太[オール]○を含むブックマーク

公式判定は古田40-36、牧角40-36、大藤39-37の3−0で川口。駒木の採点は「A」40-36、「B」40-37で川口優勢。

[][]第3試合・Sバンタム級4回戦/○谷口真一[広島三栄](判定3−0)恒岡朗[大星]● 第3試合・Sバンタム級4回戦/○谷口真一[広島三栄](判定3−0)恒岡朗[大星]●を含むブックマーク

公式判定は大藤40-36、桑田40-36、姫野40-37の3−0で谷口。駒木の採点は「A」40-36「B」40-37で谷口優勢。

[][]第4試合・Sライト級4回戦/●高橋甲[ビッグアーム](判定0−3)丸岡裕太[尼崎亀谷]○ 第4試合・Sライト級4回戦/●高橋甲[ビッグアーム](判定0−3)丸岡裕太[尼崎亀谷]○を含むブックマーク

2Rに高橋がダウン1回。

公式判定は牧角40-36、姫野39-36、岩崎39-36の3−0で丸岡。駒木の採点は「A」40-35「B」40-37で丸岡優勢。

[][]第5試合・ウェルター級4回戦/▲西岡徹[スパンキーK](2R負傷ドロー長島勝者扱い)長島謙吾[尼崎]△ 第5試合・ウェルター級4回戦/▲西岡徹[スパンキーK](2R負傷ドロー・長島勝者扱い)長島謙吾[尼崎]△を含むブックマーク

西岡が1Rに圧倒的優勢の中で長島をロープダウン状態に追い込むも、苦し紛れクリンチした長島からタックル気味に押し倒され、その際に右目上を切る負傷。この傷が2Rにパンチを浴びて悪化し、ドクターストップ。規定により長島の勝者扱いとなった。傷は確かにひどかったが、2R終了後に負傷判定採用していれば、ドロー以上で西岡優勢の流れだったために後味の悪さが残った。長島のダウンを宣告しなかった場面も含めてレフェリングミスの疑いが残る試合であったと付記しておく。

[][]第6試合・ミドル級4回戦/●福山和徹[冷研鶴崎](3R2分52秒TKO下野喜道[西日本協会預]○ 第6試合・ミドル級4回戦/●福山和徹[冷研鶴崎](3R2分52秒TKO)下野喜道[西日本協会預]○を含むブックマーク

[][]第7試合・ミニマム級5回戦/△福原辰弥[本田フィットネス](判定1−0福原勝者扱い)霜尾順也[塚原京都]▲ 第7試合・ミニマム級5回戦/△福原辰弥[本田フィットネス](判定1−0福原勝者扱い)霜尾順也[塚原京都]▲を含むブックマーク

公式判定は大藤48-47(福原支持)、桑田48-48、牧角48-48のマジョリティドロー。イーブンとした2名を含む優勢点投票により、多数の支持を受けた福原が勝者扱いとなった。駒木の採点は「A」48-47「B」49-48で霜尾優勢。しかし混沌とした情勢のラウンドが多く、1点差以内の決着ならどちらで勝ちになってもおかしくない内容だった。

[][]第8試合・Lフライ級5回戦/○知念勇樹[琉球](判定2−0)本田衛[JM加古川]● 第8試合・Lフライ級5回戦/○知念勇樹[琉球](判定2−0)本田衛[JM加古川]●を含むブックマーク

公式判定は大藤49-47、牧角48-47、姫野48-48の2−0で知念。駒木の採点は「A」48-47「B」49-48で知念優勢。

[][]第9試合・バンタム級5回戦/○坂本英生[フジタ](判定2−0)山本隆寛[尼崎]● 第9試合・バンタム級5回戦/○坂本英生[フジタ](判定2−0)山本隆寛[尼崎]●を含むブックマーク

公式判定は姫野49-47、桑田48-47、岩崎48-48の2−0で坂本。駒木の採点は「A」「B」いずれも48-47で坂本優勢。

[][]第10試合・Sフェザー級5回戦/△吉田恭輔[福岡帝拳](判定0−1吉田勝者扱い)西永哲也[進光]▲ 第10試合・Sフェザー級5回戦/△吉田恭輔[福岡帝拳](判定0−1吉田勝者扱い)西永哲也[進光]▲を含むブックマーク

2Rに吉田がダウン1回。

公式採点は古田48-47(西永支持)、桑田47-47、岩崎47-47のマジョリティドロー。イーブンとした副審2氏が優勢点投票吉田を支持したため、逆転で吉田が勝者扱いに。駒木の採点は「A」「B」いずれも47-47イーブン。3〜5Rで吉田が明確な優勢を築いた上に、5Rで西永がダウンとされてもおかしくないスリップダウンがあり、このラウンドは10-8吉田としてもおかしくない内容。故に優勢点投票吉田が支持されたのは地元判定ではなく、正当な裁定と言って良いだろう。

興行全体の総括 興行全体の総括を含むブックマーク

西日本勢は3勝4敗3分。引き分けの選手を勝者・敗者扱いに分けると4勝6敗。選手層では大きく見劣る西部日本勢相手に負け越しである。調べてみると、6年前に福岡で行われた対抗戦も西日本が3勝6敗と大きく負け越しており、それ以来の大惨敗という事になる。だが今回は大将格・副将格が力負けで捻じ伏せられてしまった事を考えると、当時よりも状況は酷いかもしれない。

しかも今日西日本勢は内容が良くなかった。闘志溢れる試合振りがこちらの心に届いた選手もいたが、まとめて総括すれば「悪かった」と断じなければならない。勝者組に入った選手でも堂々たる内容で相手を完封したと言えるのは川口ぐらいで、負けに等しい内容の者、相手の不出来に救われた者もいた。敗者組に至っては試合途中で明らかに客席からも戦意喪失した瞬間が確認出来た選手までいる有様だ。自分たちが、どれだけの敗退した西日本グリーンボーイたちの無念を背負い、想いを託されて「西日本新人王」の看板を受け取ったのか。その自覚はあったのか、あったとしてどれほどのものだったのか、改めて問い質したい気持ちに駆られた試合もあった。普通、旅費含めて2万5千円以上もかけて観戦に行き、馴染みの深い選手たちが敗れ去った時は悔しさが沸いてくるのだが、今日の筆者にはそれすらも無かった。在ったのは、ただ失望感だけである。

11月には名古屋で西軍代表戦があり、12月には後楽園全日本決勝がある。例年通り筆者は全試合追いかけるための準備を進めている所である。だが、どうやら今年も全員、あるいは大半の選手たちが敵地で敗れ去る光景を眺め続ける事になりそうだと、この日の試合を観て確信せざるを得なかった。ボクシング関係者が多数閲覧して下さっているこのブログで、このような事を書いてしまったら要らぬ波紋を生じさせるかも知れないと懸念はするが、敢えて書く。今年に関しては、あと2戦はただ起こった出来事を視認し、記録する事だけを目的に観戦する事にしよう。

しかし、しかしだ。それでもそんな筆者の気持ちを、良い意味で裏切ってくれるグリーンボーイたちが現れてくれるのならば、後楽園ホールで歓喜の声を挙げさせてくれるのならば、筆者にとってこれほど嬉しい事は無いのだが。


ところで、この日の西部日本地区の採点・裁定についてだが、採点面では殆ど疑義を差し挟む余地が無かったものの、レフェリング面に関しては「西日本選手ばかりに注意をする」「西部日本選手ブレイク後の攻撃を繰り返したが減点をしない」など、かなり地元寄りと思える裁定が度々見受けられた。また、これは西部地区の特徴であろうか、ヘディングの注意が全般的に緩く、そのため露骨に頭から突っ込む地元選手が多かった。これにペースを乱された西日本選手もいたと思われ、思わぬ形でのアウェイの洗礼を受けていたと特記しておく。

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2009-09-13-日 虎寿司・バンクックKO LIVE(アポロジム主催)

興行概要および雑感 興行概要および雑感を含むブックマーク

アポロジムの9月定例興行、今回も会場は週末の新大阪メルパルクホールである。当初は全9試合が予定されていた今回の興行だが、4回戦1試合とメインの8回戦で西日本移籍緒戦を戦う予定だった新垣勝彦[フジタアポロ]の試合は出場選手の負傷欠場で中止となり、6回戦4試合・4回戦3試合の7試合・32Rという構成になってしまった。4回戦では西日本で1年半ぶりの開催となるヘビー級の試合が、6回戦でも本来なら8回戦を戦うべきA級選手の試合が組まれており、見所が無いわけではないのだが、チケット定価8000円(当日先着割引5000円)の興行としては、些か質・量に欠けるものになってしまったのは残念である。

注目出来るカードピックアップするなら、第6試合に組まれた元東洋ランカー・中川知則[進光]の再起戦か。07年にOPBFタイトルマッチで挑戦失敗、08年2月の再起戦で高瀬司[大阪帝拳]に敗れて以来、1年7か月ぶりのファイトとなる。相手関係は格段に楽になったものの、長いブランクの影響がどこまで出るか、気掛かりな面もある。中川に挑む寺田允[アポロ]は、ここ最近タイ人相手に煮え切らない試合内容が続いているが、ここを足掛かりにして浮上を図りたい。

なお、この日から近藤レフェリーが初お目見え。4回戦全ての試合で副審担当し、先輩レフェリーのつけたスコアの間に収まる採点で無難デビューを果たしている。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。

[]第1試合・Sバンタム級契約ウェイト(55.0kg)4回戦/△新谷隆人[アポロ](判定1−1)池田典晃[エディ]△ 第1試合・Sバンタム級契約ウェイト(55.0kg)4回戦/△新谷隆人[アポロ](判定1−1)池田典晃[エディ]△を含むブックマーク

池田は1Rにダウン1回。

公式判定は宮崎38-37(新谷支持)、半田38-37(池田支持)、近藤38-38の三者三様ドロー。駒木の採点は「A」38-37池田優勢「B」39-38新谷優勢。

[]第2試合・Sライト級4回戦/●大浦純生[泉北](判定0−3)岡本和泰[奈良]○ 第2試合・Sライト級4回戦/●大浦純生[泉北](判定0−3)岡本和泰[奈良]○を含むブックマーク

公式採点は坂本40-37、近藤40-37、宮崎39-38の3−0で岡本。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で岡本優勢。大浦側のリングサイドから不当判定を訴える野次も飛んだが、明確なヒット数で上回った岡本の負けはない試合と筆者は判断した。

[]第3試合・ヘビー級4回戦/○白坂貴昌[BMB](3R1分32秒TKO浦田佳佑[平石]● 第3試合・ヘビー級4回戦/○白坂貴昌[BMB](3R1分32秒TKO)浦田佳佑[平石]●を含むブックマーク

[]第4試合・Sバンタム級6回戦/○山中浩之[大阪帝拳](判定3−0)板倉康友[ハラダ]● 第4試合・Sバンタム級6回戦/○山中浩之[大阪帝拳](判定3−0)板倉康友[ハラダ]●を含むブックマーク

公式判定は宮崎59-56、坂本59-56、野田58-57の3−0で山中。駒木の採点は「A」59-55「B」60-56で山中優勢。

[]第5試合・バンタム級契約ウェイト(53.0kg)6回戦/○鈴木優作[アポロ](3R0分27秒TKO池田寛[レンゴー]● 第5試合・バンタム級契約ウェイト(53.0kg)6回戦/○鈴木優作[アポロ](3R0分27秒TKO)池田寛[レンゴー]●を含むブックマーク

[]第6試合・ライト級6回戦/●中川知則[進光](4R1分45秒負傷判定0−3)寺田允[アポロ]○ 第6試合・ライト級6回戦/●中川知則[進光](4R1分45秒負傷判定0−3)寺田允[アポロ]○を含むブックマーク

中川が1Rに偶然のバッティングで負った右目横の傷が酷くなりドクターストップ負傷判定となった。

4Rまでの採点で争われた公式判定は宮崎40-37、大黒39-37、坂本39-37の3−0で寺田が殊勲の判定勝ち。駒木の採点は「A」39-37寺田優勢「B」39-39イーブン。ラフファイターとアウトボクサーの組み合わせ、ジャッジの判断も割れるかと思われたが、意外なほど明らかなユナニマスデシジョンに。中川の初手から軽打打ち逃げで判定勝ちを狙うファイトスタイルがかなり嫌われた模様。

[]第7試合・ウェルター級契約ウェイト(64.5kg)6回戦/●宇川広之[アポロ](1R2分46秒KO)カツ田中[守口東郷]○ 第7試合・ウェルター級契約ウェイト(64.5kg)6回戦/●宇川広之[アポロ](1R2分46秒KO)カツ田中[守口東郷]○を含むブックマーク

興行全体の総括 興行全体の総括を含むブックマーク

第6試合は負傷判定となる荒れた展開の末に、寺田がアプセットを決めてアポロ勢の勝ち越しに貢献。中川は傷の影響もあったろうが、3Rから明らかに動きに精彩を欠いてしまい、地力上位ぶりを見せるべき所で逆にポイントを失ってしまった。この再起失敗で今後の展望もかなり厳しいものとなったと言えるだろう。寺田はひたむきなアグレッシブさが勝利を呼び寄せた形だが、内容面では大きな前進があったとは言えず、恐らく8回戦で組まれるであろう次戦が試金石となる。

前座では第2試合の岡本、第4試合の山中など、キラリと光る素質を感じさせる選手はいたものの、まだ他の要素に多くの課題を残しており、これからの精進次第といったところ。良い意味で期待を裏切ってくれる好選手・好試合が見られなかったのは残念である。

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2009-08-23-日 WBA女子ミニマム級タイトルマッチ&天王寺興行

を含むブックマーク

最近京阪神地区で興行のバッティングが相次ぐ西日本ボクシング界だが、この日は大阪千里中央天王寺でほぼ同時刻で2興行が開催されるという事態に。幸いにも千里中央興行はスカイAの中継が入り、筆者も両会場の観戦が可能になったが、これからもこのような事が増えると、筆者としては溜息がこぼれるばかりである。

さて、千里中央興行は女子専門ジム・フュチュールジム主催興行。当然のことながら試合は女子中心で、メインも、西日本唯一の女子世界王者・多田悦子[フュチュール]が初防衛戦に挑むWBA世界ミニマム級タイトルマッチ。セミ格の2試合にも実力派の女子選手が揃い踏みで、話題先行の傾向が無くならない女子ボクシング界が、内容面でも実績を残せる最大のチャンスと言えるだろう。

天王寺興行は、正拳ジム主催の若手育成興行。ただし、メインには世界ランカ久高寛之[仲里ATSUMI]を迎えて、グレード的には一般的に行われる中小規模会場での興行と何ら遜色のないものである。

なお、今回筆者は天王寺興行のみ生観戦とし、千里中央興行はテレビ録画中継での観戦となった。そのため、試合結果や手元の採点結果公表の遅れや、興行雑感の記述が欠ける事になるが、この点はご了承願いたい。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。

「To the Future 〜未来へ〜 Vol.04」(フュチュール主催)概要 「To the Future 〜未来へ〜 Vol.04」(フュチュール主催)概要を含むブックマーク

西日本唯一の女子専門ボクシングジム・フュチュールジム主催興行も早4回目を迎える。地元京都に適した開催地が少ないためか、千里中央読売文化センターホールを常打ち会場に地道な活動を続けている。

今回のメインはWBA女子ミニマム級タイトルマッチ。多田悦子が下部団体王者のヤニ・ゴーギャットジム[タイ国]を相手に行う初防衛戦である。王座奪取の試合は府立第一で行われた名城信男防衛戦のセミとして行われたため、多田にとってこれが凱旋試合。これまで千里中央ではチューンナップ試合しか行えていないだけに、千里中央のお客さんに初めて見せるガチ試合という事になる。相手の素性や実力の程は詳細不明だが、せっかくの大舞台、そのタイトルに相応しいレベルの好勝負を期待したい。

この他、セミ格には西日本女子ボクシング界が誇る実力派の2人・真道ゴー[クラトキ]と秋田屋まさえ[ワイルドビート]が出場する2試合が組まれている。両者ともOPBFランキングにも登載され、いよいよタイトル挑戦が視野に入って来ている。落とせない、凡戦では終わらせられない試合が今後続いていく事だろう。試合は全8試合・計44R。うち6試合が女子の試合である。


[][]WBA世界女子ミニマム級タイトルマッチ10回戦/○《王者》多田悦子[フュチュール](判定3−0)ヤニ・ゴーギャットジム[タイ国]● WBA世界女子ミニマム級タイトルマッチ10回戦/○《王者》多田悦子[フュチュール](判定3−0)ヤニ・ゴーギャットジム[タイ国]●を含むブックマーク

韓国人ジャッジ3人による公式判定は李97-93、尹96-94、金96-94の3−0で多田。初防衛に成功した。駒木の採点は95-95のイーブン。手数攻勢で押しまくるタイ人に、カウンタークリーンヒットで対抗した多田の図式。多田は受身に回った分、見栄えが悪いシーンもあったが、小差凌ぎきった形。


その他の試合情報更新はしばらくお待ち下さい。

拳王への道」(正拳主催「拳王への道」(正拳主催)を含むブックマーク

正拳ジムの若手育成ブランド拳王への道」、今回は普段のIMPホールを離れ、天王寺駅から徒歩圏内、市営低下鉄の四天王寺前夕陽ヶ丘駅から至近距離という公営施設・クレオ大阪中央の大ホール舞台に開催される。筆者はこの会場に初訪問なので雑感を付記しておくと、ホールの形状は阿倍野住吉の区民ホールに似たシアター型。ただし、キャパシティは区民ホールより若干大きく、1000前後といったところか。座席数だけならIMPホールより多いかもしれない。奥行きが広い割に座席の角度が緩く、見易さといった点ではIMPより若干見劣りするが、音響・照明設備などハード面はかなり良好。いわゆる「蛮用に耐える」施設である。ただ、交通の便が中途半端で、近隣に飲食店がほとんど無く、来場客からすると微妙に便が悪いのが珠に瑕。やはりIMPホールが使用できない場合の代替施設という位置付けが妥当だろう。

さて、今回の興行は全7試合・計40R。メイン格の久高寛之タイ人相手に行う再起戦が4回戦3試合と6回戦3試合の間に挟まるという変則プログラムだったのだが、これが当日になって第5試合に、さらに興行途中で第6試合にスライドされた。理由は「進行上の理由」とのみ発表されたが、いたずらに他の出場選手や観客を混乱させるのは好ましい話ではない。予備カード扱いされた前座出場選手の気分も余り良くはなかっただろう。「大人の事情」があったのだろうが、この辺は事前検討の余地が大いにあったのではないかと指摘しておく。

また、この日は第3試合終了後に、予告に無かったスポンサー主催ファッションショーと、元プロレスラープロテスト合格したばかりであるゼウスの公開スパーが開催された。ファッションショーは20分以上に及ぶもので、こちらも何とも「大人の事情」を感じさせる催し物であった。ボクシングリングの上に「ハミパン」状態のプロボクサーシャドーボクシングをしてみせたり、半ば下着姿のような女性モデルが闊歩し、ダンスを踊るというのは硬派な関係者・ファンなら眉を顰めるものだったかも知れない。イベントとしての完成度を上げるためのアトラクションなら大変結構だが、観客席を背に向けた方にベクトルの向いた見世物を延々と繰り広げるのはどうかと、筆者からも問題を提起しておきたい。ゼウスのスパーについては対戦相手が現役選手ではなかったため詳報は差し控えるが、現状のゼウスの地力はプロテスト合格レベルそのものであって、それ以上でもそれ以下でもないと報告しておく。相手探しにも事欠くクルーザー級、逆に言えば勝てる相手をいくらでも海外から呼んで来れる状況にあるのだが、今さら体重を2倍した亀田興毅を粗製されても困るわけで、客寄せだけで終わらない本格的な選手となるような育成をお願いしたいものだ。

なお、この日は同時開催の関係上、A級レフェリーライセンス保持者が3人しかおらず、中日本地区から石川レフェリーの応援を得て興行を実施した。

[]第1試合・Sフライ級4回戦/●井戸貴典[正拳](2R2分31秒TKO高尾俊介[JM加古川]○ 第1試合・Sフライ級4回戦/●井戸貴典[正拳](2R2分31秒TKO)高尾俊介[JM加古川]○を含むブックマーク

[]第2試合・フェザー級契約ウェイト(56.0kg)4回戦/●今村則之[正拳](判定0−2)山崎淳[ウォズ]○ 第2試合・フェザー級契約ウェイト(56.0kg)4回戦/●今村則之[正拳](判定0−2)山崎淳[ウォズ]○を含むブックマーク

公式判定は松永39-38、大黒39-38、宮崎38-38の2−0で山崎。駒木の採点は「A」「B」いずれも39-37で今村優勢。筆者は今村の攻勢点を採ったが、公式ジャッジは頭の低い突進を嫌い、山崎迎撃を評価した様子。

[]第3試合・Sフェザー級契約ウェイト(58.0kg)4回戦/●大野拳也[正拳](1R2分36秒TKO)玉井克昌[ウォズ]○ 第3試合・Sフェザー級契約ウェイト(58.0kg)4回戦/●大野拳也[正拳](1R2分36秒TKO)玉井克昌[ウォズ]○を含むブックマーク

[]第4試合・フェザー級6回戦/●東昭蔵[正拳](2R0分54秒TKO)冨田聖登[ウォズ]○ 第4試合・フェザー級6回戦/●東昭蔵[正拳](2R0分54秒TKO)冨田聖登[ウォズ]○を含むブックマーク

[]第5試合・ライト級6回戦/○松原勇太[正拳](判定2−1)水貝和広[高砂]● 第5試合・ライト級6回戦/○松原勇太[正拳](判定2−1)水貝和広[高砂]●を含むブックマーク

公式判定は宮崎58-56、石川58-57(以上、松原支持)、大黒58-57(水貝支持)のスプリット松原。駒木の採点は「A」58-56水貝優勢、「B」59-58松原優勢。クリンチと膠着が多く、採点の決め手の無い展開に終始。水貝に分の良い内容にも見えたが、攻勢点を稼いだ松原にジャッジが味方した形。

[]第6試合・Sフライ級10回戦/●ラッタデート・ポーティティマ[タイ国](7R1分14秒TKO久高寛之[仲里ATSUMI]○ 第6試合・Sフライ級10回戦/●ラッタナデート・ポーティティマ[タイ国](7R1分14秒TKO)久高寛之[仲里ATSUMI]○を含むブックマーク

[]第7試合・Sライト級6回戦/○巴山宏知[正拳](5R終了TKO井上亮[陽光アダチ]● 第7試合・Sライト級6回戦/○巴山宏知[正拳](5R終了TKO)井上亮[陽光アダチ]●を含むブックマーク

5R終了後、ダメージの色濃い井上陣営が棄権を申し出て試合終了。TKO裁定となった。

興行全体の総括 興行全体の総括を含むブックマーク

率直に言って全体的に低調だった。KO決着こそ多かったが、負けた選手の内容が悪すぎたケースもまま見受けられ、また、全ての時間を通じて殆ど見せ場の無いままズルズルと時間だけ空費するような試合も6回戦以上で多く見られた。メインの久高も1Rで仕留め損なうと、あとは攻めの連続性に欠ける悪癖が出て凡戦モードに転落した。試合を“大胆に”打ち切るタイプ宮崎主審でなかったら判定決着も十分有り得ただろう。

興行面の演出は回を追うごとに良くなっているのだが、それはその演出に相応しい試合内容が伴わねばならない、という事でもある。派手な入場シーンが最大の見せ場では困るのである。出場選手、特に主催者側の正拳ジム勢の皆さんには、自分たちに課せられたハードルが高くなっているという事を自覚してもらいたい。

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2009-08-15-土 09年度西日本新人王戦決勝(西日本協会主催)

興行概要&雑感 興行概要&雑感を含むブックマーク

今年度の新人王戦線は早くも佳境を迎えた。今年は地区対抗戦のスケジュールが詰まっている上、エントリー人数が少ないことも影響して、通常より2週間ほど前倒しの日程で西日本新人王戦決勝が行われる。全12階級のうち、ミドル級が前日の時点で選手棄権による試合中止が確定し、実際に行われるのは11試合。それでも計50Rだから、1回の興行としてはかなりの長丁場になる。

今期は全体的に層の薄さが目に付くが、それでもハードパンチャーが豊作で、上手くいけば全日本決勝まで望みが繋げられる好素材が粒揃いである。この後は福岡名古屋の敵地連戦となるが、アクシデントや金星献上無く、1人でも多くの逸材が後楽園ホールキャンバスを踏むことを、そして悲願の優勝旗を箱根の山から西へ持ち込む大活躍を果たしてくれるのを願って止まない。

なお、新人王戦は地区決勝以降は出場選手が両方ともB級の資格を持つ場合、5回戦で行われる。但し、2ノックダウンで自動的KOとなる特例ルールが適用される。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。

[][]第1試合・ミニマム級4回戦/○霜尾順也[塚原京都](2R2分12秒TKO松本直樹[大阪帝拳]● 第1試合・ミニマム級4回戦/○霜尾順也[塚原京都](2R2分12秒TKO)松本直樹[大阪帝拳]●を含むブックマーク

[][]第2試合・Lフライ級4回戦/●沖田英志[正拳](判定0−3)本田衛[JM加古川]○ 第2試合・Lフライ級4回戦/●沖田英志[正拳](判定0−3)本田衛[JM加古川]○を含むブックマーク

沖田は1Rにダウン1回。

公式判定は坂本39-36、宮崎38-37、野田38-37の3−0で本田。駒木の採点は「A」38-37「B」40-37で本田優勢。

[][]第3試合・フライ級5回戦/○樋口裕二郎[オール](判定2−0)別所航平[堺F興和]● 第3試合・フライ級5回戦/○樋口裕二郎[オール](判定2−0)別所航平[堺F興和]●を含むブックマーク

公式判定は坂本48-47、半田48-47、原田48-48の2−0で樋口。駒木の採点は「A」48-47樋口優勢「B」48-48イーブン。

[][]第4試合・Sフライ級5回戦/○川口勝太[オール](判定3−0)青木一平[正拳]● 第4試合・Sフライ級5回戦/○川口勝太[オール](判定3−0)青木一平[正拳]●を含むブックマーク

公式判定は坂本49-47、松永49-48、宮崎48-47の3−0で川口。駒木の採点は「A」50-45「B」50-46で川口優勢。公式ジャッジは青木の手数を最大限重視した形だが、明確に“クリーンヒット”“ディフェンス”要素で優位に立ち、“リング・ジェネラルシップ”要素でも五分以上の川口にこの小差は気の毒という印象。

[][]第5試合・バンタム級5回戦/●仲田雅宗[八尾](1R1分36秒TKO山本隆寛[尼崎]○ 第5試合・バンタム級5回戦/●仲田雅宗[八尾](1R1分36秒TKO)山本隆寛[尼崎]○を含むブックマーク

[][]第6試合・Sバンタム級4回戦/▲細川智弘[六島](判定1−1恒岡勝者扱い)恒岡朗[大星]△ 第6試合・Sバンタム級4回戦/▲細川智弘[六島](判定1−1恒岡勝者扱い)恒岡朗[大星]△を含むブックマーク

公式判定は原田40-36(恒岡支持)、坂本39-38(細川支持)、松永38-38の三者三様ドロー。イーブンとした松永副審の優勢点投票により恒岡が勝者扱いに。駒木の採点は「A」38-38「B」39-39イーブン。原田副審の採点は恒岡の攻勢点を細川の主導権支配より優位とした、ある意味一貫的な見方か。確かに採点が割れそうな試合内容だったが……

[][]第7試合・フェザー級5回戦/○高埜剛[尼崎亀谷](1R2分14秒KO)橋本和樹[真正]● 第7試合・フェザー級5回戦/○高埜剛[尼崎亀谷](1R2分14秒KO)橋本和樹[真正]●を含むブックマーク

[][]第8試合・Sフェザー級5回戦/○西永哲也[進光](判定3−0)大谷康晴[クラトキ]● 第8試合・Sフェザー級5回戦/○西永哲也[進光](判定3−0)大谷康晴[クラトキ]●を含むブックマーク

公式判定は宮崎49-46、半田49-46、北村49-47の3−0で西永。駒木の採点は「A」49-46「B」50-46で西永優勢。

[][]第9試合・ライト級5回戦/●渡部“伊予守”雅之[西日本協会預](判定0−3)鈴木悠平[真正]○ 第9試合・ライト級5回戦/●渡部“伊予守”雅之[西日本協会預](判定0−3)鈴木悠平[真正]○を含むブックマーク

公式判定は坂本50-46、原田49-47、松永49-48の3−0で鈴木。駒木の採点は「A」「B」いずれも49-46で鈴木優勢。

[][]第10試合・Sライト級4回戦/●村上拳弘[神拳阪神](判定0−3)丸岡裕太[尼崎亀谷]○ 第10試合・Sライト級4回戦/●村上拳弘[神拳阪神](判定0−3)丸岡裕太[尼崎亀谷]○を含むブックマーク

公式判定は野田40-36、原田40-37、半田40-37の3−0で丸岡。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で丸岡優勢。

[][]第11試合・ウェルター級4回戦/○長島謙吾[尼崎](判定3−0)武田英憲[JM加古川]● 第11試合・ウェルター級4回戦/○長島謙吾[尼崎](判定3−0)武田英憲[JM加古川]●を含むブックマーク

公式判定は半田40-36、北村40-36、野田40-37の3−0で長島。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で長島優勢。

[][]第12試合・ミドル級4回戦/■藤原直人[仲里ATSUMI](藤原棄権のため不戦勝下野喜道[西日本協会預]□ 第12試合・ミドル級4回戦/■藤原直人[仲里ATSUMI](藤原棄権のため不戦勝)下野喜道[西日本協会預]□を含むブックマーク

三賞表彰 三賞表彰を含むブックマーク

MVP

山本隆寛[尼崎バンタム級]

技能賞

鈴木悠平[真正/ライト級]

敢闘賞

高埜剛[尼崎亀谷/フェザー級]


MVP敢闘賞は1RKO勝ちの2人で文句無し。しかし、技能賞は大いに疑問を呈する授賞。今日鈴木は空回りが目立ち、プロ入りで初めてKO勝ちを逃すという不本意な試合内容。これに技能賞を与える見識というものが皆目分からない。筆者は堅実な好守で強打者を封じたSフライ級川口、あるいは見事なノックダウンを奪ってハイレベルな内容の試合を制したLフライ級本田を推す。

興行全体の総括 興行全体の総括を含むブックマーク

興行前半の軽量級では好試合・迫力満点のKOシーン続出で西日本新人王戦決勝に相応しいクオリティに。しかしSフェザー級以降は凡戦が目立ち、特にKOやノックダウンが期待された鈴木長島には次戦以降での奮起を強く促したいと思う。

筆者が今日の試合の中で特筆したい選手は、やはり山本、高埜、次にミニマム級と思えぬハードヒットでワンパンチKOを見せた霜尾をピックアップしておく。西軍の選手全日本決勝を制するには何は無くともパンチ力。この三人は是非とも年末決戦まで欠けないでいて欲しい。 

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2009-08-14-金 西日本新人王決勝直前展望・2

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引き続き、西日本新人王決勝の展望をお送りする。

[]フェザー級展望 高埜剛[尼崎亀谷]×橋本和樹[真正] フェザー級展望 高埜剛[尼崎亀谷]×橋本和樹[真正]を含むブックマーク

フェザー級は昨年に続いて強打者タイプ2名が勝ち上がり。今回は共に右の強打がキラーショット、そして守備面に不安を抱えており、ファイトスタイル長所短所共に一致しているという珍しい組み合わせになった。高埜は昨年も決勝進出、今期も有力候補を2タテする濃密なキャリアバックボーンに「2度目の正直」を目指す。橋本準決勝でパワーファイターを粉砕してきた勢いでここも乗り切りたい。1Rからクリーンヒットが交換される激しい試合が予想される。消耗戦になってズルズル行かない限りは短時間で決着がつきそう。現時点で完成度の高い高埜を優位と見るが、勝負の見通しは全くもって不透明だ。

[]スーパーフェザー級展望 西永哲也[進光]×大谷康晴[クラトキ] スーパーフェザー級展望 西永哲也[進光]×大谷康晴[クラトキ]を含むブックマーク

今期のSフェザー級戦線はやや小粒な印象。しかし成長の跡を見せた新勢力と戦前からの有力候補が勝ち上がり、一応の形は整った。

西永は、以前は攻守共に粗い印象があったが、今年に入って当て勘が良くなり、それに伴ってアグレッシブに仕掛けてジャブ起点のコンビネーションを決めるという自分の型が出来上がった。下り気味のガードが気になる所があり、まだまだ安心して見られないが上り調子の強みがある。

大谷は精度の高いフック中心の攻めが持ち味。カウンタータイミングもセンスを感じさせるが、スピード面でやや難あり、攻防分離の傾向もあってゲームメイク課題を残している。しかし、ここまで苦戦しながらも小差の優勢を決して手放さなかった勝負強さは買える。

勝敗予想をしろと言われると困難を極める互角のカード大谷が西永の守備難を咎めて有利に進める可能性もあるが、詰めの甘さが響いて手痛い反撃を食らうパターンもありそう。

[]ライト級展望 渡部“伊予守”雅之[西日本協会預]×鈴木悠平[真正] ライト級展望 渡部“伊予守”雅之[西日本協会預]×鈴木悠平[真正]を含むブックマーク

鈴木の勢いが止まらない。今期は1回戦の第1Rで立ち上がりに失敗して出遅れたが、その後は吹っ切れたような攻勢でKO勝ち。続く2回戦も有力候補相手に3回ノックダウンという圧倒的な試合内容で圧勝した。左フック、右ストレート破壊的な威力とパワー溢れる攻勢を止められるグリーンボーイは西軍に居るのか、と思わせるほど。

渡部はスピード感のあるアウトボクシングを得意とする。“新人”の括りで言えば長い3年のキャリアで身についた試合勘の良さも窺わせ、既に7勝の戦績に相応しい渋いファイトが光っている。ただ、オープンブローが目立ちがちな所、ガードの甘さが時折顔を覗かせるところなどがあり、やや大味というか決め手に欠ける所も目に付き始めている。

試合は、やはりここまで来る敵来る敵を薙ぎ倒して進軍する鈴木が優勢の見立てとなる。渡部は懸命にスピードで凌ぎながら手数でポイントを稼ぎたい。鈴木の数少ない弱点である、バックステップ時にガードが上がる所を突ければ面白いが、かなりリスキーな賭けとなるだろう。

[]スーパーライト級展望 村上拳弘[神拳阪神丸岡裕太[尼崎亀谷] スーパーライト級展望 村上拳弘[神拳阪神]×丸岡裕太[尼崎亀谷]を含むブックマーク

参加6名の上、昨年準Vの松本棄権するという荒れた展開のSライト級戦線

愚直に突進して来る相手を小気味良い迎撃で退けた丸岡は、4戦4勝(3KO)という戦績を額面通りは受け取れないがパンチ力は標準以上でスピードもマズマズ。精度面も改善の兆しが見えているが、準決勝でも集中力と体力を消耗した後半には雑になっており、この辺りが心配。

村上は今季緒戦では、劣勢な前半戦を強引な密着ボディ狙いで挽回して勝利をもぎ取った。ただ、技術的には随分と心許無い所があり、大振りフック中心の上にガードが甘い所も以前は見受けられた。

現状の戦力比較では丸岡スピードパンチ力で上回っており有利。但し、村上が再び強引に出て泥仕合となれば情勢は混沌として来るだろう。ともかくも他地区との対抗戦に向けて良い材料が1つでも欲しい。

[]ウェルター級展望 長島謙吾[尼崎武田英憲[JM加古川] ウェルター級展望 長島謙吾[尼崎]×武田英憲[JM加古川]を含むブックマーク

ルーキー中心のトーナメントとなった今年のウェルター級トーナメントだが、結局キャリアの長い大器晩成型の2人が残った。

長島は3連続KO勝ちと今期絶好調。スピード不足の面は否めないが、この階級ではその弱点もそう目立たないようだ。増量で強化されたパワー・パンチ力も試合の中で上手く機能し、ここまで結果を残せている。まだまだ粗削りな面が抜けないのがどうかだが、いよいよ西日本制覇に王手

武田エントリー時に未勝利5敗1分というところからの2連勝。この階級にしてはスピードに優れており、これが日々の鍛錬の成果と上手く噛み合い始めたものと思われる。ただ、パンチの威力・精度には不安が残り、まだ完成しているとは言い難い。

試合は攻める長島迎撃する武田、という展開になるだろう。武田スピードを活かしてアウトボクシング長島を翻弄したいが、空振りの多い牽制で足止めできるかどうか。自力でKO勝利を手繰り寄せられるだけ優位な長島パンチ力の差を自覚して落ち着いて攻めたい。

[]ミドル級展望 藤原直人[仲里ATSUMI]×下野喜道[西日本協会] ミドル級展望 藤原直人[仲里ATSUMI]×下野喜道[西日本協会]を含むブックマーク

試合前日になって藤原棄権か、という未確認情報が入って来た。だとすると、今期は参加4選手中2名が棄権、僅か1試合のみで西日本新人王が決せられるという何とも拍子の抜けるトーナメントになってしまうが……

もし試合が挙行されるとすれば、プロ未勝利ながら軽いステップワーク、手堅いブロッキングが光る藤原が復帰2戦目で真価を発揮し、下野を苦しめる事だろう。ただ、試合後半になれば下野がスタミナに不安のある藤原を逆に追い詰め、ジリジリと挽回、あるいは差を広げる展開になるのではないか。

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2009-08-13-木 西日本新人王決勝直前展望・1

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今期の西日本新人王戦は8月決戦。エントリー減と敵地連戦が続く地区対抗戦シリーズ考慮しての日程前倒しとなった。体調管理の難しい猛暑の時期に大一番を迎える選手にとっては試合前日、体重計に乗るまでが厳しい戦いとなっているだろうが、是非とも万全の体調でリングに上ってもらいたい。

なお、今期の決勝展望は筆者の公務多忙諸般の事情により、例年より簡易的なフォーマットに直させて頂く。悪しからずご了承願いたい。

[]ミニマム級決勝展望 霜尾順也[塚原京都松本直樹[大阪帝拳] ミニマム級決勝展望 霜尾順也[塚原京都]×松本直樹[大阪帝拳]を含むブックマーク

緒戦が不戦勝で、昨年10月以来の試合となる松本。戦績は2勝2敗だが、敗れた相手は今期Lフライ級ファイナリスト本田と、対戦相手の霜尾を最後まで苦しめた岩橋。これまでの試合内容も戦績を超越した高レベルにあり、スピードと圧力豊かな好戦的スタイルから繰り出される精度の高い連打を捌ける選手は4回戦に何人いるだろうか。今回も、ブランクが多少気になるものの、総合力の高さを前面に押し出して大差判定勝ちを窺う。

対する霜尾は、優勝候補筆頭を降しての堂々の決勝進出。ミニマム級の域を超えた破格の威力を誇る右強打は今回もノックダウンが計算できる武器となるだろう。ただ、スピードとスタミナという両ファクターで見劣りが否めず、試合展開に注文がつくのが泣き所だ。1Rに出来るだけダメージを蓄積させておき、松本の動きを鈍らせてチャンスを手繰り寄せたい。やや松本に分が良いが、どちらにも勝機はあり混戦ムード

[]ライトフライ級決勝展望 沖田英志[正拳]×本田衛[JM加古川] ライトフライ級決勝展望 沖田英志[正拳]×本田衛[JM加古川]を含むブックマーク

実績・実力上位の選手が順当に勝ち上がり、西日本新人王決勝に相応しい好カードに。準決勝で優勝候補対決を制した本田は4勝(4KO)の強打者。打たせながらもカウンター一撃で相手をキャンバスに沈めたシーンは圧巻だった。サウスポー相手では多少勝負勘が鈍る面もあるが、今回も右利き相手だけに能力を存分に発揮できることだろう。今回も強敵相手で油断ならないが、唯一の敗戦現在A級の帝里木下[千里馬神戸]という濃密なキャリアがこの大きな舞台での勝負度胸に繋がるはずだ。

沖田はダッキング上下打ち分けの利いた攻防一体の試合運びが持ち味。自分から攻めても迎撃しても対応出来る柔軟性もあり、4回戦レベルでは間違いなく上位級の地力の持ち主。ただ、パンチ力に物足りない所もあり、この相手では軽打をいくら決めても判定では“交換レート”の差で辛い点をつけられる恐れも。勝負の行方は、攻撃力で勝る本田がやや優位。キラーの左フックを中心に攻め立てていくだろうが、狙い過ぎは禁物。沖田は主導権を先取し、相手の攻め気を挫くタイミングで連打を当てて根気強くポイントを集めて行きたい。

[]フライ級決勝展望 樋口裕二郎[オール]×別所航平[堺F興和] フライ級決勝展望 樋口裕二郎[オール]×別所航平[堺F興和]を含むブックマーク

樋口は大振り傾向ながら、アグレッシブな攻勢の中で放つ狙い撃ちの精度が高いという相手にしてみれば実に厄介な選手新人王戦は再挑戦で、昨年の敗退後もオープン戦で試合を重ねて地力をつけて来た。動きの大きい燃費の悪いファイトスタイルが災いし、ラウンド後半に大味な動きになってしまうのがウィークポイント

別所はジム所属僅かに1人という厳しい環境の中で徐々に地力をつけて来た、かつての名越光紀[新日本大阪]、張飛[明石・故人]を髣髴とさせる晩成・努力型の選手。昨年、堺フェニックス興和ジム所属選手としては実に17年ぶりの勝ち星を挙げて以来、3連勝でここまでコマを進めて来た。全体的な地力はまだ発展途上という感もあるが、ソツ無くまとまった攻守と回転の利いた手数攻勢が持ち味だ。

試合は地力でやや優る樋口が豪快な強打攻勢で主導権を握る展開になりそう。別所は粘り強く喰らいついて、樋口が失速した所に手数を集めてジャッジにアピールしたい。

[]スーパーフライ級決勝展望 川口勝太[オール青木一平[六島] スーパーフライ級決勝展望 川口勝太[オール]×青木一平[六島]を含むブックマーク

優勝候補の2人がキッチリと結果を出し、実力伯仲の好カードが実現した。川口は堅実な守備と回転の利いた連打に試合巧者ぶりがミックスされた好選手。ただ、準決勝では決定力不足も垣間見え、優勢のペースを手放す可能性について不安が残る。対する青木好戦的ハードパンチャー。ハンドスピード・威力兼備の拳でここまでKO、ノックダウンの山を築いて来た。しかしこちらもトーナメントを戦う中で守備面の甘さが見え隠れ。被弾数の多さに不安を禁じえない内容が続いている。

高いレベルで互いの長所短所を絡み合わせる白熱した試合が予想される。川口が先手を獲ってポイントを稼ぐところ、青木が反転攻勢のタイミングを窺い、一気に勝負に出る展開になるのではないか。川口は後半のスタミナ切れ、青木は序盤に勢いで持っていかれる事を警戒したい。試合前の時点で情勢は五分五分。

[]バンタム級決勝展望 仲田雅宗[八尾山本隆寛[尼崎] バンタム級決勝展望 仲田雅宗[八尾]×山本隆寛[尼崎]を含むブックマーク

山本は昨年のデビュー以来4連続2R以内KOの快進撃。守備面で大いに不安材料があり、ここまで相手のハードパンチを喰ってダウン寸前の場面も1度や2度ではなかったが、すぐさま威力抜群の強打を見舞って逆転勝ちを収めている。注文をつけたい所はたくさんあるが、とりあえず現時点の戦力でどこまで行けるのか見届けてみたいスケールの大きな逸材である。

対する仲田は2度目の挑戦。昨年は、後の西軍代表・加藤毅[ヨシヤマ]にスプリット・デシジョンまで追い込む大健闘を見せている。今期も緒戦ではヒット&アウェイで右フック・左ストレートを決める理想的な試合運びで有力候補を完封している。ただ、攻めに逸った時に精度が鈍る時があり、これが今回出ると致命傷に繋がりそう。

試合は、前回の再現を狙う仲田がヒット&アウェイで山本を翻弄しつつヒット数を稼ぎに行くだろう。山本がそのプランを剛腕で破壊出来るのかどうか、という展開になる。4Rフルに凌がねばならない仲田に対し、12分のうち数秒チャンスが有れば良い山本が優位に立っているのは間違いないだろうが、山本サウスポーとの相性やスタミナ面など未知の要素も多く、大方の予想を覆す展開となっても驚けない。

[]スーパーバンタム級決勝展望 細川智弘[六島]×恒岡朗[大星] スーパーバンタム級決勝展望 細川智弘[六島]×恒岡朗[大星]を含むブックマーク

細川はここまで6戦6勝。抜群のスピードで主導権を決して手放さない試合振りが身上。しかしKO数ゼロというデータが表すように非力さが目立ち、準決勝ではボディブローを喰って失速するなど体力的な脆さも見せた。それでも攻撃精度面の改善など、試合を重ねて地力をつけて来ており、今後の成長も楽しみな選手ではある。

対する恒岡は当て勘の良いパワーパンチで、ここまでの3戦全てKOまたはノックダウンを奪取している強打者。体の堅さが目に付き、ボディワークなどの守備面でそれが災いしている面も見受けられるが、それが逆に高い攻撃力に繋がっている様子。

パワーで押す恒岡の攻勢を、細川がどうスピードで捌きつつ軽打でポイントを稼いで行くかという、典型的ファイター×アウトボクサーの試合展開になるだろう。総合力では細川がやや優位と見るが、ジャッジを味方につけられそうな恒岡が後半ラウンドに追い込んで際どい判定勝負になる公算が大。細川は前半ラウンドでヒットを集めて恒岡を出来る限り消耗させておきたい。

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