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コマヤド7*** このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2011-12-31

[][] 未来は僕らの手の中  -ペンペン草くらいは生えかねない 131-


16歳の彼らにとっては,真夜中がやって来ることは世界を牛耳る事に等しかった。

特に音のない真冬の真夜中は,闇は,世界をすっかり静止させるに違いない。いや,実際に皆の呼吸も希望もシステムも,全て静止していると彼らは信じていた。


何故なら彼らは透明人間のようなものだ。いてもいなくても本来どうってこともない。彼らは世界の一部でしか無い。それもほんのほんのほんの一部だ。彼らはそれを無意識に感じている。知らないうちに,知っている。僕らはほんの一部で,その一部が突然なくなった所で世界にはなんの影響もない。

そんな彼らのために真夜中はきっと存在していて,停止した世界に透明人間な存在の彼らだけが,誰よりもイキイキと世界を握りしめる事が出来る。

彼らは少なくともその時,16歳の冬の夜,本当にそう信じていた。


彼らはそんなうんと透明な夜,世界を牛耳る一歩手前の真冬の真夜中に,オナニーの方法について熱く討論している。


「僕は左腹を下にして横にならないと無理だね。使用するのは利き腕の右手だ。ちなみにズボンは太ももの途中まで下ろす。下ろしすぎは良くない」

「そりゃ平和ボケした方法だな。オレは立ち膝だ。ズボンは膝まで下ろすが,何があってもすぐにあげられる利点がある」

「何が平和ボケだよボケが。お前の方が母ちゃんや姉ちゃんに見つからないためのチキンポーズじゃん」

「チキンって誰に言ってんだ?あ?やるかこら!オレは藤波よりつええぞ」

「何がドラゴン藤波だ。てめえのちんこがジュニアヘビーだろうが!チキンポーズでかかって来いコラ!」


ここでしばしプロレスごっこ。


「はあはあ。。おいコータ。お前は?お前のファイティング・ポーズ」

「僕は。僕は普通だよ……」


おい。普通って何だよ。言えよ。やれよ。だってさ見てごらん。僕らは今ちんここそ出していないが,まさにその瞬間の格好で,お前のファイティング・ポーズをワクワクしながら待っているんだぜ。なんならちんこくらいなら出してもいい。何の問題もない。僕たちの真夜中に,お前のファイティング・ポーズを決めてみせろ。この4畳しかない僕の下宿で,3人のファイティング・ポーズをもう寝ちまってるだろう,らぶりーベイベーちゃんに捧げようぜ。


「僕は。僕は好きな子でそんなことはしない」


彼らはキメキメのポーズを取ったまま,一瞬心の底からブルーになった。そして愛とは何かをコータに投げかける。長い議論の末の3人の結論は「女の子のおっぱいを生でみてみたい」だった。白んで来る窓の向こうではシラけた雪が音もなく降っている。その雪をキラキラと照らす光が見えたと思ったら,下宿のすぐ横を貨物列車が通り過ぎた。朝の合図だ。彼らが世界のほんの一部に戻る合図だ。そして決まってこのくらいの時間,不思議なくらいの睡魔が押し寄せる。彼らは世界の首根っこを掴んでグリグリし,しかしタップはギリギリさせられず,長い長い名勝負を続けるために眠る。


誰も喋らなくなった4畳の部屋に,小さなソニー製コンポから小さな音でロックンロールが鳴り続ける。僕は闇に引きづられて落ちていく寸前,大好きなあの娘のおっぱいを想像しながら,その歌詞を闇の中で,大人になってしまった見知らぬ彼女に呟き,歌う。




生きている事が大好きで 意味もなく興奮してる

一度に全てを望んで マッハ50で駆け抜ける

くだらない世の中だ ションベンかけてやろう

打ちのめされる前に 僕ら打ちのめしてやろう




朝とも夕方とも取れる空を見上げ,アクビをする。

どんよりとした灰色の,いつもどおりの冬空が開けた窓から広がる。

彼らは「さみいよ。閉めろよ」と寝ぼけまなこで注文を出す。

「おいコータ。お前,どうやってやんの?」ともう一回窓を閉めながら聞いてみる。

「…僕は普通だ。あおむけ」

ええええ!と二人の仰天した声が空に響く。そして大きな笑い声と,コータの焦る言動の数々。

その声と動きは窓ガラスを叩き壊し,灰色の空を切り裂き,光の向こう側,遠い遠い未来にまで突き刺さった。

結果,はじけ飛んだかもしれない。

そこまでは見えなかったし,どうでもいい。でもこれだけは言える。コータお前変だよ。なんか一番ファイターだよ。最強だよ。最恐だ。そしてもう一つ,


未来は僕らの手の中!


間違いない。僕らは未来の首根っこだっていつでも掴めるんだ。もちろん,今でもね。





---

コータは耳を真っ赤にして,はしゃいで飛び回る二人に向かってこういう。

「僕は普通。。じゃないのか?」

彼らはお腹を抱えて笑い,そのまま仰向けでオナニーする真似を二人同時に行い,コータの耳はより真っ赤になった。

「普通ってなんだよ。三人とも違うんだからわかんねーーーよ!うっ!どp」


灰色の空に太陽は上りきり,彼らは世界の一部のまま,いつまでも笑い転げた。


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2011-12-25

[] 僕のサンタさん  -ペンペン草くらいは生えかねない 130-


娘が生まれて2年と2ヶ月が経った。

昨年と比べると,彼女が一人で出来ることはたくさんたくさん増えた。

例えば。

歌う。踊る。嘘泣きをしてこちらの様子をみる。いっちょまえにイビキをかいたり謎の寝言をつぶやく。

僕のへそを見るとグリグリ指をねじ込もうとする。あっとこれは去年と変わらない。


そしてなにより好みや機嫌を伝達すること,すなわち言語の切れ端を使い始めた。

これは我々のような発想が貧困な大人にとってはとても便利かつ分かりやすい。なにより世話が楽になり,楽しくなった。

例えば。

僕が食事をしていると一口毎に「おいしー?おいしー?」と何度も聞いてくる。

僕は毎度,まるで初めて味わったもののように「おいしーー!」とリアクションする。

娘はニコニコと笑い,右手にフォークを持っているにも関わらず,左手で鷲掴みしたゴハンを自分の口に運ぶ。

あまり気に入らない味だと,二口めからは僕の口に素手で放り込んでくる。そしてやはり「おいしー?おいしー?」と何度も聞く。

僕はまるで初めて味わったもののように「おいしーーー!」とより誇大にリアクションする。


僕や妻や祖父母の彼女に対する愛情は一層深まり,僕の休日のささやかな楽しみは,彼女に歌を教え一緒に歌うこととなった。

本当にありがちな,文章にしても特に面白くも何とも無い日常がここにある。


反面,僕は死を身近に考えるようになった。

特に具体的にそういった兆候が自分にあるわけではないけれど,それはいずれ,突然やって来るんだろう。

時間が限られているのはわかっているのに,それがどの位なのか分からないのはとても不便なものだ。計画のたてようがない。



---

そういえば今日はクリスマスだ。僕はこの日を良い日だと思えた試しがほとんどない。

自分に「サンタの格好とかしちゃって浮かれて楽しんでる人」をやる,あるいは楽しんでることを演じる能力が微塵もない事を呪う日である。

お付き合いしてきた人や妻にも,このローテンションをとても申し訳なく思う。

生まれや育ちにおける幼少時代のトラウマが大いに関係あって,子どもの頃は本当に本当に悲しい思い出が多い。だがその元凶の一部である母は数年前,

「クリスマスイブに再婚しちゃった(ハート)」などと65歳の時に電話してきた。まあそれは別にどうでもいいんだけれど。



まあおかげ様でいろいろ相まって,行き場の無い,言葉にならない過去の想いはカラカラと音を立て,この日の僕に毎度降臨する。

クリスマスケーキは苦味を一瞬僕に覚えさせ,テレビの脳天気なタレント達は孤独な亡霊を彷彿とさせる。メリークリスマスという言葉には呪詛的響きすら感じる。

要するに僕はクリスマスが苦手だ。


でも娘はまだクリスマス自体をよくわかっていない。

サンタの格好をした人を怖がり,ケーキを準備すれば辿々しくハッピバースデートゥーユーと歌いだす。




---

僕には僕の解決できない問題がある。これはわりと僕にとってはシリアスな事柄だ。残念ながら過去は治せないからね。でも君はそんなの知らない。クリスマスも何だか分からない。うん僕はクリスマスが苦手だ。でも君は好きになるかも知れないね。僕はサンタの格好なんかきっと出来ない。君をがっかりさせることになるかも知れない。いやあるいはくだらないトラウマに打ち勝って,君のワクワクした瞳の期待に答えようとするのかもしれない。正直わからない。でもきっと出来ない可能性の方が大きい。


でも一個だけ去年決めた。僕は君に毎年本を贈ることは欠かさないと決めた。おもちゃのほうがいいかい?それはそれでサンタクロースにお願いするといい。僕はクリスマスに,君に本を贈り続けようと思う。去年も今年も絵本だったね。来年は?再来年は?君が思春期に突入したら?それを考えるのはとても楽しい。それって僕にとっても悪くないクリスマスじゃないか。なんだ,君は。君こそ,サンタクロースなんだろう。


僕が死んじゃったとしても,本棚の奥にホコリを被った本たちがたくさん並んでるだけで,充分嬉しい。

いつかオトナになった君が手に取るかも知れないと思うだけで,物凄くワクワクする。



---

書店で今年の絵本を購入し,駅に向かう。街の喧騒はまさにクリスマスのソレで,落ち着かない僕は君を抱っこしたまま急ぎ足で駅構内を歩く。

すると見知らぬ大学生と思しき集団,それも君の苦手なサンタルックに身を包んだ集団が僕を取り囲む。

その中のやたら可愛らしい女子大学生が,僕など一切見ず,娘に向かって飴を差し出した。

娘は恐る恐る,でも目の前のキレイな色の飴に目をキラキラさせながら,小さな手を伸ばし,飴を貰った。

やたら可愛らしい女子大学生が娘に「メリークリスマス」と嬉しそうに言う。

僕は唐突な出来事に何も言えず,ただ去っていく集団の後ろ姿を見送った。

娘は飴を手に強く握り離さない。僕は娘の手を握り,集団の後ろ姿に向かってありがとう,と小さく言い,目的のホームにむかって歩き出した。


ホーム上で僕は立ち止まり,生まれて初めての言葉を辿々しくごもごもと娘に言ってみた。

メリークリスマス。

娘は僕に言う。

アメ,おいしー?

僕は娘をぎゅっと抱きしめ,飴を取り上げて,食べるマネをして,おいしー!と言った。

娘は飴を僕に取られ,思いきり泣いた。


こういうのも,悪くない。


メリークリスマス!


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2011-12-18

[] FUJI ROCK FESTIVAL '11  -ペンペン草くらいは生えかねない 129-


何を思ったのか,本当に急に,真夜中眠る直前に,iMovieを起動してしまった。

そこからはひたすら集中,作業,集中,作業。気付くと早朝どころか普通に朝。10時。朝。普通に朝。

忙しい合間の休みに限って,こういう行動にハマってしまう。全くもってそのへんは昔から変わらない。


という訳で今年中にフジロック動画完成,お披露目,自己満足です。

今年は例年のPVふうに飽きたんで違うふうにしよう,なんて思った10数時間前。結果,なんとも普通の映像で特に面白くないかも知れません。

まあ自己満足の極みですので,そこは目をつぶってもらいつつ,それでもお世辞とか言うと喜びますよ。歯が浮くくらいの。

直に,あるいはTwitter(@komayado)で,あるいは伝書鳩や狼煙等でお世辞募集中です。

見所は特にありませんが,撮ってる人(僕)はもう40にも関わらず,動画中盤以降とっても大人げない,という事柄くらいでしょうか。


相変わらずちょい長いですが,来年の夏を思いつつご覧いたければ,と。

それではどーぞ!


D


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2011-07-16

komayado2011-07-16

[] FUJI ROCK FESTIVAL '10 まとめ  -ペンペン草くらいは生えかねない 128-


今年度も今さらなこの時期にフジロック2010で観たものをリスト化しておく。

去年は財布紛失に尽きるがそのネタも我ながら飽きた。

でも今年は落とさないためにも書いておこう。今年は財布を落とさない。小さな目標。


2010/7/30(FRI)


THE CRIBS (GREEN STAGE) nice!!


MIIKE SNOW (RED MARQUEE)


JAGA JAZZIST (WHITE STAGE) nice!!


THE XX (RED MARQUEE)


THEM CROOKED VULTURES (GREEN STAGE) nice!!


BROKEN SOCIAL SCENE (RED MARQUEE) 途中抜け


MUSE (GREEN STAGE)


ALL NIGHT FUJI (ORANGE COURT)




朝起きて寝ぼけたまま苗プリバイキングで食事。その前にトイレ。そこで財布紛失。気づかず食事。20分後気付く。ああもちろん時既に遅し。


その後クレジットカードを止めたり銀行に電話したり保険証の手配をしたり嫁さまに怒られたり嫁さまのお母様に怒られたりガツンと落ち込んだりでスタートが大幅に遅れる。僕はビデオを撮りながら会場を回っているんだけれど,いま見てみると夕方までグダグダと財布を無くした恨みつらみをコメントしているのが,ホント我ながら情けない。約20万紛失。ウォンならどんなに良かったことか。いや,大金持ってたのも訳があるんだが割愛。今年は無くさない。大金持たない。今度無くしたら死ねとはヨメの捨て台詞。


本当はWHITE STAGEのLOCAL NATIVESから本気で観る予定だったが,落ち込んだ身体に彼らの曲たちは陰鬱すぎでパス。ビール両手にグリーンで項垂れていると,ツインピークスのあのテーマ曲。そして前髪パッツンなアホ兄弟と,一人やたらカッコつけているおっさんがステージ上に。The Cribsのオープニングだった。若手お笑いコンビに正式に志村けんが加入したようなバンド,ヘタうま兄弟と元スミス,ジョニー・マーの組合せを間近で観る。浄化された。この瞬間の僕は悟る寸前のブッタのような表情だったに違いない。ま,すぐに煩悩ビールで常人化しましたが。※ちなみにマーはこの後ハッと気づいたのか速攻でCRIBS脱退。


そっからは自分の気持ちを偽りつつのテンションながらも,気付くとしっかり楽しめた。特に雨の中のJAGA JAZZISTは素晴らしすぎた。あまり観るつもりのなかった(食事しつつ眺めてた)THEM CROOKED VULTURESが凄すぎて,!!!はパスしハードロック路線の気持ちを携えMUSEへ。やっぱこのバンド好きだわ。アホでキレイで間抜けで過剰で単純。あれ,あんま褒めてない気がしてきた。


その後オールナイトフジで燃え尽きつつパレスでグダグダ飲む。気付くとほぼ朝。財布の件はそのころには完全に忘れていたモンキー脳。ウッキッキー。



f:id:komayado:20110716151122j:image

↑夜中のキッズランドあたり。



2010/7/31(SAT)


KULA SHAKER (GREEN STAGE)


JOHN FOGERTY (GREEN STAGE)


ONE DAY AS A LION (GREEN STAGE) 途中抜け


DEREK TRUCKS & SUSAN TEDESCHI BAND nice!!


MGMT (WHITE STAGE)




前夜祭・初日の疲れをモロに被り,本日のメインだったJOHN BUTLER TRIOに間に合わず。あり得ない。フジCSで名曲"OCEAN"を観て後悔と感動で再度泣いた。晴れ渡った美しいグリーンの昼間にJOHN BUTLER TRIOを観れる機会を逃す。財布を無くす方がよっぽどマシだ。あの時間,あの空間は戻ってこない。ドジ。もうほんとドジ。


その他では特に目当てもないのんびりな日だったが,ONE DAY AS A LION,MGMTとハズレかつ混み過ぎなアクトチョイス。DEREKが本当に素晴らしかっただけに途中抜けした自分ドジ。もうほんとドジ。そして結局パレスで飲む。最近の土曜はメンツの割に混んでて困る。今年も同じ感じの傾向なのでゆったりと考えよう。



f:id:komayado:20110716151128j:image

↑ところ天国の夜。




2010/8/01(SUN)


OCEAN COLOUR SCENE (GREEN STAGE) nice!!


VAMPIRE WEEKEND (GREEN STAGE) 途中抜け


FOALS (WHITE STAGE) nice!!


ATOMS FOR PEACE (GREEN STAGE) nice!!


SCISSOR SISTERS (GREEN STAGE)




豪華すぎな三日目最終日。上記の流れで観た人は結構な数いると思う。裏でなくなく観れなかったのはLCD SOUNDSYSTEMでありHOT CHIPでありAIRでありDIANE BIRCHちゃん(チョー可愛い)だ。まあでもとにかく何が観れなかったとしてもATOMS FOR PEACEに尽きる。他は何も覚えていないくらい鮮烈だった。圧巻は" video tape" 数万人いるとは思えない静けさを呼んだあの瞬間はマイブラの衝撃に勝る瞬間だった。ピアノ一台でそれを起こしてしまうトム・ヨークを語れる言葉は僕にはない。


その後シザーシスターズの完成された豪雨オカマショーで締め,やっぱりパレスでグダグダ飲む。気付くと完全に朝。てか5時。苗プリのテニスコートあたりで動かない足を摩りながらタバコを吸っていると,レッドから最後の歓声が聞こえて来た。その歓声が短く途切れると,レッドマーキーからドゥンドゥンと絶え間なく鳴り続けていたフジロックの鼓動が止まった。2010フジロック終了。僕の足は痛いままで,沢山の鳥がさえずっていた。シャカシャカとカッパの擦れる音と鳥の声だけが僕を包む。また来年。また必ず,来年。


右上写真は無くすと死が待つニュー財布。


f:id:komayado:20110716151131j:image

↑このくらいの薄曇りが最高に過ごしやすい。WHITE→GREENのボードウォーク。


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2011-04-09

[] 聴きたいのはロックンロールだからさ  -ペンペン草くらいは生えかねない 127-


やい!キヨシロー!断りもなく勝手に死にやがって。ふざけんな。

「キヨシローが今いたら」って最近考えちゃうことも結構あったんだけれど,もうそんな不毛な事を思うのは止めることにした。


だって斉藤和義のくせに,やりよったよ。


そして相変わらずお金や利権にしがみ付くしか能のない人たちは,このうたの動画を消すことに躍起になっているんだって!

当時と何も変わらないね。たかが替え歌なのにさ。




斉藤和義 ずっと好きだった × ずっとウソだった

↑これがまた消されたらこっち↓

http://www.veoh.com/watch/v20903929fEBfp4MB


祈るのもいいんだけど。やっぱ聴きたいのはロックンロールだからさ。

愛と平和を祈り続けるのも全然悪くないんだけれど,僕はどうやら退屈しちゃうみたい。それだけだと,心がどっかにいっちゃって無くなっちゃうんだ。

バカだから歌ったり踊ったりしたいんだ。泣きながら笑いながら。いろんなことを忘れないように。



ずっとウソだった


この国を歩けば、原発が54基

教科書もCMも言ってたよ、安全です


俺たちを騙して、言い訳は「想定外」

懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨


ずっとウソだったんだぜ

やっぱ、ばれてしまったな

ホント、ウソだったんだぜ

原子力は安全です


ずっとウソだったんだぜ

ほうれん草食いてえな

ホント、ウソだったんだぜ

気づいてたろ、この事態


風に舞う放射能はもう止められない

何人が被曝すれば気がついてくれるの?

この国の政府


この街を離れて、うまい水見つけたかい?


教えてよ!

やっぱいいや…


もうどこも逃げ場はない。


ずっとクソだったんだぜ

東電も、北電も、中電も、九電も

もう夢ばかり見てないけど、


ずっと、クソだったんだぜ

それでも続ける気だ


ホント、クソだったんだぜ

何かがしたいこの気持ち


ずっと、ウソだったんだぜ

ホント、クソだったんだぜ


ホントくだらねえ,ただの替え歌だろ?

ただし,終わったとき僕にはでっかいでっかい拍手が聞こえた気がした。

拍手ってか,声にならない声,歓声にならない歓声かな。

その歓声は決してこの替え歌の「歌詞」だけに向けられたものじゃなかった。

それで皆,にんまりしたり泣いたりしたんだと思う。


ああ良かった。

世の中すっかり腰抜けオシャレバンドばっかだから何も期待していなかったんだけど。

ロックンロールが持ってる大事で痛くてダサい部分を思い出してくれた人がいたみたいだ。


きっと年中満腹顔のオッサンたちは,この替え歌「だけ」取り上げて,難しい顔したり賞賛したりするだろう。

そういう意味では世界は何も変わってない。あの頃のまま。

でもそれでもいい。

「世界」なんか変えなくていい。

くだらねえ替え歌が,ガキンチョのためのペラペラのロックンロールが,今ここにある。

だって聴きたいのはロックンロールだからさ!


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めほめほ 2011/04/10 16:55 いいなぁ、って思ってギター弾いてみようとしたけど、エレキギターで弾いたって何の意味もないじゃんって思った昨日の午後。

めほめほ 2011/04/11 10:55 なので、アコギを押し入れから引っ張り出したけど、下手さ加減を再認識しただけだった昨日のド深夜。

komayadokomayado 2011/04/11 23:33 全然エレキでもいいと思うぞ。僕らはそうやって生きているんだもの。
僕らは必要最低限では実は生きていけないというね。

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