観た!

観客。

八丈太鼓六人会


新宿駅の地下広場での、小笠原諸島名産展での披露。
なぜ行ったかというと、友人の一人が八丈太鼓をやっており、啓蒙活動をされているからである(^^; ビデオも見せられたし、テレビのドキュメンタリーも見せられたし。
23区でイベントがあるときはかならず誘いがかかったのだが、なかなか行けなかった。でも今日は、ちょうど新宿に用事があって時間も取れたので、寄ってみた。


んー、地下広場で天井が低いのがもったいないが、なかなかよい。
八丈太鼓、太鼓を一つしか使わない。一つの両面から、上手と下手が打つ。下手は基本のリズムを打ち、上手が自分の感情を表現し、下手がそれを受ける。
そういう意味では、「和太鼓」でイメージしがちな力と迫力の太鼓ではない。いや、六人会の面々は力も迫力もあったけど。
ドキュメンタリーで見た限りでは、車椅子のおばあさんでも撥を渡されれば楽しそうに打つ。ふんどしの男衆が筋肉むきむきで打たなくてもいいのである。そのへん、ほんとうに「表現」の太鼓なんだなあと思った。


途中、観客から上手を募ったところでは、少々中だるみしたが、でも、「合わせて打つ」あたりがよく見えたともいえる。
これは聴くより打つ太鼓だなあと思った。
……は! 友人の思うツボかも! 


八丈太鼓六人会

八丈太鼓六人会