デジカメの満足度調査

J.D.パワー アジア・パシフィックが2006年12月から2007年1月にかけてインターネットで調査した結果、デジタル一眼レフカメラの満足度1位はNikon、コンパクトデジタルカメラ(500万画素〜700万画素)はCASIOの「EXILIM」、コンパクトデジタルカメラ(700万画素以上)はRICOHの「GR DIGITAL」が1位だったと言うことです。今回の調査は18歳以上の男女、総計1万277人を対象に行われ2007年3月16日に結果が発表されたと言うことです。

また、コンパクトデジタルカメラ(500万画素〜700万画素)ではCANONの「IXY DIGITAL」が2位に、SONYの「Cyber-shot」が3位にランクイン。コンパクトデジタルカメラ(700万画素以上)では、SONYの「Cyber-shot」が2位、CASIOの「EXILIM」が3位に入っています。コンパクトデジカメでは電子機器メーカーが強いみたいですね。あと、「手ぶれ補正」よりは「高感度」が人気の模様。Panasonicはやはり、画質に難ありか。

実はうちには、Nikonの一眼レフと、CASIOの旧型機とソニーCyber-shotがありまして、評価がよかったと言うことで、ちょっとホクホクですvNikonがコンパクトデジカメでランクインしていない件ですが、うちにはNikonのコンパクトデジカメもあるんです。で、ここだけの話ですが、画質は良いけどぶれやすくて使いにくい。室内での撮影が多いので困ってます。Panasonic富士フイルムもコンパクトデジカメを出していますが、どんな感じなんでしょうね。

学校教育の改変を

昨日に続いて改変シリーズ。今の教育現場が悪いとは言いません。今からここに書くことは、合理的でない内容や現実的でない内容、物理的に無理な内容も多分に含んでいます。また、社会心理学では集団で作業をする場合に「集団を構成する多くの人は効率が上がるが、残りの少数は効率が下がる」という現象があるとしています。私は少数の方で、1人では集中できるのですが集団作業にはついて行けない人間です。視点に偏りがあることも予め了解下さい。

  1. 電子辞書を常備させる
    1. 高校では英語や古典・漢文などで辞書を携帯させている所も多いと思いますが、辞書は高価な上に引きづらく、持ち運びにも不便です。また国語辞典や百科事典など基本的な辞典については携帯しないのが普通で、これは教育上矛盾していると考えます。以前は電子辞書が高価で内容にも不足する点があったために致し方ない点があったのも事実ですし、現在は電子辞書OKの学校も増えているのではないかと思いますが、小学校から積極的に電子辞書の携帯を進めるべきではないかと思います。また、家電メーカーには小中学生も携帯しやすい安価で頑丈な電子辞書の開発を希望します。
  2. 小説・純文学の読書を薦めない
    1. 最近はどこの学校でも「朝の読書」を行っていると思います。読書をすることで語彙や漢字力がつき、想像力もつく。心が穏やかになり、人間性が向上するという考えからだと思います。私はこの考えに全く賛同できません。語彙や漢字力をつけたければ、ドリルを説いたりテストをすれば良いわけで、読書が特に有用だとは思いません。また、心が成長するという意見にも根拠が無く賛同しかねます(小説を読んで心が成長するのであればテレビドラマを見ても成長するはず)。
    2. ただし本を読むことに消極的になるべきであると言っているわけではありません。1冊の本を読めば相応の知識が付きます。特に専門書の類は読んで損になることはないと思います。それは図解本や漫画であっても同様だと思います。
  3. 参考書・解説本は積極的に利用させる
    1. 学校の先生の中には参考書や解説本の使用を毛嫌いする方がいらっしゃいます。最近は教科書の出版社や関係する会社が、特定の教科書用の解説本を出しているケースがあり、教科書に掲載されている課題等について考えることなく答えを写す人もいるわけで、先生としてはその様な行為は好ましくないと考えるのでしょう。しかし、私はその様な参考書の類は積極的に利用して、より深い理解を求めるのが教育としては好ましい姿ではないかと思います。一人の人間が考えて得られる答えなどたかが知れていますし、他の人の考えをより多く知ることが、新しい考え方を知る手助けになると考えるからです。
  4. 潤沢な資料を準備する
    1. 理科や社会科では教科書とは別に資料集が配布されるケースがありますが、資料集が分かりやすいとは限りません。また資料集では限られたページ数に内容を無理矢理詰め込んでいるために分かりにくくなっているものが多いです。多角的な視点から課題に当たれるように資料は潤沢に準備すべきです。
    2. また、図書館には潤沢な資料を準備し、可能であればコンピュータやインターネットを用いた資料検索システム等を導入すべきだと思います。
  5. 英語・社会科は中学・高校で学習させる
    1. 多くの人にとって英語は必要のない技能だと思います。よく小さい頃から勉強しないと英語は話せないという強迫観念のような意見を唱えられる方がいらっしゃいますが、仮に綺麗な英語が話せるようにならないとしても、大きくなってからでも英語は話せるようになります。子どもの方が習得スピードが早いという意見にも懐疑的です。では、何故英語ができないことが問題になるかと言えば、英語を勉強したくなったときに勉強する環境がないためだと思います。島国であり欧米とも遠く離れた日本においては教員を確保するのも難しいのが実情ですが、まずは社会の教育環境を整備することが大切だと思います。
    2. 社会科の内容を理解するには客観的に物事を考えられる能力が必要で、これには少なくとも第二次性徴を終え自我が確立し、十分な判断能力を備えていることが必要だと思います。また、社会科の授業で教えられる史実の中には事実とは異なった内容が多分に含まれます。現に私が高校生の時には「ゴッドハンド事件*1」が発覚し、1学期に学んだ箇所のほとんどが事実ではないと訂正されました。ゴッドハンド事件は異例中の異例だとしても、社会科で学ぶことは様々な捉え方ができる上に、かなりの専門性を持ったものが多いです。高校や大学で教えることが相当だと考えます。大学入試で年号を答えさせるなど無駄な知識に他ならず、もってのほかだと思います。

*1:遺跡の発掘で優れた成果を残し「ゴッドハンド」と呼ばれたアマチュア考古学者の藤村新一が、実は長いこと大量の捏造をしていたことが判明