今回の帰省では、念願の二股ラジウム温泉へ行ってきました。
長万部から車で30分。国道5号線から二股ラジウム温泉に向かって左折すると、一気に秘境感が高まります。ヒグマとかマジ出てきそう…(汗)。
病気に効く湯治宿として有名なこの温泉。周囲には当然人家もなく、完全に一軒宿です。
想像以上に湯治場というか、合宿所というか…(笑)。
夕食は17:30-18:30のみ。食堂で一斉にというスタイルなので、到着と同時に温泉入る間もなく夕食に突入。
ご飯、味噌汁はセルフサービス。アルコールは自動販売機で買うシステム。
長万部で缶ビールを買い込んで正解だった(笑)。
質素な夕食を食べた後は、主役の温泉へ。
名物の外の露天風呂は混浴ということで、男性客以外皆無。
しかも、途中からは完全に貸切状態に。
露天風呂に行く前には、左右にかなり大きな内湯があるのですが、結構お湯は熱め。しかも濃くて強烈です。ぬるい浴槽もあるので、長湯するならぬる湯の方で。
確かに2週間ここに籠っていれば、温泉効果以外の面も含めて健康になるのはわかる気がする。
秘湯感満点な露天風呂でしばしぼけっと。自然が豊かだ。
露天風呂の隣には、ものすごく深い浴槽。なんだろう、と思ったらプールらしいです。夜の時間帯は使われていない模様。
いったん着替えてからちょっと移動すると別の内風呂。こちらでのみシャンプー、石鹸が使用可能というルール。しかも、シャンプー、石鹸は持参しないといけないので気を付けましょう。フロントというか帳場で売ってますので、持ってこなくても大丈夫ですが。あと、温泉タオルのみでバスタオルもありません。夏はいいけど冬はつらいかも。
天然のラジウムで有名なお湯だけあって、風呂上りのダメージがなかなかでした。
部屋は改装したようですごくキレイでした。しかし、外には蛾やらいろんな虫がいて、網戸を開けるのはキケンな状況(笑)。しかも、網戸から虫が侵入してきているような…
冷蔵庫がないのが難点ですねえ。ビールは自販機で都度買ってこないと冷えたものを飲めません。
部屋のテレビは懐かしいブラウン管!映りは当然悪いです。お風呂に入って、部屋でごろごろする以外にすることがないですね。
ということで、温泉漬けの1泊2日でした。
泉質は素晴らしいので、もう少しアメニティが充実しているとなお良しなんですが、まあ、湯治場と考えると致し方なしかな。せめて、バスタオルぐらいは貸してほしいですねー。あと、冷蔵庫を部屋にほしいなあ(笑)。
北海道だと薬師温泉、本州だと玉川温泉に似た雰囲気の宿でした。
二股ラジウム温泉
山越郡長万部町大峯32
TEL:0137-72-4383