「あたし彼女」現代語訳

某人が「あたし彼女」を5ページで挫折して読めなかったそうなので、かんたんに現代語訳してみました。
「トモ」の章その他、大幅にはしょった部分もありますが、話の内容を抵抗なく知りたい人はご覧ください。

原文はこちら
http://nkst.jp/vote2/novel.php?auther=20080001

正直、これだけを読んでも、話的にありきたりというか、ご都合主義的な展開だな〜という感想になってしまうと思います。
僕個人の感想としては、話そのものではなくて、主人公の一人称語りと(過剰な)口語体によって、同世代で同じ立場の読者が容易にかつ深く感情移入したり情景を自分なりに想像するのがこの作品を読む上での楽しみなんじゃないかなと思います。
ちなみに僕自身はおかんとの会話のシーンで不覚にもぐっと来てしまいます。現実の母親とはあまり悩みを打ち明けたりとか深い関係がないからあこがれているんでしょうかねー?それとも単に母親世代に近づいた(=年を取った)だけでしょうかorz

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