C4
酒井C4型10tディーゼル機関車。
王滝森林鉄道終盤まで支えた7台の本線主力機関車です。
一般的なL型機関車はエンジンルームが前方、キャブが後方にあります。
木曽でもこの機関車が入るまではおおむね同じ形をしていました。(除く凸や箱形)
発想の転換。キャブを前に持ってくるだけでなく、流行の湘南スタイル&金太郎塗りで、
まさに完成された本線機ですね。
なので、上りと下りで顔が違うのも特徴。
ちなみにボールドウインも、このC4も、小型機関車も、基本的に上り(山を下る)方向が
前面向きになってます。(機関車の転向はしません)
重量があり、危険な積車運材の時に無理ない姿勢で運転するためかと思われます。
逆さに、空車の時はずっと後進ですね。(首やら腰やらが傷みそう・・・・)