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60坪書店日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-01-06

意見をかわすより「ありがとう」って言えばいいと思うよ。 

 みなさん「ダメ書評のマーケティング的効果」みたいなエントリーに書いたり、「ネガティブで潰れる奴は芸術家じゃない」みたいなコメしたり、「ダメ書評を書く自由」みたいなブクマコメしているようですが、「こんな機会だからこそ、できることがあるんじゃないの?」というエントリーです

書評と作者

 今回のid:m_tamasakaさんの一連のエントリー等々を読むと、以下のような事が想像できる。

  • あなたの好きな作家は、誰かからの無責任なヤジに苦しんでるかもしれない。
  • あなたの好きな作家は、誰かの書評を見てぼっこぼこにへこんでいるかもしれない。
  • あなたの好きな作家は、一所懸命やったことを誰かに批判されてモチベーションが下がっているかもしれない。
  • あなたの好きな作家は、誰かの書評の影響で絵が荒れたり、原稿が落ちているかもしれない

だから「ありがとう」って言おう

 どっかの誰かのせいで、好きな作家の作品が読めなくなる可能性があるのは嫌じゃないですか?私は嫌です。今どっかの誰かのダメ書評のせいで『バカとテストと召喚獣』の執筆が止まったら、『はなまる幼稚園』の連載が止まったら、悲しいです。

 なので、私は好きな作者に「ありがとう」と言うことにします。面白い作品を生み出してくれた作者に「ありがとう」と言うことにします。どーせ誰かがダメ書評を書くのです。ならば、好きな作家が誰かのダメ書評でへこまないように、日頃から蓄えてきた作者への感謝の気持ちを声に出して、勝手に作者を支えようと思います。作品を通じて手に入れた面白さやあたたかさを感謝の言葉に変えて、勝手に作者にお返しします。

みんなもやればいいと思うよ。

 というわけで、みなさんも「ありがとう」って言いませんか?

 あなたの好きな作家が、ダメ書評しか咲いていないネットで苦しまないように、一輪の「ありがとう」を咲かせませんか?

 あなたの好きな作家が、100の好評よりも誰かの1の不評に影響を受けないように、ネットを10000の好評で満たしませんか?

 あなたの好きな作家が、誰かのネガティブを発掘してもへこまないように、ネットをポジティブで埋めませんか?

 ハテブが「○○先生ありがとう」みたいなエントリーで溢れたら、それって素晴らしいと思うんだよね。純粋に。

井上堅二先生。面白い作品をありがとう。

f:id:kongou_ae:20080106111818p:image

勇人先生。なごむ作品をありがとう。

f:id:kongou_ae:20080106112658p:image

 書影ではいまいちだったので、手持ちのを激写。*1

参考

*1:こういうのって良くないよなと思いつつ

 2008/01/07 16:00 作品を読む読者が批判して何故いけないのか分からない。
されるのが嫌なら発表しなければいいのに。
対価を受け取るプロなら批判されるのも仕事の内
と過激な発言をしてみる。
というか読者の反応を聞かない姿勢でいい作品ができるのか疑問です。

555555 2008/01/07 17:18 ↑の意見も確かに一理ありますが…
例えば自分が読者のために手間隙かけた作品が

心無い読者に否定されたら漫画家と言えども『人の子』
ですから落ち込みませんか…?
(下手したらそれが緒に引いてさらにつまらなくなるかも…)

mira12mira12 2008/01/07 18:10 自分の発言を省みて「これは批判だ、愚痴じゃない」と言ってしまえる人はすごいと思いますね。
自分の好き/嫌いが入りすぎていないか
他人が作品の良し悪しを判断できる材料になりえるか
これの二つを考えて書くだけでもかなり難しいと思うんですが。

まあ、ラノベって本当ハズレが多いよね、ってのが本音なんですが

midmid 2008/01/08 00:58 僕は売れない小説家なんですが、「つまんない」だろうと「死ね」だろうと、読者の声が聞こえるのは嬉しいですよ。
無反応なのが一番さみしいです。
たとえ面白くないと言われても、「じゃあどういうふうにすれば多くの人がおもしろいと思ってくれるのだろう」と考えるきっかけになります。
そもそも批判されたり誹謗中傷されるのも「作品を世に出す」という行為には必要な覚悟だと僕は思いますし、それをエネルギーにしてよりよい作品を作ろうという姿勢が一番大切なんじゃないかと思います。
でもやっぱり一番うれしいのは「面白い」「ありがとう」って言ってもらえることですね。
偉そうなこと言ってすみません・・・

tktk 2008/01/08 05:18 誰かに自分の好きな作品を悪く言われようと、それでも胸を張っていたいものです。

migmig 2008/01/08 12:30 作品をよく理解したうえでの批判は良いと思うんですが、
ただ気に入らない、面白くないという理由で意見するのはどうかなぁ、と思います。
各々いろんな思いがあるんでしょうけど人が一生懸命創ったものには、それなりの覚悟を持って批判すべきではないかな、と。

kobakoba 2008/01/08 12:34 自分は、好きでも嫌いでも、作品を世に出したこと自体がすごいと思うので、嫌いな作品については読まず語らず、好きな作品についてはありがとうございます、という気持ちでいつもいます。
一般人は消費することしかできないんですから。卑屈ですかね。

bbbb 2008/01/08 14:14  「つまんない」って言うのは、「私はこの本を面白く思う能力がない」って暴露しているようで、なんかあんまり言いたくないです。
 せっかくお金払ったんだから面白く読もうって姿勢って、もしかして常識ではない?

NNNN 2008/01/08 20:50 そのような声を、不要なものははねけ、時には取り入れる2つの強さを持った作家さんの作品は本当によいものです。

批判も大切ですが、多くはそれは作品への意見ではなく気の合う仲良しグループで固まって愚痴を言い合い本人達だけがすっきりするという雰囲気の批判が溢れてる気がします。←これもある意味批判への批判なのですが
「ありがとう」を一言でも多く伝える、純粋に私は素敵な考えだと思います。

H2OH2O 2008/01/08 22:16 富樫先生は実は思いっきり当てはまってたりして・・・・
又ハンター再開したら「ありがとう」と言おう・・・

m 2008/01/09 04:11 落ち込むのはいいが、それでつまらんくなったり連載を辞めるような人間をプロとは認めない。そんな程度の精神力の奴はフリーターでもやってるといいよ。同業としては存在して欲しくない。

ZXZX 2008/01/09 14:04 kongou_aeさんの言わんとすることはわかります
100の批判のなかに1の応援があるだけでも力になるのは間違いありません
しかし、誰かに促されて言う「ありがとう」は何か違うと思います。

kongou_aeさんの知ってる世界よりもずっと応援の声は多いはずです

srsr 2008/01/09 20:08 >自分の発言を省みて「これは批判だ、愚痴じゃない」と言ってしまえる人はすごいと思いますね。

これはなんとも耳が痛いですね。
私も批判的なコメントを入れたりするときはまずメモ帳に起こして推敲するのですが、
「何だこれは、批判じゃなくてただの難癖じゃねえか」
と思って投稿しない事もしばしばです。
個人的に感じたところですが、感情的な批評をする人というのはどうも海原雄山のような手合いに憧れるのか、バッサリと『斬って捨てる』人が多いですよね…
私の場合に限っていえば、大体『ここをこうしたら面白くなるのに』といった編集者的な観点からものを言うので、作者がつぶれてしまっては元も子もないんです。
グスタフ・マーラーのように、才能ある人間が心まで強いとは限らないですからね。

もちろん厳しいことを言うのも必要ですが、『このえらい俺様が批評してやってるんだ』みたいな感じにはならないようにしたいものです。
罵詈雑言のボキャブラリーを増やすより、己の意思伝達能力を育てるほうが先。そういう原点回帰的な意味でも、「まずは『ありがとう』と言う」。素晴らしい考えだと思いますね。

i-sayi-say 2008/01/10 12:55 この件で
「批判しちゃいけないのか分からない」とかよく見るけど、
「お前は批判しちゃいけない」って話じゃなくて、
「批判しようが難癖しようが勝手だが、
お前の好きな作家がお前の批判難癖を見てへこんで
コンディション崩す可能性が有るのは紛れも無い事実だからな」
という念を押してるだけの話なんじゃあないの?

耳の毛に耳の毛に 2008/01/10 13:46 >そもそも批判されたり誹謗中傷されるのも「作品を世に出す」という行為には必要な覚悟だと僕は思いますし、
>それをエネルギーにしてよりよい作品を作ろうという姿勢が一番大切なんじゃないかと思います。
同感です。そして素晴らしいご覚悟。心からそう思います。
『あなたの覚悟は、、、この登りゆく朝日よりも明るい輝きで道を照らしている。そして我々がこれから向かうべき、、、正しい道をもッ!!』
いい批評だけ欲しい、それ以外は黙ってて・・なら世に問うべきではない。
『論語』や『韓非子』『千文字』『万葉集』といった絶世の名著にすら毀誉褒貶はあり、それは必ずしも間違いではない。
好評で悪評であれ、聞き流すなり受け止めるなりの覚悟は必要です。
単に称揚だけする、それは娯楽ではなく宗教です。

たわしたわし 2008/01/11 01:20 書評wikiとか便利な物があるんだから、一つのサイト持ちの人の意見に、一喜一憂するんじゃなくて、全体的にはだいたい好評だなとかそういうとらえ方すればいいんじゃないかなあ
どうかしてるヤツはどこにだっているし、作家もそんな路傍の石につまずくのは馬鹿馬鹿しいですよ。
あと、個人的にはあのエントリーは不快。読者の情報選定能力を信用してない(お前ら読者は、バカな書評にも簡単に踊らされるんだろ、だから商売の邪魔になる感想書くなと受け取れる)ので。インターネットはカオスだから面白いし、そこから情報を上手く拾うのが必要だと個人的には思うので、その点で相容れないと感じました。

ポンポン 2008/01/12 09:14 た>そもそも批判されたり誹謗中傷されるのも「作品を世に出す」という行為には必要な覚悟だと僕は思いますし、
>それをエネルギーにしてよりよい作品を作ろうという姿勢が一番大切なんじゃないかと思います。
ただむしろ売れてくると無責任な批判も増えるのは事実かと
意見が多いぶんかえってデビューしたてより精神的には痛そうだし成長に還元されない苦痛も多そう

なまえなまえ 2008/06/02 10:04 一番上の意見って話の内容読んでないよね?ね?

七志七志 2008/06/02 15:02 一番上の意見……だけじゃ無いと思われ。

変に誇張すると、
『100の好評は1の不評に負ける』
『10000の好評ならば1の不評に勝てる』
『黙ってた、良い思いを持ってた方々は好評を書いていって、10000の好評にしよう』

かなり誇張しましたが、こんな風な話に私は見えましたが。


何故に『小説家たるもの、心強くあれ』なんて話が始まってるんだが理解出来ません。


弱者排斥が好きで、他人の批判が大好きな方々が多いインターネットですね。



自分も早くbbさんのような考え方のできる人間になりたいものです。

なまえなまえ 2008/06/03 01:01 内容読んでないやつが多すぎる件。

gdgd 2008/06/03 07:22 自分が勝手に決めた「プロとしての基準」とかいうものを、全創作者におっかぶせる無自覚さって怖いね。
自分の規範に照らし合わせて「合わない」と感じたことを、さも大層な常識的模範を破った精神的に弱い人間と斬って捨てるだけだと、先細りになっていくだけだと思うな。
精神的に強い、または情報を遮断している創作者だけの創作物だらけってことにはならないだろうけど、これだけ嗜好が多様化した世の中なのに少し行動が刹那的すぎると思う。低年齢化、衆愚化の現れなのかな。

現状、製作者や創作者は自衛するのは当然だろうけど。

知識人知識人 2008/06/03 14:27 アスペルガー症候群?

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