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60坪書店日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-10-04

Amazon定期おトク便に期待。

 Amazonが『定期おトク便beta』なるサービスを開始しました。簡単に言うと、特定の商品を指定した頻度で自動的に発送してくれるサービスです。途中の頻度変更やキャンセルも可能、支払いはその都度と、至れり尽くせりです。

 今現在のベストセラーランキングを見ると、ティッシュやオムツといったものが人気です。現在の対象商品は日用品や健康食品に限られていますが、今後対象商品を広げていく意向のようです。

 さて、このサービスの『キモ』は、『定期的に同じ商品を購入する事を、事前に決定させる』点にあります。当たり前の話ではありますが、『俺これ気に入ってるから、ずっと買うよ!』と前もってユーザに宣言してもらわないと、Amazonとしても勝手に商品を送りつける事になってしまいます。こういう詐欺あったよね。。。これではサービス自体が成り立たない。

 さて、この『キモ』を考慮すると、次に『定期おトク便beta』の対象となる商品が見えてきます。Amazonで取り扱っていて、『定期的に同じ商品を購入する事を、事前に決定してもらう』事のできるものといえば、やはり雑誌、書籍、コミック、ラノベです。*1刊行中は自分の好みにあった内容が続き、かつ定期的に新刊が出るこれらの商品は、Amazon定期おトク便との親和性が非常に高い。

  • ワンピースの新刊を、定期おトク便で購入しませんか?
  • non・noの最近号を、定期おトク便で購入しませんか?
  • 涼宮ハルヒシリーズを、定期オトク便で購入しませんか?
  • 有川浩の新刊を、定期おトク便で購入しませんか?
  • 鷹見一幸の新刊を定期おトク便で購入しませんか?

みたいなのは、十分アリな気がします。『俺これ気に入ってるから、ずっと買うよ!』と宣言しやすい。

 昔々こんなエントリーを書きました。⇒発売お知らせメールなんて必要ない。今すぐ商品を発送してくれ。 - 60坪書店日記 このサービスの開始で、この妄想の実現に向けて一歩前進したような気がします。あとは、対象商品に本が追加されれば。。。

 新刊発売が確定したら、Amazonから『定期おトク便にご登録頂いている○○が発売致します。○月○日に発送致しますので、不要の場合は下記リンクから定期おトク便のキャンセルをお願い致します。』みたいなメールが届く未来。すばらしい。Amazonが新刊チェックと購入を完璧に行ってくれるわけです。

 10%割引がサービス展開の障害になるのであれば、定価でも構いません。新刊のチェックと購入というサービスは、私にとって割引と同程度の価値があります。

 定期おトク便の対象に本を追加するという事は、大量の定期購読者を獲得する事と同義です。大量の定期購読者は精度の高い需要予測に繋がるわけで、Amazonにとっても利点はあると思うのですが、やりませんかAmazonさん!

 。。。すごく期待まみれのエントリーですね。以上。

*1:あとは、シリーズものの映像作品なんかも(アニメ、連ドラ等)

2009-03-17

「本=モテる」という付加価値

本の弱点

 本はモテない。「読書をしていたら、彼氏/彼女ができました」なんて話は聞いたことがない。これが出版衰退の一因ではないか。

 そこで、出版業界で「本=モテる」という付加価値を捏造する。

STEP1

 non-no、anan、Seventeen等の主要ファッション誌で、「本=モテる」的な企画をやりまくる。

  • 読書でめちゃモテ
  • 一味違うアナタになれる!
  • クールなアナタを演出!
  • 知的なアナタにカレはくぎづけ!
  • 文学少女にカレはときめく!

 …みたいな?実にセンスが感じられないキャッチコピーだorz

STEP2

 これを信じた女性が本を読み始める。

STEP3

 読書をしている女性との話題作りのために、男性も本を読み出す。

STEP4

 出版業界右肩上がり!

何らかの付加価値を 

 私見ですが、多様な娯楽の登場によって、娯楽としての本の価値は相対的に低くなっている。売上げを増やすためには、娯楽としての価値を向上させるしかない。

 しかし、本というメディアはその形態が固定されてしまっているので、自身を変革する事で新たな価値を生み出す事は難しい。であるならば、外部から強引に付加価値をつけるしかない。その方法として「本=モテる」という付加価値の捏造は、それなりに有効ではないか。

 とりあえず、文庫レーベルを持ってる出版社は、製作委員会方式で「福山雅治が車内で本を読む文学少女に恋をするドラマ」をやってみようか。文学少女が読んでる文庫は、各出版社のローテーションで。

 なんだかんだで、それなりに売上げは増えると思う。

2008-12-04

発売お知らせメールなんて必要ない。今すぐ商品を発送してくれ。

発売お知らせメール

f:id:kongou_ae:20081203000900p:image

 新商品の発売お知らせメールってありますよね。Amazon利用者であれば、上記画像のメールがお馴染みかと思います。このメールは、お気に入りシリーズの新刊発売を教えてくれる事もあるので、ありがたい存在です。最近だと『世界の危機はめくるめく!2 (ファミ通文庫)』の発売を、このお知らせメールで知りました。

 便利なお知らせメールですが、たまに「発売したのを教えてくれたのなら、ついでに商品を発送しちゃってくれないかなぁ…」と思うことがあります。過去に購入したシリーズものの新刊なら、ほぼ間違いなく買うんだから。

俺の代わりに本を買ってくれ

 発売お知らせメールは大変便利なのですが、受信後に購買行動を取らなければなりません。Amazonであれば、メールを閲覧し、商品をカートにいれて、住所を決めて、支払い方法を決めてなど色々な手続きを踏む必要があります。こんな些細な作業でさえ今の私には面倒に感じられます。1-Clickにすればいいのだろうけど、お知らせメールを確認して1-Clickで購入するのすらめんどくさい。

 だからAmazonよ、めんどくさがり屋の私の代わりに新刊をチェックして購入してくれ。「お気に入りのシリーズを登録しておけば、発売された新刊を勝手に発送してくる」みたいな機能を実装してくれ。そして、「発売お知らせメール」ではなく、「新刊が発売されたので発送しましたメール」を送信してくれ。こうすれば1-Clickする必要すら無いし、お気に入りのシリーズの新刊を買い逃す事もないし、毎月新刊情報をチェックする必要も無い。プライムだから発売日の夜には自宅に到着する。めんどくさがり屋の私、大勝利!

 もう、いつ出るか分からない新刊のために、毎月新刊一覧をチェックするのはたくさんです。具体例を出しましょう。『ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)』シリーズの新刊が出ているかを確認する為に、買いもしない*1スーパーダッシュ文庫の新刊一覧をチェックするのはこりごりなのです!まだ3巻出てないですよね?

*1:出る本出る本どれも欲しくない状況が続いたので、レーベルごと切ってしまった