プロジェクトクロスゾーンプレイ日記第終回『最終話:翼の放浪者たち』

転移された。


いや、違う。


この地下室が変異したのだ。
変異された場所には、小吾郎と美依しかいなかった。
この地は終着点にして、出発点。
世界を隔てる境界が変わる。
時間も、空間も、あらゆる概念が変わる。
混ざり合う世界、時間軸の異なった世界。先ほど大量に現れた偽者たち。
そのような状況になるのが、日常になる世界に変わり果てようとしていた。
それこそが、経界石の力。そして、オロス・プロクスの目的。
この変異し、メーデンが最後の準備をした段階で、美依の役割は終わっていた。


――だが。


知らなかったから、知らんぷりは出来ない。
能力を知ったから、目的と戦うべき敵を知ったから。
彼女は願う。ここまで一緒に戦ってきた仲間たちの無事を。
それを、石と共鳴する。
メーデン達の元に行くまでに、仲間は徐々に駆けつけてきてくれた。


ストリートファイターケン・マスターズリュウ
バーチャファイター結城晶パイ・チェン
ファイティングバイパー、バン
鉄拳:風間仁リン・シャオユウ三島平八
私立ジャスティス学園一文字伐


まずは彼らだけがここに導かれた。


続いては。


デビルメイクライ:ダンテ、レディ
ゾンビリベンジ:毒島
ゼノサーガT-elosKOS-MOS
サイバーボッツ:デビロット
ストリートファイター春麗、ジュリ
ダイナマイト刑事:ブルーノ・デリンジャー
バイオハザードジル・バレンタインクリス・レッドフィールド
ロックマンX:ゼロ、エックス
デッドライジングフランク・ウェスト
エンド オブ エタニティ:ヴァシュロン、リーンベル、ゼファー
ヴァンパイア:レイレイデミトリ・マキシモフモリガン
ロックマンDASHトロンにコブン
ゴッドイーター:雨宮リンドウ、ソーマ・シックザール、アリサ・イリーニチナ・アミエーラ


ここで、かつて上すクラスの数々の偽者が出てきた所で、また彼らがやって来た。


ナムコクロスカプコンシャオムゥ、沙夜、有栖零児
スペースチャンネル5:うらら
ゆめりあ:ねねこ
サクラ大戦ジェミニ・サンライズ真宮寺さくら大神一郎エリカ・フォンティーヌ
戦場のヴァルキュリア3:イムカ、クルト・アーヴィング、リエラ・マルセリス


零児「人それを絆という」


ロム兄さん!!


ワルキューレの冒険ワルキューレ(17歳)
無限のフロンティア楠舞神夜ハーケン・ブロウニング
シャイニング・フォースイクサ:シリル、トウマ
.hack:ブラックローズ、カイト
魔界村:アーサー
鉄拳:アリサ・ボスコノビッチ
テイルズオブヴェスペリアフレン・シーフォエステル、ユーリ・ローウェル
スーパーロボット大戦OG:ゼンガー・ゾンボルト


全員……全員が美依の力に導かれてこの地にやって来た。
彼らが来てくれたことで、最後の戦いが始まろうとしていた。
経界石の本当の使い方。
それは、次元の壁に楔を打つこと。そうすることで他の世界に容易に繋がる。
それを、かつて黄龍寺家はやろうとしていた。
そして、それを止めたのが、小吾郎の一族。


美依の力は、経界石に力を与え、世界の境界線に楔を打ち込む能力。黄龍寺家の力。
それを越える力を手に入れる方法。


経界石との融合。


オロス・プロクスはこの石を目覚めさせる為にこの石によって生み出された存在だった。
即ち、経界石の意思。
だが何故その意思が盗むことに発展したのか。
それには、充電――力を蓄える必要があった。
その力を集める為に、様々な世界を渡り歩いた。
経界石が力を発揮するには、外界の力が必要だった。


殺女と組んだ不死桜、ジェダとも手を組み魔力を集め、タルカロンにいたのもその為。
充填と解放には、黄龍寺家の力が必要。
門が開いた以上、美依の能力は不要となったのだ。


だが、開いたのなら、閉じるのもまた、彼女の役目だった。


だからパリンと割ってやった!


シャオムゥ「見事じゃ! やっぱ、バリアはパリンと割れんとのう♪」


光子力研究所じゃないですかー!


美依「やっぱ旅の終わりは大団円じゃないとね!」


だよね!
でもメーデンの必殺技で一撃で7割以上持ってかれるのは厳しいわ。
しかも複製されたボスキャラ達が全員無限増殖するから尚更質が悪い。
つまりは、復活のパターンさえ組めばレベル上げ出来そうなんだけどさ。
おおよそ攻撃力を上げた状態で、フルコンボからの必殺技を六回くらい叩き込めばいけるかなって感じだ。


勿論最後は主人公達!
彼らが倒さずして誰が倒す!?


ふと、オロス・プロクスは呟く。
旅をした世界の人間達の世界には、穏やかではない世界がある。
60年後のアラガミによって荒廃された世界、常に戦争が起きている征暦の世界のように――。


けれども、彼らはその世界で生きている。
待っている人たちがいる。勝手に変えるなとソーマは呟く。
その世界に住む人間としての責務で、終わらせなければならない戦いがあると、クルトは心に決めていた。
自分たちの世界の行く末は、自分の目で確かめるとゼロは語る。
ゲームはゲームで有り、リアルはリアルとして生きていたいカイトもいた。
元の世界に戻ってやるべき事をなすトウマがいた。
人の英知は、試練を己で乗り越えていく為にアルト、ゼンガーは教える。


彼らの数多の世界を駆け巡った旅の終着点は、ここだった。


元の世界――いや、変異した黄龍寺家地下は元の場所に戻った。
元の世界に戻る手段は、幾つかある。
エンドレス・フロンティアに行けば、転移装置がある。未来の人間はこれを経由していけば良い。
不死桜からテルカ・リュミレースにも戻れる。
ジオフォートにも転送システムがあり、クルト達の世界と繋がっている。
ザ・ワールドも幾つかの世界と繋がっているから、ソーマ達やゼファー達、太正の時代にも繋がっていた。


クロスゲートがある秋葉原まで付いたんだが、ついでに買い物に来ました。
エステルは絵本作家なだけあって、この世界の絵本を買い込んだそうです。
まさか秋葉原だけに薄い本では……。
ついでに神楽天原で楠舞印の牛乳を沢山買うそうです。それはもう沢山。
トロンは秋葉原だけあって、ロケットの部品が沢山手に入ったようです。
いつになったらヴォルナット君は遺跡から脱出出来るんでしょうか?
デビロット姫も同様に買い込んで、Dr.シュタインに渡して悪巧み万歳です。
どうやらこの時代の電子機器というのは、未来の世界では貴重な物だった。
ソーマ達は、どうやらシャオムゥオススメのアニメを幾つか提供されたようです。いいのか……。
リンドウさんはと言うと、この時代のお酒を少々持ち帰ります。
クルトは新鮮な食材に珍しい香辛料の類いを少々。
ヴァシュロンは貴重な“映像資料”を大量にゲットです。内容はお察しください。ふざけた演出してんじゃねーぞ! とならないことを祈ります。
ちなみに全て代金は政府持ちです。更に言うと、わざわざこの為だけに限定的に秋葉原のショップを解禁でした。


あ、クロスゲートは鞠音博士に頼んでどうにかしてもらいました。


( ´゚д゚`)エー


ユーリ「まったく、とんだ冒険になっちまったな。ま、うまいこといってよかったんじゃねえか?」
ユーリ「何か困ったら……ギルド、凛々の明星に声かけてくれ。じゃあな」
エステル「すごく勉強になりましたし……みなさんに会えてよかったです」
エステル「絵本を作って、子供たちに伝えます。またいつか、お会いしましょう」
フレン「感謝します。僕たちが無事に戻れるのも、皆さんのおかげだ」
フレン「じゃあユーリ、エステリーゼ様。帰りましょう。僕たちの世界に」


デビロット「こまっしゃくれたガキどもばかりじゃったが、まあまあ楽しめたかのう」
デビロット「あとはわらわが全銀が、全時空を支配するだけじゃな。ではサラバじゃ!」
トロン「町に買い出しに行っただけなのに、大変でしたわ……」
トロン「でも、部品はいいのが手に入ったし、帰ってロケット作りの続きですわ」
コブン「さよならですぅ〜! また、どこかでお会いしましょ〜!」


早くロックマンDASH3をだな……。


ゼロ「シミュレーションが不可能な異常事態の連続だったが……」
ゼロ「最良のかたちで解決した、と捉えるべきだろうな。……帰還する」
エックス「今回の戦い……俺の中で、一つの答えが生まれた」
エックス「その答えを確かめてみる。そして……その時に、また会おう」
T-elos「そう何度も異世界に転移させられてはたまらないわ」
T-elos「だから、もうこれっきりだ。別れの言葉などはいらん。いくぞ、KOS-MOS
KOS-MOS「任務はすべて終了しました。これより帰還します」
KOS-MOS(マリア)「……さようなら、ロスト・エルサレムの子どもたち。きっと、また逢えます」


ゼンガー「さらばだ。異界の猛者たちよ。いつかまた、相見えんことを」
神夜「違法の地、行脚の旅……大変でしたけど、ドキドキしました!」
神夜「また、エンドレス・フロンティアにいらしたら……不死桜でお花見をしましょう」
ハーケン「OK、ナイスファイトだったな。そして世界の広さ、改めて思い知ったぜ」
ハーケン「まだまだ、俺には旅が必要だな。アディオス! また会おうぜ」
うらら「多くの仲間たちとの出会い、思ったより感動的だったと思います!」
うらら「以上、異世界より、うららがお伝えしました! スペース・チャンネル5!」


こうして未来、異世界組はクロスゲートに乗っていった。
今度は魔界を通ってマーベルランドへ行き、そこでトウマたちやクルトたちとの別れです。
マーベルランドの奥地では、随分と魔力が落ち着いていた。
方陣が安定した今、クルトたちの征暦や、トウマたちの世界とも繋がっている。
ついでに、どうやらザ・ワールドにも繋がっているらしいので、彼らを迎えた後にカイトたちも行くことになりそうだった。


シリル「さあ、トウマ。私たちもジオフォートへ戻りましょう」
シリル「私たちには、私たちの……大事な戦いが残っているのだから」
トウマ「力を持つってのは大変だな。……今回は身にしみたぜ」
トウマ「聖剣の主として、やるべきことが終わったら、また、遊ぼうぜ!」
クルト「協力を感謝する。この勝利……俺は決して忘れない」
リエラ「私も忘れないよ。異世界にも……仲間たちがいるってこと」
リエラ「だから、みんなも忘れないでね!。私たち……422部隊のこと!」
イムカ「いろいろな生き方を見た。けど、まだ私は……生き方を変えられない」
イムカ「すまない。うまく、言えない。さよなら。……ありがとう」
クルト「帰ろう、リエラ、イムカ」
クルト「俺たちのガリアを取り戻すための……戦いの中へ」


次は、ザ・ワールド経由の60年後、千年以上後、太正、ザ・ワールド組。
カイトがアウラを呼ぶと、魔方陣に重なるようにカオスゲートが開かれた。


大神「俺たちの太正時代にもだね。さすがアウラくん、本当にすばらしいよ、君は」
 何か効果音
アウラ「そんなこと……ない」


あれ、この効果音って、確か不死桜で神夜の時にも……。
調べてみた。


サクラ大戦で好感度上がった音じゃねーか!
とうとう手当たり次第の大神さんは、バーチャルの存在にも手を出すのか……。


ソーマ「……みんな、誰かとつながっている、か。俺の仲間が言った言葉だ。その意味が、何となくわかった」
アリサ「生きる世界が違っても、絆は切れたりしません」
アリサ「だから、私……忘れません。戦いの中でも、皆さんのこと!」
リンドウ「おう、お勤めご苦労さん! ま、言いたいことは色々あるが……」
リンドウ「あ〜、なんだ。こういうのは苦手でな。他の連中に任せる!」
リンドウ「そんじゃま、帰るわ。……ありがとな」
リーンベル「小さな世界の外は……すごく、すごく大きかった」
リーンベル「そして、すごく大切な人たちができました。また、会いましょう!」
ヴァシュロン「これで報酬が出ないってんだから、もう二度とごめんだぜ」
ヴァシュロン「だが、スリルはあったな。今回のお題は、それでカンベンしてやるよ」
ゼファー「時間外の仕事は疲れるぜ。でも、それなりに面白かったかな」
ゼファー「さよなら、だ。戻ったら……行ってみるか。小さな世界の、その外へ」
エリカ「世界を隔てていても、わたしたち、友達ですよね!」
エリカ「だから絵里香は泣きません! またいつか……!」
ジェミニ「テキサスや紐育と同じくらい……ここが好きになったよ」
ジェミニ「さらば、愛しき人たち! ソー・ロング!」
さくら「あたしたちは帝劇に戻ります。でも、みなさんのことは忘れません!」
さくら「今度は、劇場でお待ちしています! さようなら!」
大神「俺たち華撃団は、正義のためなら、いつでも協力するよ」
大神「さようなら、異世界の友人たち。いつかまた!」
カイト「まさかネットを飛び出すことになるとは思ってなかったけど……」
カイト「リアルっていう区切りがあった方が……自然だね。それじゃあ、また!」
ブラックローズ「これでやっと、未帰還者から元に戻れるのね!」
ブラックローズ「でも、やっぱブラックローズはいいかも」
ブラックローズ「じゃあまた、『ザ・ワールド』でね!」
アウラ「強い力。使う人の気持ち一つで、救い、滅び、どちらにでもなる」
アウラ「あなたたちにになら、この意味……わかるよね?」


こうして、異世界からの友人達は去って行った。
ここでアーサーもまた、死霊戦線に……死霊戦線?
MSXのRPGかよ!
で、レイレイもハンターとして、一緒について行くようです。
全員が全員、それぞれの道がある。


モリガン「本当に退屈しなかったわ。ふふ……感謝してるわ」
モリガン「また誘ってちょうだい。……いつでも、ね」
デミトリ「フフフ……久々に楽しい夜会だったよ」
デミトリ「さらばだ。次に会う時は敵同士かもかも知れんがね」


デミトリの所誤植?


ダンテ「狂っちまいそうなくらいイカれた、そしてイカしたパーティだったな」
ダンテ「便利屋デビルメイクライはいつでも開いてる。電話を待ってるぜ」
レディ「とんだタダ働きよ。次は仕事として受けないとワリに合わないわ」
レディ「それじゃ。ダンテに頼む時は、先に私に声をかけてね」
アーサー「油断してはいかんぞ? 魔界は何度でも蘇る」
アーサー「次に会うとしたら……また魔界になりそうだな。では、さらばだ!」
レイレイ「名残惜しいけど、これにてサヨナラだね!」
レイレイ「しばらくはこんなカンジで、あちこち旅するかも。それじゃ、再見!」
ワルキューレ「この戦いに身を投じたすべての人々のこと……決して忘れはしません」
ワルキューレ「世界を救った勇者たちに、幸あらんことを……」


魔界も含めたメンバーが去り、残ったのは全員現代世界の人間たち。
ふと、経界石が気になったので、全員で黄龍寺家の屋敷にまで戻ることにしました。


平八「ふん、力を失った物に興味なぞないわ。南極でも探した方がマシよ」


ああ、ストクロは南極に隕石が落ちたんだっけ?


小吾郎「長い旅だったな、みんな。礼を言わせてくれないかな」
小吾郎「俺とお嬢だけじゃ、どうにもならなかった」
小吾郎「いつかまた会おう。世界の境界線が、再び触れ合う時に」
美依「まさか、自宅の地下に問題が埋まってたとはね」
美依「みんなには迷惑かけたけど、本当にありがとうってね」
毒島「言うな……! もう、済んだことだ」
毒島「後始末が山ほど残っているようだな。また、会うこともあるだろう」


毒島さんこれ原作の台詞じゃねーか。


ブルーノ「もういい加減こういう事件に巻き込まれるのはカンベンだぜ」
ブルーノ「ただまあ……市民の安全を守れたっていうのは上出来だ。じゃあな!」
春麗「それじゃ、これでお別れね。少し名残惜しいけど……」
春麗「捜査の協力に感謝するわ。それでは……再見!」
平八「世界の境界線に触れ得る存在。……なるほどな」
平八「まあいい。今日のところはな。せいぜい達者に暮らすがいい」
ジュリ「セスを片付けられたのはラッキーだったぜ」
ジュリ「次は……『奴』か。もしかしたら、また合うかもなァ? あばよ」
バツ「今回の話、みんな信じてくれそうにねえな。苦労したのによ」
バツ「守りたいものは守れた……それでよしとするか。それじゃ、あばよ!」
アリサ「それがいいのです。それが人のルール」
アリサ「私も、人のルールの中にいられたこと……うれしく思ってます!」
仁「これだけの力が集まるのなら、あるいは……」
仁「いや、今はいい。……次に会う時は、敵同士かもしれんが」
シャオユウ「もう異世界はこりごり……と言いたいとこだけど、ワクワクはすごかったよ」
シャオユウ「まるで遊園地を渡り歩いたみたいで、ね。それじゃ、再見!」
バン「オモロかったのォ。ナッツクラックと同じくらい燃えたわ」
バン「ほな、達者でな。ワシに用があったら、アームストンシティまで来るんやな」
パイ「これでやっと、大手を振って帰れるわね」
パイ「やることはいっぱいよ。仕事も、クンフーもね。じゃ、再見!」
アキラ「信じられないことの連続だったな。まったく、疲れたぜ」
アキラ「だが、これ以上ないほどのクンフーが積めた。星も、一瞬見えた気がしたぜ」
ネイト「これでまた、安心してねねこと別れることができそうね」
ネイト「人と人が寄り添う気持ち、またひとつ学ぶことができたわ。じゃあね」
ねねこ「友達を助けることだけは、謎でも何でもないのだ」
ねねこ「だから、ねねこは新しい謎を探すのだ。さらばなのだ!」
クリス「いつもの任務とはまた違う戦いだったな」
クリス「俺たちもまた、日常に戻る時だ。……戦いの日々にな」
フランク「今回の件は記事にはできんな。いくらなんでも突飛すぎる」
フランク「だから……次はもう少し現実味のある事件で頼むぜ。じゃあな!」
ジル「これで本当に任務完了ね。本部に戻らないと」
ジル「やまない嵐はない……それが明日かどうかは分からないけどね。それじゃ」
沙夜「今回の事件……ある意味、正しい形の混沌だったのかも、ね」
沙夜「じゃ、おいとましましょうか。次なる計画の話は……また今度、チャオ♪」
シャオムゥ「世界はつながっておるんじゃ。時の果てに、再び出会うこともあろう」
シャオムゥ「その時は……また、時を巻き戻せばいいんじゃ♪」
零児「祭りも……もう終わりだ。長いようで、あっという間だったな」
零児「『ゆらぎ』があるならば、俺たちはそこにいる。また、いつかな」
ケン「夫として、父として……そして格闘家として、やることは山積みさ」
ケン「じゃあな。家族に……いい土産話ができたぜ」
リュウ「俺もケンもまだまだだ。今回の戦いで痛感したよ」
リュウ「また会おう。そうだな……俺より強い奴が待つ場所で」


さて、こうして、仲間たち58人とアウラ1人すべてが、それぞれの道を歩んだ。


家に帰るまでが、旅なんです。
今回の小吾郎の報酬は、美依がお茶を煎れてくれることで。


よしなに。


ああ、やっぱり敵ボスのデザインはMがんぢーだったのか。