日車20t(10)クレイジイ!

  かつて作った1055型は「長州鉄道」のプロトタイプで、日車の車両史・戦前私鉄鉄道編下巻の212ページに詳細な図面があります。ブレーキは蒸気ブレーキが左側の大枠内にありました。煙突はパイプであり、化粧煙突はいかがなものかと悩みます。ともかく「古典機」の雰囲気を出したいので、エッチング彫りの丸窓は挽き物を嵌め込む事にしました。この方が立体感が出ます。

  すると縁取りも表現したくなります.帯材を曲げるのですが、そのための治具を作りました。0.2tの窓枠のパーツを厚板でサンドイッチしてここで曲げるのです。

  材料は0.2×0.8で少し太すぎたかも。ともかく曲げました。

  これを貼り付けますが、やはり多少のずれや波み打ちがあります。これが手作りの味かも知れません。

  この後キャブ後方とサイドタンク上縁もやらなければ行けないのですが。この窓枠がネックでした。