北炭台車

  スケールではφ7.5ですが、Φ8.5でもあまりおかしくはなかろうということで、この件は御容赦。絶縁部分の外径もφ4ですので、少しパイプを舐めて組みました。パイプをPOMで作ればこういうことはなかったのですね。POMにしなかったのは、フレやエキセンが恐かったからです。

  ボルスターに関しては作り方を色々吟味しました。治具を作ってそこにあてて「コ」の字型に曲げるとか・・・・。しかし、シェイの時に角材から削り出した事を思い出しました。「曲げ」はコンの腕では多かれ少なかれ誤差が生じるでしょう。台車の巾の寸法を確実な出すなら、角棒から「コ」の字に削る方が早道と考えました。5×5の角棒を4本(台車は4台なので)並べて例の治具にハンダで仮止めして、フライスでエイヤッと削ります。

  バーナーで炙ってハンダを外します。

  いつものようにクロステーブルを利用して孔をあけます。もみつけはセンタードリル。

  最後の難関はロストの台車枠に穴をあけてタップを立てる事。あ、KKCでは貫通していると孔、貫通していないと穴となります。貫通していない穴にタップを立てるので、折れたタップをグラインダーで整形して、ハンダタップで行う事になります。この際、例のCUTLUBEは素晴らしい効果がありました。CUTLUBEが無ければ出来なかったかも知れません。

  2両分の台車4台完成です。台車の高さも揃い、安心して納品出来ます。二晩かかりましたので、手間賃はどうしようかな?

  ジョギングは少し本気を出しました。20分16秒。いつでも20分は切れます。明日は運転会のお誘いをけっぽって栗駒山に登ってきます。7月の北アルプス遠征のリーダーとしては、登山訓練を優先しなければなりません。