万力の修正
ドコービルの前に懸案の作業をしました。コンは万力で切ったり削ったりと酷使しているので、何故か向かって左側のアゴが開き気味になります。
初代の万力は永く使いましたが、こうなってしまい引退してます。
ちなみにこの万力は、ガイドの棒2本のうち、下方にナットとネジを仕込んで、アゴが上がらない構造になってます。
ベルトドライブ化したフライスの初仕事として、旧い万力の修正を試みました。銜え代が少ないので、お勧めは出来ないけれど、ツダコマ氏の万力は抜群の保持性で、切り込みも少なめでしたので喰うことはありませんでした。
かくして、引退した万力はやや左側がキツめに締まる理想的な締まり具合に変身、20年ぶりに工作台に復帰したのであります。
2号機のアンビルバイスも同様にアゴをフライスで削り、向かって左側が少しキツめに締まるように調整しました。コンはワークを万力のセンターではなく左側で銜える変な癖があるのです。
で、ドコービルとなりますが、どうもかなりクレージー。何でこんなところまで作ったのかと呆れるだけで、今日は終わりました。このクラス最高のディテールを盛り込みましたが、これが障害にならなければ良いのですがね。
ジョギングは29分27秒とだらしないタイム。これから徐々にアップします。今夜は永年連添った万力が復活した事で大満足です。