布巻管

  まあ、工作は出来ないので何かブログネタと思っていたら、同人誌の編集で面白い技法を教わりましたので、受け売り、ヒトフン(人の褌で相撲を取る)のそしりを覚悟でご紹介しましょう。ナローモデル等で敏腕のS氏の技法です。
  まず適当な木片(今回はヒノキ平棒)にニッパーで凹みをつけます。これが線材のガイドとなります。

  原法はハンドドリルですが、旋盤があるのであれば旋盤で出来ます。ピンバイスを銜えるわけです。先の木片を線材(今回はφ0.8)にあてがい、ニッパーで斜めに軽く銜えてスイッチオン!

  ええ、吃驚しました。これ1回目なのです。こんなに綺麗に布巻になります。

  この技法のキモは木片が線材とニッパーとの角度を固定している事ですね。ですから均一に螺旋模様ができるということです。素晴らしい技法ですし、こういう簡単で効果的な技法が模型作りに潜んでいて、発見される喜びもまた模型作りの醍醐味でしょう。Sさん、ありがとうございました!
  ジョギングは三日ぶり。暑いけれど脚は軽い。25分34秒。暑い時には汗をかきまくればスッキリするのですよ。