中国インディペンデント映画祭2013
今回の第四回中国インディペンデント映画祭はオーディトリウム渋谷を会場に行われた。http://cifft.net
作品解説で視たかった4作品は夜の回にすべて視ることが出来た、ゲストトークも聴けて良かった。毎回この映画祭を企画運営サポートされている方々に深く感謝。
「豆満江」(2010年)
北朝鮮と川をはさんだ対岸の中国領、朝鮮族の村で暮らす爺と少年と姉に起こるドラマ。
2007年にあてもなく国境沿いの町も旅したので、ロケ地は図們(トゥメン)地区のどの辺だろうと思いながら視た。
「唐爺さん」(2011年)
黒竜江省の鉄道員だった唐爺さんが身振り手振りで語り倒す壮大なる自分史、帰郷中の娘と息子と娘婿と喧嘩は絶えないが。文革時代のスター雷鋒の友情出演も(嘘)
来日の徐童監督と唐小雁の姉御とティーチイン。前作「占い師」同様唐突に雰囲気変わるエンディングに呆然と帰るところだったので、質疑応答で色々聴けてより深く良かった。
「ホメられないかも」(2012年)
夏休みに黄河沿いの田舎へ帰省する親友の小僧二人、随所に線描アニメが挿まれて想像以上に洗練されてた。ピンポイントでのCGの使い方が上手。夢と現実ない交ぜの少年時代にはもう戻れない。
「白鶴に乗って」(2012年)
中国西部の土地での老人と孫たちとの振る舞いが中心のドラマ、現代の法律で禁止されてしまった伝統的な土葬を望む老人の取った行動とは・・・このエンディングで中国国内での上映「龍印」認可されてるとは、当局の基準が本当に本当に分からないっ!
- 作者: 中山大樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(14/01/02)記