そこがミソ。-ドラマ特撮感想などを思ったままに このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-06-11

[] だからと言って作家が正しいわけでもない

この話であちこち回ってるとどうも世間的には編集の方に分が悪いみたい。

まあいろいろ聞いたし言いたいことはあるんだけど、ちょうどたまたま忙しいので雑感で。それくらいでいいような気がするけど(突っ込み出すとキリがないし)

一応もう一回張っとくよ。

 

編集がヒドイのは確かだけど、作家の言い分が絶対かというとたぶんそうじゃないとは思う。

世間の論調としては「こんな酷い編集がいるのか」ってとこで普通の会社と比べてネタになるんだと思うけど、漫画家と編集は普通の会社における雇用形態とは全く違うので、そんな話ではないのです。やり方は酷くてもいい作品が上がればいいんだよ。

作家が納得してればその方がいいに決まってるけど、誰に対して「面白い・いい作品」であるべきかというと「読者に対して」なんだから(=人気が出る・売れる)、編集の言うことが筋が通ってれば作家が折れるべきだし、そこで一悶着ある→感情的しこりが残るっていうのは、結果はともかく‥‥って話だろ?だから話半分。

作家はブログで好き勝手書くこと出来ても、社員編集はそう言うわけにはいかんから。作家だってとんでもない「常識」の人いっぱいいるよ?鵜呑みにしちゃダメ。

 

オレも雷句先生の原稿料の安さは驚いたけど、だからと言って高けりゃいいかというとそう言うわけじゃないってのは新條先生もちらっと言ってはいたけどさ、高いと他で使えないから困るんだよね。(自分で下げりゃいいだけの話ではあるけど)まあいいとこ2万円前後じゃないかなぁ(とオレは思う)

安くて気の毒と思うんならみんな雑誌買ってアンケート出したり、本屋でコミックス買ってあげなよ、ブクオフじゃなくてさ。(オレは基本ブクオフでは漫画買わないから言うよ?)アニメーター低賃金問題と話は違うんで、買ってあげればその分漫画家に入りますよ?編集部内での評価も上がるよ?言うならそれからだろ。

まあサンデー編集部の方針としてあの金額なら仕方ないけど交渉すればいいだけだし、そもそも漫画家の原稿料はアシ代と経費でなくなるものなのよ。(詳しく言いたいとこだけど割愛)だから雷句先生の原稿料が安くてもコミックスの印税で儲かってるからイイじゃんって話。安いから編集部が搾取してる、扱い酷いって話じゃないよ?新條先生もそうだけど。

聞くところによると少女漫画編集部って最近は女性もいるけどもともと男性ばかりの昔気質のとこで、新條先生んとこみたいなDVメソッド的なやり方は本当にあるらしいって話。

ところでまゆたんの「(描きたいこと描いたから)もうエロは描きたくない」発言って、メジャーになると脱ぎたくないって言うグラドルみたいね(笑)

 

あと出戻る人がいるってのも、結局余所に行っても同じこと‥‥ってのはあるらしい。単に行った先で良い編集に出会うかどうかってことかもね。

絶版について過剰反応もあるけど、それもそもそも稼げる人なら出版物を絶版にするのどうのと言われたら版権引き上げて余所で出せばいいだけらしい。普通に考えて、会社が自分とこに不利な状況を作りたいかどうかと言う話でしょ。対応はともかく。(これは作家側の言い分が必ずしも正しくないってことでもある)

もちろんその辺含めて前の記事でも言ったけど、作家側に立って作家の利益を守るのは編集者ってことでなく「担当編集者としては当たり前」だし、そうでないと仕事なんか出来ないってことなんだけどね。

 

あと編集側の話だと、あそこの会社は組合が強いから何をやらかしてもほぼクビになることはないらしいし給料も高いです。もちろん仕事をしててもしてなくても同じね。オレもフリーの編集の知り合いはいるんであまり言いませんが、それはもうそこに入れるかどうかの能力の差だから仕方ないんじゃね?って気がするしさ。まあ社員編集と雇われ編集(ライターさん)でどれくらい待遇に差があるかはよく知りませんが、それもそう言うもんだしさ。

ただ仕事してない・出来ない人はともかく(本当にムカつくけど)、してる人に限って言えば昼出勤明け方帰宅、漫画家がネームできないと言うと突然の休日打ち合わせや出勤、自宅作業があって、更に人によっては通常業務以外に兼業で企画室の仕事とかもあり、その分は実質ただ働き。メディアミックス物だと自分の名前をテロップに出す人もいるけど(それだと金銭が発生する)大体はみんな縁の下の力持ちだと思ってるからそんなことはしない *1 、当然全部給料分の仕事ってこと。

会社としては社員を守っるてことも考えるわけだから、当然休日はなるべく取るように言うわけでしょ。だからそれをどうするかってのはやっぱり本人と編集部の仕事に対する考え方の問題でさ。取引先が休出してるからあなたも出なさいって言われてはい判りましたって言えるかい?年末、クリスマスも暮れもなく仕事しろって言われて出来ますか?社員編集を批難するってことはそう言うことなんだよ?ただそれと作家に対する対応が酷いのとはもちろん別の話。

で、例えば40代くらいで奥さんと子供がいるような人だと、毎日そんな生活リズムで仕事してたら家庭内別居みたいなもんだと思うけど、それでも年収1000万で仕事しますか?って話でもあるわけでしょ。漫画好きならいいけど、そうじゃないとキツイと思わんか?(要はウチの相方は今は漫画編集ってわけじゃないけどずっとそういう状態なんですが)

もちろん外食多いからみんなメタボですよ?糖尿病予備軍になること受けあい。

 

ちょっと書くだけのつもりが長くなったけど、まあこんなとこで。あんまりいつも来ないような一見さんたちに見に来られても困るしな。

あんまり突っ込んで書いてないのはまあこういう話もありますよってくらいの感じですが。(なので細かいとこは突っ込み無用で)

いつだってオレの記事はテキトーじゃん?(ウソは言わないけど間違いはあるかも)

 

追記。(6/12深夜)

コメント欄で突っ込まれたんで、まあどうでもいいことなんですがオレのスタンスを。

今この問題において多くのネット住人が問題にしてるのは漫画界の構造問題や、漫画家と編集者の関係の是非なんだと思うんだけど、はっきり言えばそんなの個々の事象での問題なので、オレはコメントすべきことじゃないし、することの意味を見いだせないんですね。他所ん家の夫婦関係に口を挟むべきじゃないのと同じようなものかなと。

それだけのことなので何も言わないだけで、この一連の展開の意味自体は判ってるんで大丈夫ですよ。

一応立場的なことを言うと、ウチの家人はそこの編集で、オレはそこで何度か仕事してる&マイナー中小出版社・マニア誌・漫画誌以外での仕事もしてる&よその作家さんのところに仕事に行ったことがある&漫画家友達の情報網がある‥‥ってとこで、そういう話の現状はそれなり聞いてるし知ってるしってとこでしょうか。この記事の真偽の保証はそんなとこです。

歯切れ悪いようですが、いろいろ見聞きしてると自分の立場からはそれ以上言えないですよ‥‥

一応前記事→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20080610/p4

*1:長崎さんのような編集の地位向上を言う人もいるけど、殆どは裏方仕事として割りきって仕事してるから、一理あるけどそうすべきとは思ってない、と言う話です。

名無しのごんべ名無しのごんべ 2008/06/11 22:30 すみません、この件は金銭が問題ではなく最後の方に
述べられていた仕事ができない編集を問題にしているようです
雷句先生は問題ある編集が週間サンデー編集部全体に蔓延している事実を
裁判を起こす事で世間の明るみにするのが目的だったようです
勘違いなされているようなのでコメント致しました

korohitikorohiti 2008/06/11 22:43 ◆名無しのごんべさん
書き込みありがとうございます。
なんで雑感なのかというと、その辺にきちんと突っ込むわけでなく私が思ったことを書き連ねてるからなんですが、今回ことが公になることの是非や影響力も含めて、問題の論点は判ってるつもりです。
件の問題編集についても昨日の記事にはちょこっと書いてますが、多少は社内の話を聞ける立場にあるんで余計に突っ込むと面倒な話になるからあえてスルーした次第です。
陳述書を読んでいろいろあったのねーとは思ったんですが、自分がコメントすることではないし、それよりは原稿料がその金額ということにビックリしたのでそれについて書いたまでですね。あとネット上での論点のズレっぷりが気になったので、その辺の雑感含めてってことです。

GGGG 2008/06/13 00:09 原稿料は相応の評価が表れるもので、印税等で儲かっていれば〜というのはやはり違うのでは?と素人は疑問に思ってしまいます。
「あの○○先生もこの額で描いてるのに〜」という抑え付けに使う事も可能ですし、
また生え抜き作家に相場を悟らせず、低額で使い続けると言う事も考えられなくはありません。
純粋に「雷句先生のデビューから最近まで」程度の期間では
あの程度までしか上がらない、といったモノなのでしょうか?

korohitikorohiti 2008/06/13 00:40 ◆ GGさん
>原稿料
別に業界通と言うわけじゃないんで、一応業界の通念、という形のお返事ですが、会社ごとに給与体系が違うように雑誌ごとに原稿料は違います。交渉次第というのは例えばヘッドハントされた人間がどこに行っても同じ給料を貰えるようなものだと思ってください。その交渉に使う材料は他の作家さんの額と言うことはあると思いますが、上げてもらったからにはその分貢献しなければいけないのは当たり前で、その保証が出来るかどうかにも寄るんじゃないでしょうかね。
普通は余程親しくない限りはそう言うことは聞かないし、アシさんとかにも言いませんね>原稿料

ただずっとそこで仕事するのであればともかくやはり相場というものがあって、あまり高くなりすぎると他の雑誌では使いづらい作家と言うことになるわけですね。(月産ページ数なども関係しますが、4コマ作家は割と高めだったりする場合もあります)
人件費含む必要経費も人によってマチマチなので、原稿料が同じでも簡単な絵柄の漫画を一人で描く場合と、原稿密度が高くてアシスタントをたくさん使う場合では手元に残るお金は違いますよね。普通は原稿料でとんとん、コミックスの印税収入があって初めて生活出来るという人が多いのではないでしょうか。
雷句先生の金額はサンデーの相場が他の雑誌より安いとしても確かに安いと思いますが、貰ってもあれプラス数千円程度じゃないでしょうかね。もちろんよそでそれ以上の金額を提示されればそれは雷句先生の価値ということなのですが、以降それ以下の仕事はしにくくなるんじゃないでしょうか。今そこまで出せる出版社がどれくらいあるかどうかは知りませんが。
だからデビュー期間がというより、普通は印税が入って来てれば生活するには困らないので、特に原稿料が不当に安いと感じることもないんじゃないかなと思いますけど‥‥上げ幅も場所によっては500円単位だったりという話も聞いたことがありますが、×原稿のページ数ですから月換算だとそれなり増えるはずですよ。
聞きかじった話などですが、まあこんなとこで。あくまでも一部ではこうだという話でしかありませんが。

GGGG 2008/06/13 00:51 ご丁寧にありがとうございます。かなり納得がゆきました。
ただ、それでも邪推や不信を抱いてしまう今の小学館の体質そのものが問題ですね(笑
いや、笑い事じゃないか……

匿名匿名 2008/06/13 00:57 色々あるのわかりますが、もう少し読者の視点を。

>雑誌買ってアンケート出したり、本屋でコミックス買ってあげなよ、ブクオフじゃなくてさ。
いやそういうことじゃなくて、今回の件でつくづく感じたのは、
漫画家さんも編集さんも結局は読者の顔ってみえてないんだなとつくづく。

カドカワやエニックスの騒ぎの時も同様に思いましたが、
漫画というか出版は利益を生み出すシステムを大事にしているのであって、
ああ別に読者おいてけぼりにしても関係ないんだろうなあと。
何度も何度も出版社の内紛などで置いてけぼりにされた読者としてコメント。
建前でもいいから、読者に迷惑はかけません、っていってくれる人
あんまいないのも。ああ、今回の件もですが、読者の介入する余地
ないのがいかんとも。買ってげればいいじゃんってのも、カドカワの
お家騒動の時、読者は出版社がどうこうしよと気にせず買うだろうっと
見下された経験から、こうはっきり書かれるとうれしくはないです。

双方言い分あると思いますが、読者に迷惑をかけないってことを
わすれないでほしいですね。読者を見下すこともです。
見下された読者としての経験者としては、上から目線で買ってやれよ、
なんていわれて買ったりアンケートだしたりできません。ムリ。といっても
立場が違うし、わからないかもしれませんね。とりあえず静観。

korohitikorohiti 2008/06/13 00:58 ◆ GGさん
この記事でもちょこっと書いてる通り、私の場合は仕事出来ない担当に当たって憤慨するようなこともありましたし、出版社側の対応としてそりゃないよってこともありましたが、反面ちゃんと仕事をしてくれる良い担当もいましたのでネットの論調のように必ずしも小学館側が悪いとも言えないんですよね。
ただまあ話を聞くに体質として酷い部分があるのは確からしいので、そうなるとあくまでも個々の関係でしか測れないんじゃないかなあとも思うんですよ。お二方のブログでも書かれてるように誰かにとっての酷い担当が誰かにとっての良い担当ということもあるわけだし。
もちろんそうであっても本質的には漫画家に対してだけではなく、漫画作品に対してまともな編集がいなくなったと言うことが大きいんじゃないかとも思います。

korohitikorohiti 2008/06/13 01:15 ◆匿名さん
>漫画家さんも編集さんも結局は読者の顔ってみえてないんだな
作品を作ってる時点ではそんなことはないと思いますが。作家と編集が喧嘩するのはより読者に好まれる物を作りたい(もちろん作家の自分の描きたいように描きたいという主張は判りますが)ということですから。

>出版は利益を生み出すシステムを大事にしているのであって、
基本的に儲けが出ない仕事を会社がするいわれがないのは当然ですよ、細かい話は抜きにしても。読者のために赤字で本を作れと言うんですか?
最近のこういう話はちょっと疎いんですが、カドカワやエニックスに限らず大なり小なりいつでもある話なので何とも‥‥もちろん納得いかないと思ったこともありますよ?移籍した作家の単行本が他社で出し直しとかよくあることじゃないですか。買うか買わないかはその人次第ですしね。迷惑とかそう言う話じゃないし。
ただこういう騒動に関して言うんであれば、連載打ち切りとか移籍とかは読者のことよりも、それを供給する漫画家の問題なので、実質作品を作る人間がどれだけ我慢出来るかにも寄るんじゃないでしょうか。単純に読者のために作家に死ねというのは違うんでないかなあと思います。それ以前の話では?

アンケートや売り上げ面で雑誌に貢献してる作家なら編集部に強く出ることが出来るから、そう言う意味で応援してあげればどうですか、それが読者のためにもなるんではないですか‥‥ということです。

トーオリトーオリ 2008/06/13 08:28 雷句氏と編集、どちらが読者の事を考えていたかと言えば、おそらく雷句氏ではないかと。
連載を終わらせ、最終巻が出る事を確認してからの提訴ですから。
あと、進捗が遅れてる時でも普通に休みが欲しいってのは社会人として甘いでしょ。
原稿が遅れて困るのは出版社側なんだから、マネージメントや管理は編集の仕事。
ミスをしたなら相応のペナルティを呑んでリカバリーするのは当然じゃないの?

GGGG 2008/06/13 12:27 あれ?korohitiさんの記事って
http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20080610/1213079977#tb
に一度トラバ表示されて消えて(消されて?)、また表示されましたよね?いや、されたと思う……
今見たらまた消えてるような

korohitikorohiti 2008/06/13 12:30 ◆トーオリさん
えと、これはコメントの内容的に私に言ってるんじゃないですよね?そういう話してないし。

 >連載を終わらせ、最終巻が出る事を確認してからの提訴
読者のためというのもあるでしょうが、仕事のケリがついてからというのは作品のためでもあるし、まあ普通身の振り方としては当然ですね。実際仕事が終わらないとこんな面倒くさいことをやる時間なんか取れないはずです。
 >進捗が遅れてる時でも普通に休みが欲しいってのは社会人として甘いでしょ
週刊連載の人ってスケジューリングがキチンとしてる人が多いみたいですが(みんなそうなのかは知りませんが表に出る一部の作家は)、割とタイトではあると思いますね。実際殆ど休みらしい休みはないんじゃないでしょうか。
 >原稿が遅れて困るのは出版社側なんだから、マネージメントや管理は編集の仕事
だから漫画家がタイトな状態でもきちんと仕事が出来るようにサポートしてくれ、というのが今回の話ってことです。たぶん。

korohitikorohiti 2008/06/13 12:34 ◆ GGさん
お知らせありがとうございますー。
なんか一度消えたという話をよそで知って記事TBし直したんですが、今は一応付いてるようです。記事TBにしたんでブログタイトルが表示されてないからかも。

トーオリトーオリ 2008/06/14 12:38 先のコメントは携帯からでした。
コメントへの返事の意味が良くわからなかったので、本文を読み違えたのかと思い、帰宅後読み返してみましたが、引っかかった部分を拡大解釈してコメントしたようです。ちょっと先走った書き込みですみませんでした。

でも、まだ引っかかってる場所があるんです。
例え方の問題と言えばそうなんですが。

>取引先が休出してるからあなたも出なさいって言われてはい判りましたって言えるかい?
「君の取引先が進捗の遅れで休出している。場合によってはこちらのチェックが必要なので、担当の君は連絡を受けてチェックを行なう為に休出してくれ」と言われたら、(緊急性のある用事が無い限り)「はい判りました」と言わざるを得ませんね。内心嫌だと思うけど、それが仕事だし、取引先の仕事も進まない訳だから。漫画家と担当編集の関係もそうでしょう? あと、代休は(取れれば)取ります。

>年末、クリスマスも暮れもなく仕事しろって言われて出来ますか?
日本にはクリスマス休暇は無いので、土日振休と重ならない限り、12/24,25は平日です。
と、言う野暮なツッコミはおいといて。
サービス業、流通業、鉄道・バス等の交通関係、一部の海外勤務(現地のカレンダーに従う)、一部の金融関係(オンラインのメンテナンス)なんかは、実際に仕事があります。
世間が休みでなくては出来ない裏方的な作業というのもあるんですよ。

>社員編集を批難するってことはそう言うことなんだよ?
その程度で批難されないと思っているなら大甘ですな。

>で、例えば40代くらいで奥さんと子供がいるような人だと、毎日そんな生活リズムで仕事してたら家庭内別居みたいなもんだと思うけど、それでも年収1000万で仕事しますか?漫画好きならいいけど、そうじゃないとキツイと思わんか?
これは特殊なケースかもしれませんが、30代で奥さんと子供がいる友人は、月に1日ぐらいしか休みが無く(平日はずっと地方に出張って事もざら)、かといって年収は1000万に満たない。それでもその3K仕事をせざるをえない。まぁこんな人もいるって事で。ちなみにその友人(漫画好き)に聞いてみたら、年収450万でいいと言ってましたw。確かに、ほぼ毎日家に帰れるだけでも上等だよなぁ。

下を見たらキリが無いかもしれませんがね。もうちょっと見識を広げてはいかがでしょうか。
(自分も言えるほど広くは無いですがね)

それでは、乱文失礼しました。

korohitikorohiti 2008/06/14 15:30 ◆トーオリさん
 >もうちょっと見識を広げては
社員編集へ批難関連に関してですが、まあ個々のケースに細かく突っ込まれると困るのですが‥‥(苦笑)
これは単にネットを見てて漫画家養護意見の人たちの論調が割合そうだったからってことです。
いろいろとやって来てるいい大人なので、仕事があれば休出だって残業だってしなきゃいけないのは知ってるけど、そういうことに文句言う人がいるのも知ってますから。一般にサービス業の人は世間のお休み関係ないですけど、意外とそういうことに気が回らない普通の会社勤めの人はいますよ。
自分も会社に勤めてたこともあるしそういう仕事(バイトですが)もやったことあるんで、それくらいは判ってますです。
 >年収1000万で仕事しますか?
実際自分もどうかなぁと思って書いてはいますが、それでも1000万貰える方がいいって人はいるでしょうね。
ただそういう会社に入れなきゃそんなことにはならないわけで、それは年収450万で暮らすとか3K仕事をやらざるを得ないように、そういう状況でも仕事しなきゃいけないってだけですね。待遇がいいのは就職出来るかどうかの時点で能力が違ってたってだけですからね。でもいくら漫画好きでもその状況にあれば450万じゃ見合わないと思う‥‥と思いますよw
ちなみに漫画家だって人によっては年収低くて3K仕事みたいなもんですけど、それでもやらざるを得ないし、だからといってやめようとは思ってないってことですね。

S.G.P.PS.G.P.P 2008/06/26 08:16 遅ればせながら、こちらのブログ記事を拝見させて頂きました。
別の日の記事で

>雷句先生ネタはウチではもう終わり

と書かれていますので、例の件について今時分になって書き込むのもどうかと思ったのですが、どうしても引っかかりを感じた箇所がありましたので今更の書き込み、どうかお許しください。


>今この問題において多くのネット住人が問題にしてるのは漫画界の構造問題や、漫画家と編集者の関係の是非なんだと思うんだけど、
>はっきり言えばそんなの個々の事象での問題なので、オレはコメントすべきことじゃないし、することの意味を見いだせないんですね。
>他所ん家の夫婦関係に口を挟むべきじゃないのと同じようなもの

個人的に一番引っかかりを覚えたのは上記の箇所なのですが、自分はやはり雷句先生の件は漫画界の根本に関わるような構造問題であると捉えています。
上記の中で「個々の事象での問題」と一言で片付けられていますが、今回の話はそこまでミクロな視点で語られる問題ではないものと自分は愚考致します。

例えが多少大袈裟に過ぎるかもしれませんが、かつてアメリカで黒人差別が酷過ぎたため、公民権運動につながったように、件の雷句先生のそれの根底にあるものは、漫画家の人権の回復を目指しているように思えてなりません。
上記でも「他所ん家の夫婦関係」という表現を用いておられますが、例えば奥さんばかりがあまりにも粗末に扱わわれるような家庭が多く、そうしたことが社会問題として扱われるようになれば、女性の社会的地位を回復しようとする運動が起こったり、家庭ばかりではなくビジネスの場においても『男女雇用機会均等法』などといった法律ができたりするわけです。
そして例の原稿紛失の際の編集部の対処の件や、今回の問題を皮切りに様々な漫画家さんが堰を切ったように語る苦渋に満ちた体験などを聞くにつけ、これはもはや「他所ん家の夫婦関係」などといったミクロなレベルで扱う問題ではなく、漫画家と編集者のあり方に対する社会問題として扱うべきものだと自分は確信致しました。
今回の件は非常にデリケートな問題ですので、至る所で慎重な姿勢が求められているようですが、今一度改めてご自身の周囲を振り返り、今回の問題の認識を再考してみられては如何でしょうか?

korohitikorohiti 2008/06/26 13:51 ◆S.G.P.Pさん
結論から言えば、この問題に関しては現場レベルで問題点は判ってるんで、再考する必要は感じない、ってことですね。ま、状況が判る範囲での確かな話として、もうちょっと知り合いの作家などの話も聞いてみたいとこですが‥‥
S.G.P.Pさんはたぶんあちこちの記事を読まれてると思いますし、ウチの記事を読んだのでしたらこちらの立場もお判りかと思いますが‥‥という前程で。
ちょっとあまりまとまらないんで無駄に長いですが。(今徹夜明けで眠いんです)

もちろん雷句さんとサンデーに関しては、サンデー編集部が原稿料などにしても特に業界の現状として基準より酷いんじゃないか、というのは本当だと思います。雷句さんが酷い目にあったというのも、主観での話だけど本当だと思います。それについてはもちろん同情します。原稿管理の問題は、もちろん出版側に非がありますね。当然です。
でもそれをして業界全体の構造問題かといえば違うんじゃないのかなーと思うんですね。雷句さんがどれだけ業界のことを知ってるかってのもあるし。
例えばじゃあサンデーが酷いなら、サンデーで仕事をしなければいいだけの話なんですよね。それで本当に人気作家がサンデーからいなくなって売り上げが落ちればサンデー編集部も猛省するかもしれませんが、現状考えられることは、もしそんなことになればチャンスを求めて新人作家がやはりサンデーにやってくるということなのです。原稿料が低くても。その新人を編集の力で人気作家にするというのが、編集者のひとつの仕事だと思うのですよ。そして本当にサンデーが酷いのであれば、じゃあベテラン作家はどうして文句を言わないで仕事してるのかってことでもあります。
つまり私が思うに、人気作家が売れるのは人気があるからではなく、まずは描く作品が面白いからだと思うんですね。そして編集者は皆さんそれを知ってると思うのです。それがたぶん一部の漫画家の扱いが酷い(良くならない)ことの理由のひとつなんではないでしょうか?

公民権運動については全く話が違う問題なので置いておくとして(漫画家の地位向上は、大雑把に言えば権利(何の?)を手に入れることではなく、個々の作業環境の改善が目的だから)、「他所ん家の夫婦関係」というたとえをしたり、必ずしも作家側が正しいことを言ってるわけじゃないという話ですが。

>例えば奥さんばかりがあまりにも粗末に扱わわれるような家庭が多く
例え話ばかりで恐縮ですが、例えば「粗末」の基準はどういう状態か?ということを考えてみてください。
知り合いの奥さんが好きな物を買ってもらえない、自分は大事にされてないと文句を言っていたとします。それだけ聞けば酷い旦那だと思いますよね。でもそれがプラダだのヴィトンだの‥‥といわれたらどうでしょう?ユニクロでも文句を言わない人もいればプラダを買ってくれと文句を言う人もいるわけで、それをして可哀想だといえますかってことですね。
というかそういう判断自体が家庭ごとに違うように編集部によっても基準が違うわけだし、作家と編集者の関係性においても違うということです。
漫画家と編集者の関係というのは、例えば恋人としてお付き合いしてる相手に対して、誰であっても同じ対応をすることが出来るかどうかみたいなものと考えてください。
基本誠実にお付き合いしていても、その時の相手によって好きの度合いは違いますよね?仕事だから同じように接するべきだというのは当然ですが、漫画の創作っていうのはかなり深いとこまでフォローするので、通常の会社の雇用関係や仕事仲間という程度の関係じゃ、ダメなんですよ。見合いした相手と付き合って結婚してもいいと思えるか、遊びじゃないとやってられないと思うかくらい、相手によって対応が違ってくると思うのです。だから雷句さんの場合でも、付き合う人がことごとく遊びで長続きしない‥‥と言ってるみたいなものだとすれば、それは編集者だけの責任じゃないよね?と、そういう意味のことですね。本当に作家側に非がないか?というのは、実際身近で体験しないと判らないと思いますし‥‥。
事実、毎回締め切りを大幅に遅れていながら謝るどころか出来ないものはしょうがないと開き直り、それでいて原稿料が安いとか扱いが悪いとか文句をいう作家さんもいましたが、そういう人が今回のような編集批判をしてないとも限らないわけです。

話戻りますが、今回の問題はいつの間にか漫画界の構造問題になってしまってますが、そもそも最初の雷句さんの主張や新條さんの主張はそういうことではなく、あくまでも現状のお仕事の中での人間関係を含む作業環境の改善であって、担当者の人間的対応を望むものであったはずです。
ぶっちゃけ彼らは稼いでいる人間なので、新人のために業界を改革とかいうマクロな話にしてしまうとますますよく判らない話になってしまうんじゃないかと思いますが、新人作家で原稿料が安くても連載が持てるのならやりたいという人はいくらでもいるはずです。「お金<作品の発表」が普通の作家の感覚です。だから作品のことは置いといても、稼いでる人間がいろいろ見合わないから他所でやると言えるんであれば、そうすればいいというだけの話なのです。新人でも自分の才能に金額や扱いが見合わないと思うんであれば、別のところにいけばいいだけなんです。
ただそうやって出し惜しみしてるうちに潰れて消えていくなんてことはざらにありますから、普通はないです。普通は金額関係なくとりあえずまず掲載されることが重要なはずです。そして一誌に載ることの出来る作家の人数は決まってるし、雑誌の数は決まってる‥‥ということを考えると、現場の人間は構造改革することの意味を見いだせないと思いますが‥‥それで仕事の(連載が持てるか、いつまで出来るか、人気が出るのか等々)保証がされるわけじゃなし、って話ですよね。だからそんなマクロなことを論じること自体、意味がないと思いますね。

一部で衝撃の事実みたいな感じで話題にしてる人もいますが、メジャー誌で編集の意見が入るなんて当然当たり前の事なので、編集者が口出しして作品の方向性を決めるとか、だから好きなものが描けないとかいうのを聞いて、一般の人が思う「そう言うのはダメなんじゃないか?」っていうのはそういう問題でもないのですよ。
全ては作家の実力次第、才能次第、実力があれば編集の言うことを聞かなくてもいいって話ですね。(そういうことは殆どないですが)
なぜなら編集者は雑誌を売ることが仕事であって、その雑誌の傾向にあった物を作家に描かせるのは当然だからですね。ただそこで、そう言う仕事上のやり取りにおいて信頼関係を築いた上で仕事が出来るかどうか、という話なのです。
はっきり言って、この問題に関しては、現状を知らない一般の人たちが殊更騒いでるように思えるんですね。(便乗していろいろ暴露してる作家はまた別の思惑があるんですが)
まあそもそも作家っていうのは考え方や行動が普通の人と同じではない場合も多いんで、それを真に受けてもなぁと思うんですが、なんにしてもどちらかが一方的に悪いということは、世の中の緒問題においてそんなにないと思いますよ。大抵はどっちもどっちでしょと思うわけです。
新人に限らず漫画家の原稿料なんて高い方がいいに決まってるけど、じゃあその上がった分、作家さんが使ってるアシスタントにもっと高いアシ代だしてるかというと、そうでもなかったりするんじゃないかなーと思ったりもします。実際、かなり稼いでるのにアシ代の相場すら知らない作家という話もよく聞くし。漫画家が権利を叫ぶのなら、その下のアシスタントも同じことを言いたいかもしれませんね。
ひとまずこんなとこで。

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