そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

歌のおにいさん#6

http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/
アバンではやメタ空間発動?(笑)もうどこからどこまでが境界線なのか判らない(笑)
やっぱり以外とシビアなこのドラマは、一応健太とお父さんの話が終り、前向きに歌のお兄さんをやる気になった健太と、やる気はあったはずなのになぜか人気の出ない斉藤くんの苦悩‥‥というにはあまりにも切実な状況。
斉藤くんの気持ちは判らんでもないけど、それこそ同じことをやってても自力の違いってあるんだよな。個性というか、まさに華というかオーラというか。いい加減なところが健太の魅力って言っちゃったら真面目な斉藤くんにはツライとこですが。斉藤くんの腐っていく様が気の毒というか‥‥
望まれなくてもそこしかいる場所がないからと言ってたやさぐれ&やる気レスな健太が、居場所があるだけマシって斉藤くんに説教するほどになるって、なんて成長!望まれてもそれがイコールいいことではない明音ちゃんの苦悩も考えると健太って恵まれてるよな?
はっきりと自分の居場所ややるべきことに気がついて、やっと過去を乗り越えられた健太もよかったなぁ。ずっと日陰な斉藤くんより、いきなり捨てられる方が絶対ダメージデカイって。そんな今までが今までだったから、迂闊にも健太の「俺らは二人で歌のお兄さんだろ!」にちょっと感動してみたり。
なんでしょね、このドラマの目指すところはものすごく正論なんだけど、その正論が誰が聞いても正しいと思えるような作りって、それはそれですごいなぁ。
そんでもって、お遊びかと思ってたら"歌のお兄さんのお父さん"な働くシルバーさんのコーナーは最高視聴率マークでますます斉藤くんのやる気をそいだりしながらも、健太の「親父数字持ってるなぁ」には笑った(笑)勝手に歌のお兄さんセレクションを作って楽しそうに健太をあしらう矢野家の人々もいいなぁ(笑)
そういや、ジゼルが作った曲がこのドラマの主題歌って、またメタな!と言うより、ジゼルってインディーズの時にそんなポップな曲やってたんか?そっちの方が驚き。それでなんで笑わないヒロインでメジャーデビューなんだよ(苦笑)どういう方向性のバンドだったんだ、ジゼル?安斉さん聴かなくて正解だよ、どこをどうやってもジゼルの曲じゃねー(笑)これたぶん健太が歌詞書いて明音が歌うんだよな?
真鍋さんの「良い天気ねえ」に健太が「曇ってますよ」ってのもオカシかったけど、これも主題歌のことか?(>「曇りのち、快晴」)
そして来週は氷室王子が帰ってきた!(笑)楽しみ!

メイちゃんの執事#8

http://wwwz.fujitv.co.jp/mei-chan/index.html
前回までのあらすじはいんだけど、始まった直後にもう終りかと思いましたヨ>EDテロップ
ああ、剣人カワイイよ剣人。ヒロたんも最後デュエロはカッコよかったなぁ。久しぶりにちゃんとカッコよかったな。まあそれだけで満足するしかないよ。だって主人公はタケるんでしょ?(苦笑)
それだけで、とは言うけど、剣人の話だったよね、今回。剣人がカワイイし、報われないのもカワイイので文句はないです。というかだから、最初から最後まで剣人の報われない恋をこれだけちゃんと描写出来るんだから、普段どれだけ確信犯でいろんなことをあえて誤魔化してるかって話なんだけどさ。フジのスタッフはよー!
メイがよく判らないのは相変わらずというか、本当に榮倉が棒過ぎて見てて(-_-)こんな顔になります。一緒に画面に入ってるタケるん見てると余計に。
そういう意味ではヒロたんもあんまり上手くないというか、今回特に下手に感じるんだよ。ヒロたんは出来なくはないからもうちょっと心に余裕をもたせてあげて欲しいんだけどなぁ。
ヒロたんの演技はさ、喜怒哀楽の記号を表現してるだけなんだよね。キ○タク演技というか、「悲しい」とか「怒ってる」をちょっと複雑に、だけど記号として演じてるだけであって、理人としての感情ってわけじゃないのはもう「剣人として」怒ったり切なかったりするサトタケを見てるとイヤっつーほど思い知らされるんで(他の執事だってヒロたんよりは上手いし、自分のやるべきことをやってると思う)特に今回の理人みたいに動きがあまりなくて顔の表情だけで演技するような役の時は辛いんだよなあ‥‥と思う。キ○タク演技から脱してくださいよ。ヒロたんは出来なくないはずなんだけど。ちゃんと出番増やして見せ場を与えて、一つの作品に集中させてくればね。ああ、監督がちゃんと演技指導、っつか役者に投げっぱなしじゃなくある意図を持ってこうして欲しいと注文つけてくれるような現場じゃないと、実力を発揮出来ないと思うけど。演技として、どういう風に気持ちを持っていけばどういう表現になるのかっていうことが、基本的に理解できてないんだと思うから。表に出る前の段階で自分だけで正解が出せないんだよね。体を動かして身体的レベルで描写するってことには問題ないのよ。まあそれが普通に出来ててはじめて普通の役者なんだけどさ。あ、そういやヒロたんの眉が細いのはひょっとして理人の役作りのためか?美形キャラといいながら忍様くらい潔く太眉でいいのに(笑)
榮倉のはもう論外で、アンタ本番で演技しながら他のこと考えてるでしょーといいたいくらい、そういうレベルで下手。他の役者のセリフへのリアクションの表情くらいして下さい。
 
お話の方はもう突っ込みたいところは山ほどあるけど言ってもしょうがないので割愛したいとこですが突っ込む。
大体いつ他のお嬢様とそんなに仲良くなったんだよ‥‥ってのは本当に言ってもしょうがないか。たぶん何話か見逃したんだよな、そういうエピが入ってる話を。他の執事が今までよりは画面に出てたからいいや。
それよりも、なんでメイが学園に戻らなきゃいけないのか、その辺がウヤムヤなのが気になる。誰でも入れるわけでもないお嬢様学校なんだから、戻るも何も本人の意思の問題じゃないと思うんだけど‥‥これは泉様の話の時と違って、学園にいたいけど家の事情でいられないって話じゃないよな。
そもそもメイが学園に入る、つまりお嬢様になるのは、メイのつもりとしては両親を一緒の墓に入れたいからだけど、その意味としては本郷家の跡継ぎに相応しい人間になるためであって、つまりもう一人の跡継ぎ候補のルチア様と戦うってことなんだけど、今回みんなそれ知ったよね?それでも戻れというわけね。そういうとこは確かに学園長のいう「戦わなければ幸せになれない」なんだけどさ、そのメイ本人の意思として学園にいる理由がないでしょと。
メイはなんのために本郷家のお嬢様になりたいのか?お金持ちはイヤだって言ってるのに。(原作ではそれが理人に相応しいお嬢様になるためってことでしょ)一番幸せなのは元の生活に戻ることだって自分で思ってんでしょ?それを捨てる理由がそもそもない‥‥というか描かれてないのがおかしいんだよ。メイにとって何が幸せかってことはまったく語られてないよね?学園に戻ることが幸せだって学園長は暗に言ってるけど(これもたいがい無責任だよ)、今の時点ではそれは違うとしかいいようがないですよ。
でもってさ、今回理人と剣人が決闘してるけど、あれはホントに「拳で語り合う」って意味での「決闘」で、ケンカじゃないよね。だって拳でお互い顔を殴り合うだけのケンカってないだろよ。だから単に意地の見せ合いであって、まさに「メイを賭けての決闘」であって、メイのことをどれだけ思ってるかってことを拳で語り合ってるだけ。
だから最初から崖っぷちでみんなに気持ちを知られて後がない上に、やっと本気になった理人にアッサリ負けて完膚無きまでに叩きのめされた状態の剣人が、決闘でも恋でも破れてしまったってことなんだよな。
でもってこのドラマで判んないのはさぁ、恋心を賭けた剣人が負けて、メイに執事としてお仕えしたい理人が勝って、それに何の問題があるのかってことだよ。
むしろこれで良かったんじゃん?だって執事とお嬢様は恋愛禁止なんだから、メイに恋心を抱いてようがなんだろうが、理人は執事としてメイにお仕えするって言ってんだから執事としてメイを見守っていけばいいだけで、メイもそれを受け入れたんなら理人は執事として側に置いといて、剣人とは普通に恋人になればいいんじゃないの?
つか、メイって剣人のこの姿見てどう思ってるのかまったく判りませんが。「私のために争った」二人のうちの勝者=理人の手を取って、負けた剣人の方はどうでもいいのか?なに笑顔で理人の手を取ってんの?これでメデタシメデタシって、子供でもいいわきゃねーだろって思うぞ?
だって剣人はメイに告白した上で戦ってんだよ?ずっと見守って、そばにいて守るって言ってんだよ?理人なんか大事な時にそばにいたためしないじゃん。剣人がデートの時にドキドキしながら握った手をメイはどう思ったの?なんでそこでメイの気持ちを描かないの、このドラマは。そんな剣人に何もないの、メイは?最初から勝った方と付き合いますって言ってるわけじゃないよね、負けたけど好きになることだってあるよねえ?次回フォローしてくれるの?剣人が可哀想なんですけど。何とかしてよ(-_-;)
そういえばルチア様を「敵」だといっちゃう他のお嬢様&執事もどうかと思うけど、メイのお母さんてお嬢様だったんだ?原作もそうだっけ?だって、本郷家の方が格上といっても東雲家も名門なんだったら、いくら事業に失敗して落ちぶれたっていっても(というかその前に月謝1億円の学園なんか辞めろよ)駆け落ちにしたって事情が違ってくると思うんだけどー?というかなんでお金持ちの二人が駆け落ちして寂れたうどん屋なんかやってんの?意味が判らん。好きになったのがうどん屋の庶民の娘だからおじい様は反対して勘当したんじゃないの?あれー?