そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜#7

http://www.ktv.jp/goodlife/index.html
脚本:大島里美 演出:白木啓一郎
 
完全に周回遅れ。先週のやつ。
ちょうどクリスマスにわっくんのドナーが見つかって、手術も無事成功。
だけどお父さんの大地が倒れて、実は末期のすい臓がんだった‥‥って、どんな泣かせ展開ですか?
うん、泣かせなのはわかってるんだけど、なんかジワジワ来るんだよ。大地が病院でもらった資料を捨てちゃって、病室でわっくんと話してるのを見て、何も言わずにプレゼントだけ置いて帰っちゃう華織さん‥‥ってだけでなんかじわっと来る。
李先生が、もう華織さんとは離婚したという大地にカシコギという魚の話をする。父親というのは悲しいですねという。そこまで感傷的にはなれないけどさ、仕事一筋で家庭を思いやってるようで放置してた大地が、新聞社の閑職に移らせてもらい、わっくんの傍にいたいからといって仕事をやめてフリーライターになり、さらには末期ガンで余命半年。わっくんが退院できるのは2ヵ月後らしいけどその頃にはもう相当悪くなってて、わっくんとの約束もほとんど叶えられない状態なんだろうなと思うとなんかジワーッとくるんだよ。話というよりもう演出と演技かなあ。今回のドラマで反町がもうちょっと評価されればいいなあ。いい演技してるんだけどなあ。自分の運命を思って耐える背中とか、泣ける‥‥ (´Д⊂ヽ
こういう展開はズルイとしかいいようがないんだけど、オレみたいなひねた人間が、展開がわかっててもじわっと来るのはドラマの出来がいいからだと思ってくださいよとしか‥‥(^_^;)
まあ李先生はメスが産み捨てた卵を守って育てて、子供が成長するころには死んでしまうカシコギの雄を「父親は悲しい存在だ」って言ったけど、えーと、殆どの魚の雄は、雌が産み捨てた卵に精子をかけるためだけに存在してると思います(苦笑)育てもしませんが何か?とは思ったw 育てるだけましだよなあ。子どもを育てるのが親の役割です‥‥とまで言っちゃうとまあいろいろあれなことではあるけれど、でも生物的にはそれで正しいわけで、生きて子孫を残すこと自体が遺伝子の目的なんだよな。(たしか子どもを生んだ親世代が残ってるとただでさえ食料が少なくなるとか、そういう理由で次世代を残した親世代がすぐ死ぬのは正しいって話だったと思うな。子どもの餌になる親もいるし)
でも人間だから何か残してあげられるかもしれない‥‥というところがこの話の肝なんだよね。うん、本当にそういう擬人化で感傷的な話は好きじゃないんだ、どっちかというと生物学的な論理的合理的な話のほうが興奮するし。でも泣けるというね。
本当に明日何があるのかわからないんだから、そう思って何かできるだけの時間が少しでもあるのは幸せだよな。悔いのないようにというより、どんな状況であってもそれが理不尽、希望が叶えられないという以上は悔いが残るものだと思うんだよなー。むしろこれからの展開がどうなるのか、興味深いですよ。大地は納得出来るのか、華織さんはどうするのか。
それと李先生は、あまりにもワイシャツがパツンパツン過ぎますw もしかして戦う医者?w
今回CMが変わってたけど、わっくんの子がやはり可愛すぎる。表情が漫画みたいだーw 末恐ろしいなあ。