そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

それでも、生きてゆく#2

http://www.fujitv.co.jp/ikiteyuku/index.html
脚本:坂元裕二 演出:永山耕三
 
このドラマが内容の割にあまり重くないのは、洋貴(瑛太)と双葉(満島ひかり)が出会ったことで、生きる希望を見出していく話だからかな。
今回のは被害者も加害者も残された家族は等しく傷ついているって話だよなー。もちろん被害者家族のほうが失ったものが大きいのは当然だしその理不尽さは怒りにしかならないんだろうけど、普通の家庭にとって殺人者が出るってことはやっぱり理不尽にワケがわからなくて、いろんな人生の楽しみを奪われることに変わりはないってことか。
それももう15年も経ってるからってのはあるんだろうけど、その間のことをただぼんやりと楽しく過ごすなんてことは許されなくて、特に加害者の方はずっと生きること自体が抑圧されて、その状態を当然だと受け入れてるという部分もあって。なんかもう無くなっちゃったけど殺人事件の時効は15年だよなあ‥‥と思ったというか。
だからそんな気持ちで15年生きてきて、でも一生そんな気持ちを続けて生きるのかというと、それじゃ悲しすぎると思うんだけどな。
そういう意味でやっぱり形は違っても傷を癒す期間が終わって、何かを再生するタイミングで出会った二人が今後どうなるのかってとこかなあ。多少の誤解や、受けた心の傷の乗り越え方の問題で相手を憎んでても、そもそも知り合いなんだし、いつまでもは恨めないよなあ。相手を殺したいほどの恨みっても、今さら意味もないし。ただみんな事件からずっと、それを考えないようにしてたってだけだよね。
洋貴にしても双葉にしても根っこのところは暗くないというか、会話のぶっとびさ加減というか、なんかわかるなあ、あの感じ。あの二人似てるよ(苦笑)
というか、このドラマって満島ひかりがヒロインだって時点でもう勝ったも同然だよな(笑)彼女の芸風というか、あれはズルイよなあ。あの動揺したときのかみっぷりとか取っ散らかりっぷりとか、ヒナゲシの花の中で泣き叫ぶとか、いろんな思いをあれだけで表現できるってやっぱすごいなあと。彼女あってのこのドラマの企画だったんじゃね?瑛太は当然それに合わせられるに決まってるし。
てか満島ひかりのいろんな意味でのわけわかんなさって、こないだも言ったけど90年代のフジの木10的というか、なんとなく芸風の傾向、あの目の感じが当時の鈴木保奈美思い出すんだよなあ(笑)でも人妻なんだよなあ〜‥‥(笑)
あとどうでもいいけど、佐藤江梨子の胸はヤバすぎるだろ(笑)先週も思ったけど、マズイのはスカートじゃなく胸だよ、胸ー!w しかもいきなりキスとか、出戻りはいろいろアグレッシブだなあ(笑)