そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

神の舌を持つ男#7,8

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/
脚本:櫻井武晴 演出:加藤新
 
このエピソードは演出のテンポが多少マシだったから面白いように感じたけど、ドラマとしてヒドイもんだなあ…としか。
ネタとしてはオレはこういうバカネタの企画モノは好きなので頑張って欲しいところなんだけど、さすがにもう難しいです。
脚本が全然面白くないのはもとより、演出にしても例えば福田雄一みたいなケレン味やいい意味でのハッタリやこけ脅しでつなぐならいいけど、ただ単にダラダラとメリハリなく、ギャグっていうほど笑えるわけでもなくお約束ネタを出されてもねえ。大穴であれだけないと言ってたお達者温泉倶楽部が犯人とか…ってこともなかったし。
今回はあらすじ紹介からの「骨董屋光の殺人鑑定書」とタイトルバック撮影と、光にお達者温泉倶楽部は人数あわせよ!と怒られて泣く蘭丸が大変可愛かったのでまあなんとかw
向井理がもっさりイケメンでも木村文乃が痛々しいマニアックコスプレ女でも面白ければいいんだよ。でも面白くないし、犯人が誰なのかってミステリー展開にまったく興味が持てないんだよ。
あと蘭丸が舐めていろんなことを分析して事件を解決するのはいいんだけど、最初の頃問題になったように舐める絵面の問題じゃないっつーか、温泉や服くらいならともかく死体や現場の血痕まで舐めるって、正直オレでも気持ち悪いと思うよ?もうちょっと話をそういう方向じゃないように持って行けなかったものか。
あとなによりも蘭丸が追いかけているミヤビがまったく魅力的じゃないし。
広末がどうこうというか、ぶっちゃけ広末に魅力を感じないってことなんだけど、好き嫌い以前にあの広末のミヤビさんってあそこまで追いかけて行くほど素敵に見えないから、まったく彼らの旅の理由に興味が持てないんだよ。いやオレはね。
他の人は知らんけど、でも視聴率が取れないってそういうことじゃね?
あとね、やっぱり温泉が足りないよ。2サスはもういいよ、温泉出してよ。というかそもそも芸者って温泉ならではじゃないじゃんよ。
一応最後まで付き合うけどさ、何が面白いのかはもうほとんどわかりませんよ。堤監督渾身の企画がと思うと、とても残念ですが… 向井理のキャスティングもオレ的にはナイスチョイスだったんだけどなあ〜