そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート

http://www.drive-saga.com
監督:石田秀範 脚本:三条陸長谷川圭一

 
メイキングが結構長かったけど堪能。

ハート編

素晴らしく石田イズムな派手なトンチキさと相変わらずの格好良さに溢れてた!ハート様カッコ良すぎる。途中「やだ現八カッコいいー!」って思ったけど、やっぱり最後はハート様が死にそうなほどカッコよかった。巨匠、ワイルド系イケメンが好きすぎるw
というかこれハート編とマッハ編に分かれてるわけじゃないのな。脚本家が別だからてっきり別々の話だと思ってたから、冒頭のチェイスを復活させようとする剛からのハート様復活(ブレン&メディックも同梱w)、そして変な変身ポーズで刑事になりましたーという展開がいい意味でヘンテコでついていけなかったよw
いやしかしハート様のカッコ良さは堪能。ハート様は相変わらずハート様じゃった。何気に現八郎とヘンテコバディものだし、ちゃんと友情を育んだ!
というか、コメディパートでは変身にしても破壊にしてもCG使わなくていいように見せてる省エネ演出がさすが巨匠w しかしアクションは出し惜しみしてなくていいw
新しい仮面ライダーハートも造形カッコいいー!変なクワガタムシみたいで顔はトンボに似てるけどw 色味と腰のハート様上着の裾っぽい鎧が派手でいいなあ!
しかも一見コメディっぽい展開なのに最終的にはマジ現八カッコいいいし、その現さんを友と呼ぶハート様マジカッケエエェェェ!
そして消えていくハート様ァ〜 (´Д⊂ヽ
ああハート様も、中にいたブレンもメディックも消えてしまったよ… 消えちゃったからもう仮面ライダーブレンはないよ、ブレン。なんかハート様が本編ではあBらバラに消えていったけど今回はみんな一緒に消えていくからいいみたいなこと言っててちょっと泣きそうになった。しかも現さんも友になった。よかった、良かったよハート様
あ、出ないかもって思ってた(前情報不足)進ノ介も出ててよかった。でももうちょっとハート様と絡んで欲しかったなあ〜。
りんなさんは本編よりヘンテコ過ぎてなんでそんなことになってるのか謎すぎる。巨匠センス?(苦笑)ゲンパチとさっさと結婚すればいいよw 究ちゃんも相変わらずだったw
全体的に大満足。巨匠演出も堪能したし、返却する前にもう一回見る。
 
2回目見た!やっぱり楽しさとカッコ良さしかないw
AIの声をクリムにしてしまうりんなさんありがとう!(笑)究ちゃんがベルトさんみたいって喜ぶ気持ちすごいわかるw
チェイスを蘇らせるつもりが何故か自分がよみがえってしまい、なおかつブレンとメディックも中にいるのに困ってる風もなく余裕のハート様素敵!とゆうか大真面目にブレンディやメディックを演じる蕨野くんだステキ。薔薇ミルク風呂に入っているハート様めちゃめちゃ素敵。コブラってなんや?!w(下ネタか?)
現さんとハート様の聞き込み中に他の刑事たちが「あいつお前の3倍はできそうだな」て言うの、もしかして赤い彗星のシャアにかけてんのかな。ハート様刑事になったらダークスーツで赤くないけどw(なんで石田監督はハート様のスーツを赤にしなかったのかw)←ハート様イカれた感じにカッコ良くなりすぎて刑事に見えなくてダメかもw
ブレーンの記憶の「なんとなくこんな感じかな」で変身したハート様のドライブ、変でおかしい。
原産はトレンチコートを着たいつもの格好だとなんとなくコメディキャラに見えるのに、パジャマで真面目な顔してるときのほうがカッコ良く見える不思議。
そんな原さんとハート様、相容れない立場な2人のドタバタ凸凹コンビなバディものから、言い争いをしてお互い認め合って共闘する。何という完璧さ。別に現さんの話がみたかったわけでもないしこんなストーリーがあればいいなと思ってたわけでもないけど、まさに見たかったものはこれ。これなんだ!
ああ〜もうさすが三条さん、スピンオフと言うには微妙な後日談だと思ってたけど、面白いストーリー、作品としてちゃんとまとまってる構成、そして泣けるカッコ良さと、熱い友情。ハート様ロイミュードとしての責任と自己犠牲。完璧。
クリムは自ら眠りについてしまったしロイミュードの研究も途絶えたことになるわけだけど(りんなさんたちじゃ再現は難しいんじゃないのかな)、本来のロイミュード研究(なのかな?)人間に限りなく近づいていく人工生命体の最終的な有り様は、最終回を経てさらに人間らしさを獲得したこのハート様だったんじゃないのかなあ〜と思わせてくれるいい話だった。
ハート編だけ欲しいマジで。本当にありがとう三条さん!
 

マッハ編

ドライブの小説が前日譚らしいけど、そういや読んでなかったよ。
まあ読んでたとしてもまた西堀かーって思うだけかもしれないけど。いやオレは野間口さんが好きなので出番が多いのはいいんだけど、そもそも彼の事件が本編じゃないのにずっとひっぱってるってことが話に入れないってことなんだよ。
なので剛が主役の話ってことでは楽しめたけど、内容的には見る前に脚本家の名前見ちゃったせいじゃないだろうけどいろいろ微妙。いやたぶん脚本家が誰か知らなくてもなんじゃこれとは思ったかも。
てかわけわかんないけど、西堀令子の出所を迎えた剛は005の作った偽物かと思ったよ。ドライブの数々の事件があって更に3年もた経って剛まだそんな空回りなことやってんの?しかも西堀令子とはずっと文通してたわけでしょ。何そのキャラ。意味がわからない。
話の具体的なとこでは剛→チェイスなのか剛→新しい家族なのかはっきりさせて欲しかった。
西堀令子と付き合うのは構わないんだけど、それが新しい家族だってこととチェイスの話は別の話よね。なんでチェイスを蘇らせようって話から入るのに新しい家族を持つ話になるんだ?コピー元の狩野が出るのは全然構わないんだけどさ。
あとこれはオレの感覚的なことだけど、進ノ介との間に子供が生まれた霧子が「新しい家族」を言うのはいいんだけど、彼女が出来ることは新しい家族とは言わないような気が。結婚を考えててもね。それは単に夫婦であって家族って単位は夫婦が年月を経るか子供が増えて初めて実感するものじゃないかと思うんだよね。だったらもう少し霧子は子供を持つことの重要性から結婚するように促すとかさあ。(同じ姉弟なのに弟は父親の呪縛に囚われてて姉はそれが全く無いってのはこの際おいとくけど)
そもそも今回の事件がさっぱりよくわからないんだけど、もしかしてだけど父親と娘の云々って性的虐待が〜って話じゃないよね?なんでそんなよく分からない設定にするんだよ。(しかも令子さんチョッパヤで調べあげたってどうやって?)西堀親子の関係ってそういうんじゃないと思うんだけど。
まあそっから令子が父親の言うなりに動かされて殺人の現場に立ち会うことでいつの間にか自分がやったとかわけのわかんないこという人に戻っちゃうのもよくわかんないし。
なんかやりたいことは分からなくはないけど全体的にはあんま好きな話じゃないかな。本編でも長谷川さんの脚本回で面白いと思ったことないんだけど。
というか、チェイスを甦らせる実験はどうなった!?ハート編で振った話なんだし、そこはちゃんとマッハ編で落とし所は作るべきだと思うけどなあ?なんか中途半端な話だな。
いやまあ、でも、詩島剛の話としては美しく終わったのでいいです。話自体はナンジャコリャと思って最後まで見たけど、EDの「eternity (〜from SURPRISE−DRIVE)」がしんみりといい曲だったんでそれでチャラでいいっす。剛、幸せになって…!
あ、そういや今回のアクションがいつもの仮面ライダーと違う感じだったんだけど、アクション監督が違ったんですね。藤井祐伍さんってアクション監督は今回初めて名前見たけど、どうもアカニンジャーの代役やった人みたいですね。
特にマッハ編で、マッハが敵の足に足を引っ掛けて回リながら撃つとことか、なんか変な画角で回転するとか。ちょっとトリッキーなアクション多くてライダーでは目新しかったな。ハート編の方は蕨野くんの生アクションがカッコ良かった!