そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

FINAL CUT#3

https://www.ktv.jp/finalcut/index.html
脚本:金子ありさ 演出:三宅喜重
 
よかった、林遣都のおかげで下がってたモチベーションがちょっとだけ上がったわーw
相変わらず主人公周りの設定はさっぱりわかんないけど。慶介にしてもその相方にしても一体何でそんなことやってるんだろう?なんでそんなにハッキング能力高いの?
まあ要するに慶介に追い詰められる被害者が本当に悪人だとつまらないんだよな。前回の水野美紀の真崎 久美子みたいに野心家くずれの人よりも、今回の小池悠人みたいに報道の空気に流されて結果的にひどいことしてたけど、根は世の中の悪を糾したい正義漢の方がわかりやすいというか。(ネットに個人情報を書き込んでるのはともかくとして)←ダメに決まってるよ!
このドラマがそういう割とデリケートな話ならそれが一般視聴者に届いてるかどうかはともかくとして、それはそれで面白いです。メディア被害ってもいろんなパターンはあるわなあ。
まあ基本的に報道被害に関わってる加害者ポジション(今回の女教師のような)の人がまともな認識を持ってるのが前提だけどさ。
いや本当に今回は林遣都だからってのはあるね。林遣都、本当に上手いね、上手いよなあー。
今若手に求められてるのは心ない悪人にもなれるけど気弱で流されるままの弱い人間にも見える演技力の幅だよね。だからこのドラマみたいな話だと上手い具合に意外性がハマるというか。まあドラマのポジションとして小池悠人が本当に悪人じゃなくて良かったってのもあるけどさ。
それにしても自分らのクラブの顧問を陥れようとする女生徒たち怖い…っつかあいつらアホだよな。
オレそういうタイプのやつら本当に人間としてクソだと思ってるんだけど、実力で選ばれた人間をつまらないやっかみで足を引っ張るような人間ってどうして存在するんだろう?ほんと死ねばいいのに。そこを問題にしないでドラマのテイストとしてスルーしてるのは話として上手いと思ったけど、冤罪とか捏造ってそういうことで生まれるんじゃん
まさにこの先生はそういう意味で報道被害にあったわけだけど、そのメディア側も被害者というパターン。
まずこういうクソな人間性を淘汰すべきだし、その意味でも小池がやってることは小さな自己承認欲求だったけど、そこに加担しなかったのだけは良かった。
そういうタイミングや自分本位の人の悪意が慶介のお母さんみたいな被害者を生むこともあるってことだと思うけど。
ただこれはドラマなので、慶介の母親の場合はもっとややこしい陰謀かなんかっぽいけど。一体誰が彼女を殺すに至ったんだろ。そこに佐々木蔵之介はどう絡んでるの?
そういやこのプレミアタイムって報道番組、12年間もスタッフのメンツ変わってないんだ?それもスゴいと思うけどもしかして実績出してる報道番組では当たり前なの?
でも小池のネタの危うさに気づく百瀬の勘のよさにはドキドキハラハラしたね。彼があの番組を仕切ってるってのはよくわかるわー。