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監督：湯浅弘章 脚本：宇田学 原作：井上真偽
うーん、これネタはすごく面白いんだけど、ドラマのテンポがイマイチ悪くて損してる気がする。逆にながらでダラダラと見てたら気にならないのかもしれないけど。（ダメじゃん）
1時間枠がちょっと長いというより、こういうコメディなら1話にネタ2本突っ込むくらいのテンポでやってほしいけどなあ。それとも次回以降もうちょっとこなれてくるだろか。
あとあまりに探偵像が新しすぎて、まったく前情報無しで見てたんでドラマの概要が掴めなかったんだけど（笑）
それは普通のドラマなら広瀬アリスがヒロインで良いところを、この滝藤さんの早すぎる探偵が特殊故に、この探偵を主人公にしないと理解できない話だってとこに問題があるんでは。一体何が早いのかって話だよｗ
暗殺を未然に防げば守ってる市子には気が付かれない、でも見てる視聴者にはわかってるってとこのギャップを楽しむドラマでもあるんだけど、果たして今後そのパターンでどこまで行くのか。マンネリ化しないで1クールもつのかどうかｗ
あとその未然に防ぐ「早さ」、つまりトリックを先回りする「秘技、トリック返し！」ってとこが笑いどころなんだけど、この初回は千曲川が最後に現れて一華の物理的攻撃を防いで「予測できることは未然に防ぐ癖がある」っていうまでこの探偵ものがどういう種類のものなのか、うっかり気が付かなかったよｗ
今までになかったかというとそうでもないというか、基本ミステリを読まないオレですが、栗本薫の伊集院大介がある意味そうだよな。短編のやつで、事件を防いだわけじゃないけど天才的ひらめきで起こってない事件を予測して逆に警察に提案し犯人を捕まえたって話があったような。似てるようで違うか？どうだろ。
んでこれ毎回大陀羅（だいだら）家からの刺客を千曲川が防ぎつつ一華とツッコミ漫才をするってことなのか？千曲川は毎回最後は一華にサインをさせることができるかどうかってのをクライマックスに持ってくるの？（笑）原作知らないけど滝藤さんのキャラがあまりにハマりすぎておかしいよ。
「目には目を、トリックにはトリックを」ってキャッチコピーは相当オレ好みにバカっぽい気がするんでもうちょっとみてみる。
あと「探偵が早すぎる」で「史上最速の探偵、登場」って、早いのか速いのかどっちなんだ？（まあどっちもなんだろうけど）
