そこがミソ。-ドラマ特撮感想などを思ったままに このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-12-13

[] 進撃の巨人100話記念

 

今月の別マガは進撃の巨人99話&100話記念で2話同時掲載だそうで。

24巻の続きがメチャ気になると思ったんだけど、これを読んでしまったら次の単行本の半分を読んでしまったことになると思って我慢しようと思ったんですが、無理でした。「仕方がなかった」ってやつだ。

そして表紙にいるのは本編にでてない人たちばかりw(と思ったら奥にいるのはエレンだったか)

まあネタバレなので詳細はいいませんが、21,22巻で明らかにした世界の真実をさらにひっくり返すというか上乗せしてくるこの100話目の容赦なさと、あんなにかわいらしかった主人公のエレンをたった4年であんな風体にしてしまう諌山先生すごいw(当然23巻を確認するというね。まさかあれがエレンだったとはね)

すでにパラディ島はつかの間の楽園でしかなく、そこに住んでる人々がどう思って生活していようが実際は世界の敵だったと言うのは明かされてたんだけど、それでもなおかつ前に進むのをやめない進撃の巨人、エレン・イエーガーの覚悟というのも凄まじいですね。今度こそ本当に世界が敵だよ。

というか新キャラ、ヴィリーの言うことが真実ならば当然始祖の巨人を引き継いだエレンもその真実を知ってたわけで。これはキツイ…。

あとなぜマーレ編がライナー目線の話なのかもだいたい納得。それもツラい。ライナーが諦めてればまだ当分はこんなことにはならなかったのかも。というか、それ以前になぜそのタイミングで始祖の巨人を手に入れようとしたのか、それは誰の意思だったのかってのもあるんだけどさ。(もちろん実は誰が一番の黒幕だったのかというのが前提ですが)

しかしそうなるとなぜエレンが始祖の巨人の力を使えるのかが大変な謎になるわけで、グリシャは始祖の巨人の力は使えなかったはずだけどどこに王家の血が流れているのかと。まだ何か知らない秘密が?

何にしてもまあ次の号は我慢して、次巻を待つばかりですよ…

2017-12-10

[] 進撃の巨人(24)

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

 

いやなんか今回も読むのにメチャクチャ時間かかったんだけど。

ちょっと漫画的な意味での展開が飛んでるというか、脳内補完しないと行けないくらいには説明がなくて、そのぶん話が詰め込まれてるから理解するのに時間かかるんだよな。

とりあえずざっくりとした感想だけど、マーレ編になってからずっとライナーの話。今の話と過去の話が混じってるから、(この作者の画力では)それがぱっと見でわかりづらくて若干混乱w

というかライナーはそんなにも重要キャラだったのか?それともむしろマーレ編を描くためにライナーが描く必要が出来たのかしら?

つーかね、マーレ編で収容されてるエルディア人(ユミルの民)のことをやるにしても普通は獣の巨人のジーク(エレンのお兄さん)の視点だろ。なぜそこでライナーなのか。

そしてまさかそのライナー目線で超大型巨人が島に潜入、壁を壊すまでの話をやるとは…まったくの予想外。このタイミングでそれをやる必要があるのかって意味で。

ただ彼らがとても苦労したというのは実際描かれるとそれはそれでキツイな。

一応あのキャラの素性と状況、そこであの人と会うのか、いやそもそもあのキャラの目的は何?どこに手紙出したの?とかもろもろ、まだまだすごい展開しそう。

そしてやっぱりいちばんの謎は新しく出てきたしかし一体今後どういう話を展開するつもりなんだ?戦槌の巨人の持ち主だけど、ものすごくさらっとあの大陸の力関係が今までと逆転してたってわかって、えー!?としか。マジで。その上であのタイバー家のイケメン当主?のふるまい、どういうこった。どんな謎が?

しかし一体今後どういう話を展開するつもりなんだ?マーレ編は後付かもしれないけど、最初から予定してたとしたらすごいなー。

あと島の外の世界には中東もあるし黒人も、ヒィズル国の人たちもいるってわかったけど、ミカサたちアッカーマンの東洋の血筋ってのはヒィズル国とは違うのかな。

いいけど絵はアレだけど、諫山先生が意外と着物をちゃんと書こうとしてるというところは好感が持てるw

そういやアニメのシーズン3も決定らしいけど、どこまでやるんだ?

 

この巻まで読んでる人たちにはネタバレじゃないから言うけど、ふと思ったのはこれってすごく「MATRIX」みたいな話だよね。主人公たちが信じていた世界は実は作られたものだったと言うことを主人公や読者が知って世界の見え方が大転換する…というのが島編(て分けていいのか?)の終わりだったわけだけど、マーレ編て「MATRIXパート2」みたいに、じゃあ世界と戦って自分の体を手に入れよう、ってほど単純でもないから、語り口が性急かつざっくりしてしまうのは仕方ないのかなあ。

この巻の内容をまともに漫画にしたら倍はかかるよね。単純にそれくらいセリフ多いしw

衝撃の第一話を逆視点から見ると〜というだけでない背景を描くことでどこまで掘り下げたいのか、相当とんでもない話ではあると思う。進撃の巨人スゴい。

2017-08-21

[] 進撃の巨人(23)

先週読んだのに、もう一回読み返してからと想ってたら感想書きそびれ過ぎてた。ネタバレはあんまりしないけどオレの驚きは個々に書き記したい。

世界の真相がだいたいわかった22巻を読んだあと最新号読んで4年後のマーレ大陸の話に飛んでるのは知ってたんだけど、ぶっちゃけ予想外のキャラがメインで驚いた。なんでそこでライナー?

いやライナーも獣の兄貴もお元気そうでよかったです。ただユミルはもういないんだね…とは思った。というかライナー、ベルトルトに対してそういう流れかと。

でもそこでライナー?しかもライナーの過去にまで遡る?島のことを理解してないジークに対して生き残りのライナーが複雑な思いを抱くのには作劇として理由があると思うけど、今後の展開としては何があるのか、むしろエレンの父グリシャが知らなかったマーレ大陸の中のエルディア人(名誉マーレ市民)のことを描くのかな。どちらにしてもライナーは真面目すぎるよ!

てかこの話どこまで広げるのか。何巻を目指してるんだろう。22巻までにほぼ明らかになったと思われてる世界の秘密だけど、本当のところこの物語的には何割明らかになったんだろう。知りたい。あと巨人は兵器として開発されたって言ってたよな?そういう話か。

そして新キャラのガビって子のモデルはゲーム・オブ・スローンズアリア・スタークですね?諫山先生w(先週のゲースロ感想にも追記したけどゲースロのある日にこれを書きたかったw)

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2017-06-21

[] 横山光輝版 項羽と劉邦 全12巻(文庫)

項羽と劉邦全12巻漫画文庫 (潮漫画文庫)

項羽と劉邦全12巻漫画文庫 (潮漫画文庫)

 

読み終わったのは2週間前くらいですが、メモ程度に感想書いとこうと思ったけどなかなか暇なくて。

こちらも三国志と同じく読んでる途中、毎回のサブタイトルもたいがいネタバレなんだけど、巻末の解説でも大いにネタバレされるよ。特に韓信の末路とか!(とはいえこの「項羽と劉邦」自体は項羽が死んで楚が滅んだところで終わってるけど)

時期的には三国志が終わったあとの連載だけど、時代は三国志より400年くらい遡って前漢の成立時期、劉備玄徳へ続く血筋ってことになるのかー…ってことすら初めて知りましたw 血筋と言ってもたくさんいるんだよね、そういうの(さすが中国w)

こちらはまた三国志とはまた別の味わいの話だったです。最初始皇帝から話が始まったのも「え、なになに?なんで?」って感じのオレだw

漫画として感じたのは、三国志が結構史実の話を追いかけるのに手一杯で(でもちゃんとキャラ描写はある)、ストーリーメインの遊びが少ない真っ当な物語だったのと比べると、そのあとだからか項羽と劉邦の方は漫画的な描写のお遊びというか余剰分が多くて、別の意味で楽しめたw(それでも三国志のキャラが立った名セリフには敵わないんだけど)

それにしても劉邦は元が小役人→野党になるような人物だけあって、地頭は良かったのかもしれないけど素直すぎるってのと、あまりに単純すぎるのが…w どうして張良先生はずっとついててあげなかったのか。(韓信の最後を思うと…)

項羽は最初から乱暴者でいくら虞美人とラブラブでも何かやるたびにああバカ…!としか思えない。劉邦じゃなくても確かにこいつは滅ぼさねばならんて思うよ!それと范増さんは本当に答えを急ぎすぎて貧乏くじ引いたなあと。いや少なくともこの人が項羽じゃなく劉邦に付いてたらなあ。自分の占いは信じねば。

あと韓信だよ韓信。なんかいろんな意味で残念というか、それ以上にどんなに偉くなっても何十年も前の股くぐりを言われるとか、容赦ねえ…っつか昔の奴らはホント単純バカだな!あまりにも認められなくて韓信気の毒すぎる!

まあどう見ても悪い人なので項羽が討伐されてよかったと思うし項羽と虞美人のラブラブっぷりより、そういや虞美人と同じころに項羽に使えた愛馬が…馬は意外と長生きだし、最後は可哀想(ホロリ)

しかしそうまでして中国を統一した劉邦が良い人かというとそうでもないというのも中国…って感じ。諸行無常。

そういや三国志と比べてそこまでのめり込む面白さが少なめなのは、兵法や物事がすべて単純だからかなあ。軍師同士の腹の読み合いとかは三国志のほうが面白かったし。やっぱり400年も昔だとみんなまだ考え方も戦い方も単純なのは仕方ないのか…と。

あと雑兵死にすぎ。簡単に一言で20万人埋めましたって言われても…!あいつらにだって故郷に帰れば家族や友人がいるだろうに…不憫。本当に人間の価値が低すぎるっての、中国って感じ。まあ紀元前の話だから仕方ないけど。キリストだってまだ生まれてねえし。

ただ400年後の三国志の時代の方が戦略とかは洗練されてるけど、400年経ってもあんなもんってのもあるから、やっぱり一度世の中が平定されると時間の進みは遅くなるのだなあ。

というか紀元前から中国人は中国人なんだなあーと。(横山先生の描くビジュアルが正しいかどうかはともかくとして)紀元前はるか前からあんなにもすごい文化や技術があったのに、大陸的とはああいうことかと。そんで確かに中国四千年とかいうのは伊達じゃないんだなあーと実感した。項羽が燃やしたと言われる阿房宮とか今あったらどうなんだろう。あと兵馬俑だっけ(文庫の表紙はいろいろな兵馬俑ってことらしい)、いろんな発明もすごい。

つーか、背水の陣とか四面楚歌、狡兎死して良狗烹らるとか紀元前の故事成語が今現在の日本でも通用しているというタイムレスさにおののくよ。中国おそるべし。

こちらも三国志と同じく巻末の解説や読み物が面白くて、これまとめてどっかで電書で上げればいいのにと思うよ。文庫版の巻末にしかないの、もったいないよなあ。

 

そういやオモシロなコマを撮っといたんだw(暇人なオレ)

f:id:korohiti:20170621191003j:image 項羽、ダメじゃん!

f:id:korohiti:20170621190957j:image 悪いのは韓信だけど、死ねとは劉邦も酷いことを言うwwwこんな人が将軍で大丈夫か?

f:id:korohiti:20170621190951j:image 劉邦のポエムよりも張良のフォローのほうがwwwさすが軍師w

f:id:korohiti:20170621190945j:image 目上の人に酷いことを言う項羽将軍。

f:id:korohiti:20170621190937j:image 優しい軍師w

f:id:korohiti:20170621190930j:image 范増の長台詞に彼の激しい驚きを感じる…という漫画ならではの技法?上手いw

f:id:korohiti:20170621190924j:image と思ったら作者自ら「読まなくていい」とはw

f:id:korohiti:20170621190917j:image なんとも言えぬコマ描写www

こういう漫画的なお遊びと心の余裕、たまりませんな(笑)

2017-05-13

[] 横山光輝版 三国志 全30巻(文庫)

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

 

読んでそうで読んでなかった三国志を今さら読みました。

さすが世間のみなさんを虜にするだけあって、横山三国志とてもわかり易くて面白かった!

というかこれでやっと「孔明の罠」だの「だまらっしゃい!」だののネタ元がわかりましたw

横山光輝は絵柄がスマートで無駄な展開がなく漫画が上手いからストーリーがとてもわかり易くていいね。

途中までは「eBookJapan」の無料キャンペーンで電書で…読み終わらず続きを文庫本で借りて読んだけど、どうも文庫本(1999年発行)は連載時のものに修正が入ってるのと、巻末付録の読み物が意外と面白かったんで読むなら文庫おすすめします。

細かい感想は省略しますが、あんなに人徳のある将がいて、大義があって勇猛果敢な仲間がいて天才軍師がいたのに、それでも天下統一が出来ないのはなぜなんだぜ。本当になぜなんだかわからない。義を通しすぎてタイミングや運をなくすってのはどうかと思うよ。劉備玄徳が魏呉蜀を統一してたらどうなってたのかなあ。いや途中で曹操を倒すことが出来てたら… 劉備玄徳、人徳があるいい人なのは確かなんだけど、その運のなさの残念感ときたら…

しかも綺羅星のような英雄豪傑もどんどんいなくなって結局蜀は滅亡するし、何もかもが虚しいのう。さすがに最後の皇帝がアレなのはちょっと泣けた。その思想は間違ってはないけど絶対言うてはイカンことやん。あれじゃ玄徳も孔明も本当に浮かばれんよなあ…本当にいろいろ恵まれてなかったというか、他にも良い後継者はいただろうに。

あとなんかこれ、ファイブスター物語っぽいというか。(いや逆だろうってのはわかってるw)

あれも映像化された年代辺りから数十年間が一番人材的にいい時期だったけど、そこからどんどん先細ってファティマや騎士やモーターヘッド(あえて以前の表記で)が減っていき…っていう歴史の話なので、まさに三国志だったんだなあーってことを本家三国志を読んで実感。年表だけでワクワク出来るとこもw

いやでも三国志、オレたぶん若い時に読んでたらそこそこ面白かったーで終わってた気はする。いろいろすぐに調べられるネットバンザイw

世間的に人気は関羽や張飛みたいだけど、通して読んでると最後までカッコイイのは趙雲子龍のような気がするよ。あと黄忠の爺さんもカッコイイw(関羽は晩年のあれがなければ…いやあれ結果的に玄徳まで巻き添えにしたと思うんだけど?)そのわりに中華圏でメッチャ一番人気なのスゴイ。

なんとなく気の毒なのは曹真かなあ。そこそこ頭は回るのに敵が孔明で部下が仲達ってとこに悲しみを感じる。呉は孫権が出てくるたびに年取っていくの細かいのと陸遜は割と最初から買ってました。最後まで活躍してたようでよかったw

この時代、覇権争いで相手の裏の裏をかきあったり裏切りが普通だけど敵味方関係なく仁義や道理を重んじたり、武将たちはメチャクチャ強いのに反面兵士たちはゴミのように死んでいったり、いろいろ考えるとむなしくなるけど面白みスゴイ。

しかし2〜3世紀のあの時代の中国文化はあんなに凄かったのに…と思うとなんでいまこんなことになっているのかと思ったり。つーか初めて中国の歴史にちょっとだけ興味持った。三国志スゴイw もっと地図とか年表とか(簡単なのは巻末に載ってるけど)見ながら読みたいなあと。

結構ざっくり急いで読んだんでちゃんと頭に入ってないとこもあるし、そのうちまた手に入れて読み返したいと思いやす。

読んでる間も意外と前の巻とか確認で読み返してたんで、電書じゃなく紙のほうがいいかなオレは。

あ、あと今こそ「レッドクリフ」を見返すべきだと思ってたんで、これも忘れないうちに観返しとこうと思ってる。

三国志知らないであれ観るのもどうかと思うけど、当時は名前と出来事は知ってるけど…レベルだったんで、今ならたぶんわかるはず!(笑)

あと引き続き興味が出てきたんでレンタルで「項羽と劉邦」を借りて読もうかと思ってます。