そこがミソ。-ドラマ特撮感想などを思ったままに このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-10-25

[][] 小説 仮面ライダー龍騎

http://kodomo.kodansha.co.jp/ehon/3148534.html

 

設定変更しまくりでも普通に読めた。

仮面ライダーを「乗り手」じゃなく「契約者」と書くときたもんだ。かろうじて保険用語で特約をriderっていう‥‥くらいか。

ファムがいるし、劇場版っぽい展開で、なおかつ北岡先生にしても吾郎ちゃんにしても浅倉にしてもキャラを井上先生独特の世界観で味付けしてあるせいか、キャラは相当キワモノっぽいけど元作品より人間臭くてわかりやすかった。ただ真司の性格はちょっと浮世離れしすぎてたと思うかなあ。

でもそこまでキャラを改変したからこそのあの結論なのかと思うと、それもまた切ないし。いや全体に真司は痛いよな、悲しい痛さだよ‥‥ (∋_∈)

真司と蓮の友情は良かった。こういうのはいかにもザ・井上敏樹!って感じの友情かw

蓮の過去と人となりもはっきり描かれてて、全体の雰囲気はTV版よりも良かったと思う。そもそも美穂みたいに両親を殺された仇が仮面契約者だからという理由で参戦してるんでもない限り(合法的?に人を殺せるから?)蓮と恵里にそこまでの愛情がなきゃ、命かけてこんなことに参加する理由がわからないもん。その辺はさすがに井上先生って感じ(笑)

美穂は真司との絡みが良かっただけにあの最後は悲しすぎる (´;ω;`)

そんで当然のように蓮と優衣、真司と美穂はそれぞれデキちゃってるのも井上先生らしいよというかw(セフレっていうなー)

結局ラスト1行の結果がああだってことは原作通りだけど、真司の願いのほうがみんなが幸せになれるってわかっててもそうなっちゃった、変えられなかったってのはちょっと残念かなあ。結果は同じなんだけど‥‥

結局優衣ってのは何だったんだろうってことでは原作通りのほうが良かったんでは?って気がするけどどうだろ。すべてが彼女の夢の中の世界っていうオチでも良かったくらいだけど、一言でいうと彼女は「魔女」としか言いようがない存在だったと思う。もうとっくに死んでるんだよね‥‥?両親のDV設定で良かったじゃん。超能力兄弟で。

優衣の命を得るためにバトルの勝者の命を貰う、その勝利特典が誰かの命(恵里は死んでないけど)っていうのはよく考えるとおかしいんだよね。ライダーバトルの条件でそれが叶うってこと自体、この世界が現実でなく作り物、神崎士郎が言うところの鏡の底の底のどれかの世界だということも出来るわけだから、やっぱりこれすべてが優衣もしくは士郎の夢の中の世界という救われないオチでも良かった気はする。

契約者の分だけバトルで消えた彼らの願いが叶う世界があって、今も彼らはその夢を見てる‥‥とかね。そのほうが好みだけどw

でもまあほぼ原作通りといってもいいと思うけど、ちゃんと面白かったです。さすが井上敏樹先生!