Hatena::ブログ(Diary)

言霊の力<<あなたへのコトバ>> 2010.3

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2012-04-30 <常に>

・あなたにとって生きることは、

 大変なことであり、また悲しいことであるにしても、

 そのココロで感じとることのできる生きる喜びを

 常に忘れないでいて欲しいのです。

2012-04-29

<住所>

20:07

・愛する君へ。

 この前の手紙からずい分時間が経ってしまいました。

 あれから、君に何度も手紙を書こうとしましたが、

 時がそれを許してはくれませんでした。

 僕が君をどんなに愛しているかってことを伝えたいのに、

 それができなかったのだから、申し訳なく思っています。

 だから、この手紙に君を愛していると何度も書かなくてはいけなくなったのです。

 

 僕は君を愛すること以外に、他の誰かを愛することを知りません。

 今度また会えたら、教えて下さい、

 今君がいる天国の郵便番号と住所を。

                             君を愛する者より。

2012-04-28 <ビール>

A:「もう、大分飲んでるから、

   これくらいにしとけば?」

B:「あと、一杯。」

A:「しかし、酒を飲めない君がノンアルコールビールでここまで酔い潰れるとは。

   ある種の才能だよ。」

B:「ちがう、自分に悪酔いしてるんだ。」

2012-04-27

<弦>

10:38

・A:「貴方は確か、蝶と蛾を助けた蜘蛛さんじゃないですか?」

 B:「俺のことを知ってるのかい?」

 A:「ええ、今は何をされてるんですか?」

 B:「人間に捕まって、何とか命は助かったんだ。

    今はバイオリンの弦を作ってるんだよ。

    俺の糸で作った弦は人間にはいい音色に聞こえるらしい。」

 A:「貴方ともあろうお方が、どうしてそんなことをやってるんですか?」

 B:「実は、天上界に行ったときに、より強い糸で地獄から罪人を引き上げられるように、お釈迦様から修行を仰せつかっているんだ。」

2012-04-26

<愛と誠>

12:15


A:「あなたの愛は誠のココロから出たものですか?」

B:「偽りのココロから出る愛など、あり得ましょうか?」

A:「いいえ、あなたの本心を尋ねているのです。」

B:「では、真実を申し上げてもよろしいですか?」

A:「はい。」

B:「貴方への思いは誠の愛ほど危うくはありません。」

2012-04-25 <すずめ>

・貴方は人を信じたい都会の雀。

・雀は最後の姿を貴方には見せない。

・あなたは多くのスズメよりも、まさった者である。

・別れのとき、あなたは寂しさをスズメの涙ほども見せなかった。

2012-04-23 <他人>

・他人とは貴方の顔を知らない人のことではなく、

     貴方のココロのうちを知らない人のこと。

・他人からあなたの領域に入ってきた○○は、いずれあなたから出てゆく。

・貴方を理解しない他人によって支えられていることを知る貴方がいる。

・他人から貴方に告げられない教訓がある。

・自分の幸せよりも他人の幸せを願うことができたなら、

 アナタはどんなに幸せだろうか。

2012-04-22

<貧者と富者>

15:51

・A:「あなたは、天の国の銀行預金が少ないみたいですから、

    今、私に少し融通する方がいいと思いますが。」

 B:「いゃ、天国でも十分な資金をもってるから、その必要はないんだ。」

 A:「そう言ってる人に限って、天の国に行ってみたら、預けてた筈のものが全くなくなってたといって、慌てるんです。」

 B:「そういう言い掛かりをつける輩が最近多くなってきて困ってるんだ。

    君が天国で何不自由なく暮らせる身分だという証拠は、どこにあるんだね?」

 A:「私は今、この世でも天の国にいるときと全く同じように何も持たずに暮らしているのです。これ程、確かな証拠はないでしょう。」

 B:「それでは、これからもそうやって暮らしていけばいいでしょう。」

 A:「私は何等構いませんが、あなたは私と同じように出来ないみたいですから、こうしてお話申し上げているのです。」

2012-04-21 <箱>

・A:「この世の全ての災いは、パンドラの箱が開いたときに始まったのよ。」

 B:「君はパンドラが箱を開けたワケを訊きたい?」

 A:「いいえ。箱というものは開くように作られたものだから。」

 B:「では、蓋の裏側には注意書きがあったってことを、知ってる?」

 A:「なんて書いてあったの?」

 B:「この箱の蓋を開けてはならない。」


・A:「この世の全ての災いは、パンドラの箱が開いたときに始まったのよ。」

 B:「君はパンドラが箱を開けたワケを訊きたい?」

 A:「いいえ。箱というものは開くように作られたものだから。」

 B:「では、蓋の裏側には注意書きがあったってことを、知っている?」

 A:「なんて書いてあったの?」

 B:「この箱の蓋を開けてはならない。」

2012-04-20 <蜘蛛と蝶と蛾(裏話)>

・蜘蛛が、

「お前は何故、そうまでして約束を守ったのか?」

 と尋ねると、蛾はこう答えました。

「実は、わたくしたちは子供の頃から仲が良かったのです。

 蛹から出たのも全く同時でした。そのとき、驚いたことに、お互いの翅が全く違っていたのでした。私の翅は美しい色と模様をしていたのに、相手の翅は地味な色と模様だったからです。

 お気付きのように、私は元は蝶でしたが、美しい翅を纏う勇気がなかったので、蛾と翅を交換したのです。その証拠には、あなたのところに置いていった2本のアンテナの先が丸みを帯びていることがご覧になれると思います。

 もし、その翅を着けたまま飛んでいたら、鳥に襲われる運命にあったのは私の方だったでしょう。ですから、わたしのせい・・・」 

 そう言いかけて、蛾は目を閉じてしまいました。

 蜘蛛はそれからずっと、蛾と蝶の運命に思いを巡らせたのでした。

2012-04-18 <方法>

・A:「誰でも簡単に発明できる方法を発明したよ。」

 B:「君が? よくそんな方法を思い付いたね?」

 A:「でも、その方法を使っても発明できないことが1つあるんだ。」

 B:「それは何?」

 A:「君にその方法を説明する方法なんだよ。」

2012-04-17

<蜘蛛と蝶と蛾(終話)>

09:28


・蜘蛛は、蝶の言ったコトバを思い出していました。

 「あなたのように心の広いお方を他には存知上げません。」

 (あの時、自分が蝶を助けなかったら、鳥に襲われることもなかっただろう。しかも、蛾まで助けてやることなどなかったに違いない。)と蜘蛛は思いました。

 そして蜘蛛はまた新しい糸を張りながら、次に美しい翅の蝶が網にかかったら助けようかどうかと、迷っていました。

 その後、あの蜘蛛が巣を作っているのを見かけたものは誰もいません[完]。

2012-04-15 <蜘蛛と蝶と蛾(続きの4)>

・蜘蛛は話を聞き終えると、蝶の翅を抱えたまま言いました。

 「全くなんということだ。」

 蜘蛛は暫く黙ったままでした。そして、蛾の方を向いて、

 「ただ嘆いていても仕方がない。代わりに、お前がこれを身に着けて飛んでみせてくれ。」と頼みました。

 蛾は、「その翅は、私には似合いません。それにもう飛ぶ力は残っていません。」

 弱っている蛾をみて、蜘蛛は、

 「お前は何故、そうまでして約束を守ったのか?」

 と尋ねました。

 蛾は少しずつ訳を話しました。

 蜘蛛はそれを聞いているうちに表情がくもってきました。

2012-04-12 <蜘蛛と蝶と蛾(続きの3)>

・蛾は明け方近くになって、美しい蝶の翅をもって蜘蛛のところに戻ってきました。

 蜘蛛はそれを見て訊きました。

 「どういうことだ? お前の持っている、その翅は。」

 蝶は鳥に襲われたのでした。

 蝶は必死に逃れようとしていました。

 蛾は助けようとしましたが、すでに手遅れでした。翅だけがヒラヒラと舞い落ちて来たのを見て、蛾は蝶の話を思い出しました。その時、蝶は蜘蛛が助けてくれたことを話してから、蛾に言いました。

 「もし、私が鳥に襲われてこの翅だけが残ったら、蜘蛛に届けて下さい。」

 蛾はその約束を果たそうとして、蜘蛛の様子を伺いに行ったとき、網にかかったのでした。

2012-04-10 <蜘蛛と蝶と蛾(続きの2)>

・蜘蛛は少し考えてから言いました。

 「分かった。お前が必ずここに戻ってくるという証拠をみせろ。」

 蛾は表情も変えずに、

 「では、命の次に大切なものを置いていきます。」と言って、

 頭についている2本のアンテナを外しました。

 蜘蛛は驚いて言いました。

 「そんなことをしたら、お前はもう・・・」

 蛾は急いでお辞儀をして、闇夜の中へ飛び去っていきました。

2012-04-07 <蜘蛛と蝶と蛾(続きの1)>

・その日から蜘蛛は蝶のことを待っていましたが、2日経っても蝶が戻ってくることはありませんでした。

 次の日、蜘蛛は夕方から夜中にかけて巣を作り直していました。巣がようやく完成してから、夜空の星を見上げていたとき、蜘蛛はふと、一匹の蛾が網に捕まっているのに気づきました。「今夜は運がいい。」と蜘蛛は思い、さっそく食事にとりかかろうとして、いそいそと縦糸を伝って蛾に近寄っていきました。

 すると蛾はこう言いました。

 「あなた様は心の広いお方だと、蝶から聞いております。どうか私をお助け下さい。」

 蜘蛛は2度も騙されるものかと思い、蛾に言いました。

 「お前は、あの蝶のように美しい翅を持っていないからダメだ。」

 蛾は言いました。

 「私は、蝶からあなた様への届けものを預かっています。ですから、今回はお見逃しください。そうしたら、必ずここに届けものをお持ちいたします。」

2012-04-06

<蜘蛛と蝶と蛾>

12:40

・ある日、蜘蛛は朝早くからせっせと巣を作っていたので、気が付くともう夕暮れになっていました。すると、向こうから美しい翅をヒラヒラさせて一匹の蝶がやってきて、網に引っかかってしまいました。

 蜘蛛はその様子を暫く眺めていましたが、蝶の翅があまりにも美しかったので、傍にやって来てこう言いました。

 「今回だけはお前を助けてやろう。」

 蝶は、「有難うございます。あなたのように心の広いお方を他には存知上げません。後でお礼を持って参ります。」といって飛び去っていきました。

2012-04-05

<問題>

12:52


・A:「あなたの抱えている問題はなんですか?」

 B:「なにもありません。」

 A:「問題がないのはホントですか?」

 B:「なにも持ってないことが問題の根源なんです。」

2012-04-04 <オウム返し>

・A:「最近、君の姿を見かけないから心配してたんだ。」

 B:「心配してたの?」

 A:「そうさ。」

 B:「そうなんだ。」

 A:「でも、君が元気そうで良かったよ。」

 B:「元気そうだって?」

 A:「いつも、そうやって君がオウム返しなのは変らないからさ。」

 B:「オウム返しだって?」

2012-04-02

<風と水>

19:24

・A:「風水というコトバを君は知ってる?」

 B:「聞いたことはあるけど、それって何?」

 A:「人間が気にするものの1つらしい。」

 B:「僕は全く気にしないけど。」

 A:「字では僕の方が先に来てるけど、君の字のつくコトバの方が多い気がする。」

 B:「でも、空気がないと人間は生きてられないと思ってるんじゃないかな。それに、君の方が僕より自由で、大抵は僕よりも上の方にいるから。」

 A:「僕が自由だって? トンデモない。

    僕は太陽からの熱で法則どおりに動いているだけだから、何の自由もないよ。」

 B:「その点は僕だって同じさ。」

 A:「だから、僕らがおとなしくしているときだけ、人間たちは有難がるんだ。」

 B:「環境が悪くなってきてるから、たまには大暴れしないとストレスも溜まっちゃうよ。」

2012-04-01

<誰から>

22:03

・A:「今日は君の誕生日だって聞いたけど。」

 B:「いつ、そんなウソを聞いたの。」

 A:「聞いたのは3年前の4月1日だったね。」

 B:「誰から?」

 A:「もちろん、君からさ。」