巨額の富を手にした日本人といえば、堤西武会長を思い浮かべる。運転手付の車、自家用ヘリコプター、豪邸、一般庶民から見ると想像できない生活をしていたのだろう。
巨額の富を手にして堤氏は幸せだったのだろうか?少なくとも、上り調子の時は、きっと仕事が面白くてたまらないかったのだろう。世界一の金持ちと言われた。何もかも自由になると思っても仕方が無い状態だったと想像できる。
巨額の富を手にした人で、もう一人頭に浮かぶのはロックフェラーである。しかし、堤氏と違って、ロックフェラーは想像を絶する金持ちでありながら、幸せな晩年だったと思う。世界中に学校、教会を寄付で建立した人だ。
お金はあの世に持っていけない。だから最低限のお金は必要だが、もっと必要とする人のために使う。そうして益々巨万の富を得たロックフェラー、ごまかしてでも税金を払わずに、ごまかしてでも値下がり前に株を売る、巨額の富を持っていても、堤氏は何だか寂しい年寄りに見える。
人はそれぞれ夢を持っている。自分の夢をかなえるためには、恐らく5億円の資金が必要だ。10年以内に用意するとなると、年間5千万円を積み上げる必要がある。収入は倍以上必要だ。
この夢の実現のため、戦略を今考えている。とても楽しい時間だ。