長坂   夢の、また夢(登山) その1

 この言葉は、豊臣秀吉の辞世の句の中にある。今回の話は、“もうチャンスは無いかもしれないが登りたいなぁ”と思っていた山を、今年3峰登頂した内容である。それほど大袈裟な話じゃないが、私にとっては夢のまた夢の気分である。


八甲田山(青森)
 この山は名前もユニークでドラマにも登場する。100名山の1つだが、標高1584m、登山口から2時間程度で山頂に辿り着く。魅力の1つは、山が大きいこと。私の中にある登山願望(頂上にいくと何が見えるのだろう。どんな気分になるのだろう。。)を掻き立てるにふさわしいが、何と言っても“青森は遠い”


 2年前のGWに青森旅行で近くまで行ったが、予想しない吹雪で何も見えなった。縁がないかなと思っていたが、青森に行くチャンスが訪れた。(6月11日)

本来なら名湯“酸ヶ湯温泉(スガユ)”からアプローチし、下山後の“ひと風呂”が理想だが、時間制約があった。結局、八甲田ロープウェイで1300mまで稼ぎ?、そこから2時間弱のルートとした。それでもロープウェイ駅から見る山は雄大で、
時間通りに帰ってこれるかなぁ。。と不安になったが、“ダメなら返ればイイ。死ぬわけでもないし山は逃げない。” いつも調子で登った。
途中100m程の雪渓や、“熊に注意!”の看板もあり東北の山だなと感じた。(注意しろと言われても、どうすりゃいいんだ?)
頂上の眺めは予想通りで、雄大な八甲田の自然が残っていた。“登って良かった”としみじみ思った。そして、いつものことだが、“次はどの山に登ろうかな”と考えながら下山した。



その後、帰宅の途についた訳だが、天気にも恵まれ十和田湖雄大な眺めも堪能することができた。


(追伸)写真のアップがスムーズにできました。