オヨヨ書林へ行ってきた。

 表参道の改札を出て、駅に紀伊国屋が入ってるのに先ずびっくり。わー、こんなとこ通ってたら、私だったら毎日売上げ以上の買い物しちゃうなぁ。

 人がたくさんいるなぁとか、ちゃんと化粧してる人多いなぁとか、あれこれ感心しながら地上に出て、立派になった紀伊国屋にまたまたびっくりしてるうちにカプリース(ビル名)に着いた。直ぐだった。
 念のため看板を確かめてから階段を上がると、ドアのところに「古本」と控えめなサインが。
 先に着いていた宮地とレジのオヨちゃんを通り過ぎると、「広ーい!」そんでもって、在庫がわーっと。行った人行った人が皆「在庫がわーっと」と云ってた意味がわかった。それでも随分減らしたのだそうだ。まぁ、ワクワク感はあるよね。
 わたしたちが時間をかけて棚を見ている間、お客さんが次々にやってくる。初めての人も多いらしく「前もどこかでやってたの?」「定休日は?」「また来ます」などとオヨちゃんに声をかけていた。私らは展覧会図録『中国錦繍』、『ETHNIC SOUND SELECTION』(細野晴臣選曲・監修/解説のみ)などを購入。

 外に出るともう夜になっていたので、帰り道だしまだ行ったことのなかった表参道ヒルズへ。安藤忠雄に挨拶。(いたわけじゃないけどね)平日でしかも冷たい雨が降り始めたせいか、中はがらんとしているし、空き店舗も多い。オヨヨ書林の方が賑わってたじゃん。と思ったら、3周年でテナントを入れ替えてるんだそうだ。けど造りは、ヒルズってゆうより、バレイじゃね?
 緩やかな回廊に沿って地下に下ると「DELFONICS」があった。
 おっ、鋭いカッター発見。しかもカッコいい。バイトで使えそうだし、勤労意欲が高まりそうだったので、替え刃があることを確認して購入。よく見たら、ふだんから偏愛しているNT Cutter製だった。安心だ。

 疲れたのでそのまま地下鉄で帰ろう、としたら、表参道ヒルズは地下鉄に連絡してないのだった。あんなに深く掘ってるのにぃ。
 次来る時は、面白いとこオヨヨ書林でリサーチしてから繰り出さないと。

(ミカコ)