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2010年01月12日

開催決定!羽鳥書店まつり

何ゆえ寒風吹き荒ぶ2月に青空古本市

1万冊の大放出!

羽鳥書店まつり


2月11日(木・祝) 12日(金) 13日(土) 14日(日)

駒込大観音光源寺境内にて(Google map)

11時〜16時

(小雨・小雪決行)

チラシ画像


1万冊大放出の古本市

  羽鳥書店の社長、羽鳥和芳氏のおよそ20年分の蔵書が今ここに!

  ほとんどの本は、100円、500円、1,000円均一のお値打価格。

  どうしても均一にできない高価な本は、屋内通称サロンにて販売の予定。

新刊書籍のコーナー

  羽鳥書店から刊行されている全7点、および

  羽鳥氏が東京大学出版会時代に手がけられたなかから約30点を厳選して、陳列、販売。

  地域雑誌「谷根千」の販売。(94号では、羽鳥書店も記事になっています。)

  毎日、先着100名様には、羽鳥書店のロゴマーク入りの金太郎飴をプレゼント!

お買い上げのお客様には甘酒をサービスいたします!


 というわけで、古書ほうろう史上もっとも酔狂、かつ野心的なイベントのお知らせです。


 事の起こりは、去年の夏。千駄木は団子坂上に新しい出版社が産声をあげたことに遡ります。その名は「羽鳥書店」東京大学出版会を定年退職された羽鳥和芳氏が「まだまだ本をつくりたい!」と、この地に本拠を構えました。山口晃『すゞしろ日記』、高山宏『かたち三昧』、長谷部恭男憲法の境界』という意欲的な創業出版はたちまち読書好きの話題をさらい、その後も鴻池朋子、迫田司という注目の作家の書籍を上梓。まもなく書店に並ぶ辻惟雄『ギョッとする江戸の絵画』も含め、その勢いはとどまるところを知りません。と、まさに順風満帆の船出となったわけですが、ひとつだけ懸案事項が。

 それは羽鳥社長の蔵書問題。「酒も博打もやりません。ともかく本を買うのが好き」という羽鳥さん。往来堂書店の笈入店長をして「毎日みえて、毎日お買い上げになる」と言わしめるその蔵書は、日々増え続ける一方。結果、引越先のご自宅は200箱以上のダンボールで埋め尽くされ、このままではご家族との同居もままなりません。「一旦すべて売ってしまおう」と決断されたのもむべなるかな、暮れも押し迫った一日、はじめてお宅に伺うこととなりました。拝見したのは積み重ねられた箱のほんの一部。でもそれが自分の買うべきものであることはすぐにわかりました。単に良い本がたくさんあるということではなく、その目配りの広さがうちの店に向いていたので。が、しかし。

 これだけの量を店に運び入れることは到底不可能。それどころか、どうしても欲しい本を厳選する場所すらありません。残念だけど自分が手がけるには荷が重いのかな、と一度は覚悟しました。でもそうそう諦めきれるわけもなく。悶々とするなか思いついたのが、この寒風吹き荒ぶなかでの青空古本市でした。大観音の境内なら、一度に大量の本を出せる。毎年のほおずき市で使っている備品もある。新しく誕生した素晴らしい版元を多くの人に知ってもらい、ご挨拶の気持ちも込めて良い本を安く放出する、そんなイベントができるんじゃないかな、と。

 早速ご住職夫妻にご相談したところ快諾いただき、大観音のあり方に敬意をお持ちだという羽鳥さんの賛同も得、いよいよ開催に向けて動き出すこととなりました。細部についてはまだまだこれからですが、ひとつだけはっきりしてるのは値付けの方針。量を減らすのも大きな目的なので、色気は出さずにともかく安く、そうですね、普段店で500円付けてるものは100円、2000〜3000円のものは1000円ぐらいの勢いで値付けするつもりです。詳細については、今後決まり次第、ここ日々録やTwitterで逐一ご報告します。具体的な書名や本の詰まったダンボールの写真などもアップしていきますので、ご期待ください。

 

 では、本日はこんなところで。ちょうどひと月後に開催される、極寒の古本市のことをお忘れなく。

「大観音で古本三昧、安い、寒い、甘酒うまい」 と覚えてください。


(宮地)


*このイベントは古書ほうろうの主催です。羽鳥書店、駒込大観音へのお問い合わせはご遠慮ください。


すゞしろ日記 かたち三昧 ギョッとする江戸の絵画

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