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古書ほうろうの日々録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

4月5日をもちまして、日々録は、http://horo.bzへ移行いたしました。

これまでご覧いただきありがとうございました。新日々録もひきつづきよろしくお願いいたします!

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2010年12月31日

小坂忠、古書ほうろうで歌う

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 小坂忠さんがほうろうで「ほうろう」を歌ってから、早くも半月あまり。クリスマスも終わり、とうとう大晦日になってしまいました。本来ならばもっと早くご報告すべきだったのですが、思いが強すぎて、何も書けないまま師走は過ぎ去って行きました。あの日ぼくが感じたことは依然うまく話せそうにありませんが、それでも今日は最後まで書いてみようと思います。


 小坂忠さんにこの店で歌ってもらえたら・・・。それはたしかに夢でした。でも現実にそんなことが起きるなんて、想像したこともありませんでした。ミカコも書いているように、それは「ひょんな偶然が重なって」実現したのですが、もし起こっていなかったとしたら、これから先も自分から忠さんにお願いすることはなかった気がします。忠さんはぼくにとってそういう存在でした。

 ただ、こうして実現した後で考えると、早かれ遅かれこういうことは起こったのかもしれない、偶然ではなく必然だったのでは、とも感じています。なぜなら、こうなることを望んでいたのは、ぼくだけではなかったから。あの日の開演前と終演後、挨拶に立ったステージから見た鈴なりの客席とそこから溢れる熱気が、ぼくにそのことを教えてくれました。それはここに集うみんなの夢でもあったのかもしれない、と。


 あの日、忠さんはMCのなかで何度も「夢」という言葉を使われました。そして、それが「夢を聞かせて」の歌詞とも響き合って強い印象を残すことになるのですが、なかでも「ほうろう」を歌った直後に仰られた以下の台詞は忘れられません。

「こういう夢を持った仲間がいて、こういう場所があって、最高だと思いました。これからもここで、夢を発信し続けてほしいですね。」


 ぼくが「古書ほうろう」という店について思い描いてきたのも、まさにそういうことでした。ぼくだけじゃありません。ミカコも、古書信天翁のふたりも、きっとそうでしょう。古本を売ったり買ったりすることも、さまざまなイベントも、すべてひっくるめて、縁のできた人たちと一緒につくっていく。そんな場所にできたら・・・。あの日ぼくは途中からずっと泣いていたのですが、たぶんそれは、忠さんがここで歌ってくださることが、そんな「夢」の象徴だったからです。



 あと10時間ほどで今年も終わります。「羽鳥書店まつり」「高山宏 meets 水族館劇場」「小坂忠古書ほうろうで歌う」と、大きなイベントが重なった年でした。どれひとつとっても自分たちだけではとても成し遂げられなかったし、数年前だったら企画段階で諦めていたかもしれません。それがこうして実現したのは、多くの方々の助けがあったからです。

 今回のライブのきっかけをつくってくれた一人である山口洋さんは、「これは彼らがメゲずに続けてきたことへのギフトだと思う。」と言ってくださりましたが、その贈り物は、忠さんが来てくださったことだけでなく、忠さんを迎えるために集まった仲間たちのことでもあると、ぼくは思っています。


 みなさん、本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしく。よい年をお迎えください。

(宮地)


セットリスト

 第1部

  木枯らしの風 / In the Bleak Midwinter

  ふけゆく野原の / 聖歌125

  たがいに喜び / 聖歌128

  さやかに星はきらめき / 讃美歌2編219

  山の上から / Go Tell it On The Mountain

  きよしこのよる / 讃美歌109


 第2部

  夢を聞かせて

  I Believe In You

  Hard to say(偶然と必然の間)

  ふたりの理由、その後

  機関車

  ほうろう

  クリスマスベル


 アンコール

  What a Wonderful World


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*ライブ当日を中心に、みなさんのツイートをまとめてみました。

http://togetter.com/li/79363

 忠さんが「古書ほうろう」という名前を初めて耳にした、ちょうど一年前の横浜サムズアップまで遡っています。多少長いですが、ぜひご一読ください。


 また、以下のみなさんのブログも、あわせてぜひ。

 スタッフやお客さまとして、あの場にいらした方々です。

   谷根千ウロウロ 

   「へのさん」の本でいっぷく 

   DOWNTOWN DIARY 

   昨日の続き


 そして、すばらしいギターを聞かせてくださった、西海孝さんのブログも。

   今日もシウマイ弁当が好き。


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2010年12月26日

山旅の絵本

『山旅の絵本』中村みつを

『山旅の絵本』中村みつを著

2002年 初版 発行JTB 840円

中村みつをさんの本が数冊入ってきました。その中から『山旅の絵本』のきれいな表紙に惹かれて開いてみると、数年前私の夢に出てきた風景が描かれていてびっくり。

田代池から眺めた穂高だそうです。何時か訪れてみたいです。

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下はパタゴニアのラゴ・グレイ。海ではなくて氷河湖だそうです。

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2010年12月14日

カリプソ文庫@古書ほうろう

「秋も一箱古本市 2010」のほうろう賞カリプソ文庫さんが、店頭を飾り始めてひと月が経過しました。

今回は、ヨオロッパ帰りの“カリプソ”さん。名前と中身のギャップにまごつくお客さまもいらしたりして、おもしろい箱になっています。

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ごく一部をご紹介。

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下は1950~60年代東ドイツのふろく付きの絵本。絵本ですが字も小さいし、大人向けではないかと思わせる本気のモノ作り。観覧車だって作れます。イラストもきれいで、しかも設計図マニアの心も奪います。欲しいです。

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マグダ・レヴェツ・アレクサンダー著『塔の思想 ヨーロッパの文明の鍵』(1992 河出書房新社)なんて本もあります。著者は1886年ブタペスト生まれの女性だそうです。

宮地の欲しがっていた、あのこは、先日ぴったりの持主の元へ売れてゆきました。

カリプソ文庫@古書ほうろう」12月末までやっています。

2010年12月13日

Jake Tilson

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京都書院 ART RANDOM 45

『Jake Tilson』1991 2刷

Editorial director:都築響一

Art director:宮川一郎

2,100円(税込)


これもひとつの箱庭ですね。

こんな別室への入口が、店の中、本棚と本棚の間に並んでいるところを夢想してしまいました。大きさは作品により違いはありますが、およそ221×76×61cm 入ってゆけます。

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2010年12月09日

明日、小坂忠さんがやってくる!

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 いよいよ明日に小坂忠さんのライブを控えソワソワ。今回は立ち見のお客さまもいらっしゃる。みなさまにめいっぱいたのしんでいただけるよううまく進行できるかしらとハラハラ。

http://www.yanesen.net/horo/info/detail.php?id=58

 ひょんな偶然が重なって、〈古書ほうろう〉の名前の由来、「ほうろう」を歌っている、小坂忠さんにライブをしていただくことになりました。

 偶然の超本人は、宮地の学生時代の友人です。「たまたま旅の同行者となった忠さんのマネージャーさんから新譜のインストアライブをする場所を探していると聞いたので、古書ほうろうをのことを喋ったら、興味持ってくれたよ。どうする?」10月の後半にもらった、こんな電話から始まりました。

 間を置かずに話は決まり、驚きすぎてぼんやりしている私たちのところに、実行委員やるよ!と、彗星のごとく現れたのは、ご主人のお仕事の関係で忠さんとも面識があり、芸工展の実行委員もされている、谷中の土屋淳子姐さん。あれよあれよという間にマネージャーさんに会いに行き、私たちの元へはエクセルでつくられた企画書が送られてきました。ふ〜は〜と、相変わらずぼんやりしている私たちに、忠さん側から、新譜『Christmas carol』に合わせてのケーキ付きにしたいとの希望があることなど、ひとつひとつ丁寧にやるべきことを洗い出してくれました。そんなこんなで、さっそく仰木ゆずこちゃんにお願いのメール。写真は谷根千ウロウロさんにお願いすることに。音響はミュージシャンのYASKIさん、Chieさん、照明はYASKIさんのアルバムデザインなども手がけるOSAMUさん、映像記録はR.Kさんに土屋さんから依頼。段階を踏んだ受付け方法なども詰めていく。

 この日のためのすてきなチケットは土屋さん製作。(まだ手にしてない方のためにどんなものかはナイショです)出来上がったブツを、土屋家総動員で、クリスマスシールを貼り、袋詰めして、さらに予約一覧表まで添えて届けてくださりました。

 当日スタッフは、青秋部吉上さんご夫妻にお願いしました。青秋部といえば忘れられないのは一年前の横浜での小坂忠さんのライブ。終演後、会場に出てきた忠さんに「千駄木にほうろうという古本屋がありますよ。」と声をかけたのは、もちろんK子さん。居合せたたけうま書房さんのツイッターで様子を店番しながら知る私たち。あの時はまさか一年後にこんな運びになるとは誰ひとり予想もしなかったはず。

 そんなこんなで、たくさんの方にお力をお借りして、明日を迎えようとしています。たまたまこのタイミングで決まったライブですが、山崎、神原と一緒にやってきたほうろう四人時代があったからこそだと思っています。そして、ご予約してくださった方々が、みなさん一緒に喜んでくさったのが、何より嬉しいです。

 あ、ひとつ残念なのは、偶然の超本人が海外出張で来られないこと。彼の分もたのしまなくちゃ。

 写真は、土屋家二十年モノのツリーをお借りし、小坂忠さんの新譜『Christmas carol』、赤ジャケットの『HORO』、『HORO 2010』の青ジャケットのミニチュアを作って飾りました。

 立ち見の当日券を若干発売する予定ですが、ステージが見えない可能性もあります。

12月11日(土)追記 土屋さん特製チケットはこちら。CD『Christmas carol』のタイトルと忠さんサインの箔押し、裏面にはなんと古書ほうろうのロゴと日付けが入っています。

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