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4月5日をもちまして、日々録は、http://horo.bzへ移行いたしました。

これまでご覧いただきありがとうございました。新日々録もひきつづきよろしくお願いいたします!

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2008年03月23日

荷物車 マニ50系 2186

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 ピンクの荷物車、マニ50系が、尾久駅の片隅にひっそりと停まっていました。(宮地)

2008年02月24日

心象風景

 上中里駅に着いたら、いつ行ってもあまり人を見かけない改札が何やら騒々しい。この時点で「ああ止まってんだな」と覚悟しましたが、やっぱりそう。昨日はあんな天気だったので店に自転車置いてきたんですけど、それが完全に裏目、というか、こんななか自転車で通勤するのは大変危険なので裏目ではない。ではないが、ともかくツイてないなあ、と思ってたら、定期持ってるわけじゃないぼくにも振替乗車票が回ってきましたよ。おお、これはラッキーかも、交通費が浮きました。

 で、駅員さんは南北線を推していたので、とくに何も考えずに平塚神社の脇の坂道西ヶ原駅に向かって上っていったのですが、そのとき突如「尾久まで歩いて上野で折り返して日暮里の方が早かったのではないか」という疑念がふつふつと。たしかに東北線高崎線も動いているみたいだし、家を出るときにわかっていたらそれが正解。しかし、上中里までの急な階段を駆けのぼった後ですぐにまた降りるというのはいくらなんでも徒労感が強すぎ。なので、たとえそれが一番早かったのだとしても、そのプランを採用することはありえない。OK。間違ってない。第一、もう本郷通りだよ、などとひとり会話するうち西ヶ原駅到着。

 ホームには、「京浜東北線があ!火事でえ!」と大声でケータイかけてるおばさんが。間違ってないけど、それだと相手の人びっくりしちゃうよ。あと、さっき上中里で「南北線てえのは、後楽園通ってんのか」と駅員さんに必死に確認していた爺さんの姿も。たぶん狙いのレースの発走時間が近いのだと思うけど、そわそわと落ち着きません。大丈夫大丈夫。もしJR動いてても、ウインズならこっちの方が早いくらいだから。当たるといいっすね、なんてことを考えていたら電車到着。

 あとは本駒込駅で降りて歩くだけなのだけど、こんどは「駒込で乗り換えて山手線西日暮里の方が早いのではないか」という問いかけがムクムクと。山手線は動いている。これは確認済。本駒込から店まではだいたい15分。西日暮里からは5分。駒込から西日暮里は3分。乗り換えに5分。待ち時間2分。だいたい一緒だ。だったら乗り換えなしの本駒込なのか、それとも風に煽られる時間の少ない西日暮里か。まあ結局、お金のかからない本駒込を採用したんですけど。振替乗車票は1枚しかもらわなかったので。

 本駒込で地上に出ると案の定すさまじい風。ただ駒本小学校から養源寺あたりまでは完全な追い風で、そこを小走りで駆け抜けたおかげか、店まで12分くらいしかかかりませんでした。というわけでこっちルートで正解。記録は追い風参考のため公認はされないだろうけど(ってどこに?)。


 というわけで、40分ほど遅刻はしたものの、いつもどおり店を開けたのですが・・・。

 いやあ、ひどい売り上げでした。覚悟はしてたけど。日曜日としては史上ワースト5に入るんじゃないですかね。まあ、ぼくだってこんな日にわざわざ出かけたりはしませんが。

(宮地)

2008年02月16日

新型お召し列車 E655系

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 お寺への行きしな、尾久操車場にて目撃。去年の夏頃発表された皇室用の新しい車両です。やんごとなき方々がお使いになられないときは、菊の御紋の入った1両を外してお金持ち向け団体列車に変身するという、昭和の頃までなら絶対に許されなかっただろう仕様となっています。さすがJR東日本、決してお金を無駄にはしません。

 見かけるのは今日で3度目くらいなのですが、見通しの良い位置に停まっていたのはこれがはじめて。というわけで、ついパチリ。で、撮ったら載せたくなるのが人情というもの。ここのところ、古本屋というよりは鉄道ファンの日記のようだったので、しばらくこっち方面は封印しようと思っていたのですが、まあ仕方ありません。次がいつかはわからないですし。

 ちなみに、真ん中のダークブラウンの車両がそうです(手前は14系「ゆとり」で、こちらはもうすぐ引退してしまいます)。まあ、好きなデザインかと言われれば好きじゃないし、皇室好きというわけでもないのですが、こうしてたまに見かけるとちょっとうれしい。どうしてかは自分でもよくわからないのだけど。

(宮地)


*なお、この車両については、3日前に紹介した「Rail Magazine」の下記のページに詳しく載っています。

  編集長敬白:新お召電車E655系報道公開。

  編集長敬白:“ハイグレード車両”E655系に試乗。

2008年02月12日

THE LAST RUNNERS

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 昨日の鬼頭ブラスの余韻が自分のなかに残っているのと、雨でお客さんがさっぱりなのとの相乗効果で、品出しが進む進む。その成果はこちらで見ていただくとして、久しぶりに鉄道関係の本をまとめて出せたので、それについてちょっとだけ。

 写真の『ザ・ラストランナーズ』というシリーズはすごいですよ。たとえばこの第3集。全部で88ページと決して大部ではないのですが、最初から最後まで、表紙のような電気機関車のモノクロ写真がひたすら載っています。その数250枚あまり。詳しいことはわからないのですが、あとがきから推察すると、花井正弘というひとりのカメラマンが、仲間に呼びかけて写真を集め、そのなかの選りすぐりのものをテーマ別にまとめて配置し、なおかつ身銭を切って印刷、出版していたシリーズのようです。

 全部で19人の方々が撮った1枚1枚の写真も多彩で、それらを撮影するのに費やした月日や労力を思うと頭も下がりますが、でもこの本は、間違いなく編集した花井さんのものです。とくに、それぞれの写真に付けられたキャプションは、データ的なものを過不足なく入れながらも充分に気持ちのこもった文章となっていて、その機関車への愛情には心うたれます。

 たとえばこのような。「陽だまりの89号」と題された素晴らしい写真に付されたものです(撮影は田藤雅彦氏。1988年2月20日)。

 午前11時19分、やわらかな陽ざしを浴びてEF5889号が品川駅8番線に静かにたたずんでいる。これから単機で新鶴見へ向かい、武蔵野線からやって来る水戸運転所81系和式客車をひいて東海道本線を下るのだ。冬期にはすっかりおなじみとなった89号のこの仕業もいつまで見ることができるのだろうか。

 私はヘッドマークもイベント列車もほしくはない。いつでも現役機のような89号のこんな光景をずっと見ていたい。


 ここ1年ほど、自転車通勤の行き帰りに田端運転所のそばを通ることが多いので、よくこのような電気機関車を眺めています。それこそ、手を伸ばせば触れられるほどの距離で(比喩でなく本当に)。出勤途中の、太陽の光を受けて輝く姿ももちろん悪くはないのですが、帰りしな、暗闇のなか佇みながら見せる硬質な表情にはとても美しいものがあり、しばしばハッとさせられる毎日です。

 鉄道に乗るためによくひとりで旅をした10代の頃、ぼくの興味はもっぱら旧型の客車にあったため、それを牽引する機関車には正直あまり感心を払っていませんでした。それが、それから長い時間が過ぎ、このようにあらためて機関車の魅力に気付いたいま、待っていたかのようにこういう本が入ってくる。たぶん、この本とは縁があったのでしょうね。売るの止めちゃおうかな(笑)

(宮地)

 

2008年02月07日

運転室後方の大人たち

 昨日の話。

 小雪舞い散るなか、上中里駅へ。こう頻繁に電車通勤が続くと経済的にはちょっと痛いのですが、ぼくには元を取る方法があります。とくに難しいことではなく、ただ先頭の車両に乗ればいいのです。

 なぜなら、現在京浜東北線の主力車両である209系は、前面が大きな1枚ガラスで、なおかつ運転室と客室を隔てる敷居や扉にも大きな窓が設えられているため、前方の視界が大変良く、ほとんど運転士さんと変わらない景色を見ることができるので。

 しかも、上中里田端間は見所満載。いまは湘南新宿ラインにも使われている、駒込方面からの貨物線を跨いだり、大宮方面への線路が山手線をくぐって出てきたり(昔ながらの小さなトンネルがいい感じ)するのを眺めながら、武蔵野台地の端をアップダウンしていく濃密な3分間。左手には田端操車場も広がり、出番待ちの電気機関車や新幹線を見ることもできるのですが、こちらは、新幹線の高架に視界を大きく遮られてしまっているのが残念。まあ、いつも自転車に乗りながら眺めているんですけどね。

 そんな「先頭車両の一番前」。でも、決していつでも空いているわけではありません。たいてい1人か2人、先客がいます。もちろんみなさん大人なので、かぶりつきということはなく、それとなく立ち、それとなく前方を眺め、表情もいたってクールなものですが、その内心のワクワク感は手に取るようにわかるし、ぼくの勘違いでなければ、密かな連帯感さえあるような気がします。昨日のように雨や雪が降ったときは、ワイパーの関係でどうしても視界が狭くなるのですが、そんな日の、それとないポジショニング争いも、また楽しいものです。

(宮地)

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