墓店、相も変わらず行ってます

写真は忠岡の夏の風物詩、8月13日の「墓店」です。
昨年に比べ人が多い。時間的なものもあるのかもしれません。[(写真は8時過ぎに撮ったものです)
今でも忠岡出身の方は、この日に合わせ帰省する人が大勢います。
私も物心が付いてから墓店を見なかった年は数える程。
狭い道路に沢山の露天商が並び、その匂い、雰囲気がとても懐かしいのです。
遠い昔、寺の墓から墓店の出ている旧墓地まで路地を通ってくるのですが、途中
各家庭には簾を吊るしてあり、中から蚊取り線香の香、ラジオの浪曲・・・。
テレビが普及していなかった時代、何れも大切な思い出です。

長い間、この催しが町の庶民的な文化として続くのは本町には「故郷」と呼ぶのに相応しい景観が少ないのも一因かもしれません。
おもちゃにはあの「フナッシー」が多く見られます。
これが少し前とは異なった点でしょうか?
墓参りから一緒についてきた孫が眠そうな顔をしています。
これ幸いと横の路地を通って帰宅しました。
 それにしても大勢の人で蒸し暑かったア(-_-;)。