北の国へ 2012冬


ここ何年間かつのらせた旅へ行きたい想い。
ついにぶちまけてきました。


結局えらんだ場所は…
我が心のふるさと。北の国です。


実に6年ぶりの北海道ひとり旅。
いろんな出来事。いろんな出会いがありました。
そして、ひとり旅につきものの、躁と鬱。笑
たっぷりと味わってきました。


夏もいいけど、やっぱり冬が好き。
暮らさなければわからない本当の厳しさ…
それを知らないことがはずかしい。


この旅で、いちばんの感動は…。
いや、ワタクシメの人生における大きな出来事です。


拝啓、ケイコちゃん。
倉本聰に会ってしまいました。


人に会って手が震えたり涙がでるってことは、そうそうないわけで。
ワタシのある種の思考の6割は、倉本さんの影響を受けていると思われ。
その20年前から想いつづけた人にとうとう会えました。


どす黒いもんを持っているワタシも、
あの瞬間ばかりは、猛烈にピュアでした。


もちろんのこと。舞台「マロース」もすばらしかった。
舞台のことは、よくわかってないけど、あのセットはすごかった。
屋根のあるホールだのに、しんしんと降る雪の中にいるような気分でした。


自然と人間。
倉本さんには、いつもそういうことを考えさせられます。


その夜がすばらし過ぎて、富良野滞在を1泊延長したのでした。