
こないだ僕が睡眠について書いたエントリがあったりします。
これについて本当か嘘か不安に感じておられる方が大量にいらっしゃるご様子です。
コメントやらトラックバックやら、下のブックマークでも大量の不満が上っている。
はてなブックマーク - Twitter / kotori: デマを流して無駄に耳栓とアイマスクを流行させたい。五感...
あのエントリを書いたのは僕ですから、親切な市民の皆さんのために、きちんと説明をする義務が僕にはあります。
そんなわけで、今日はその説明をしようと思います。
あのエントリでは詳しいことは書いていませんが、実は 1983 に耳栓とアイマスクについての臨床実験がジョセフ博士によってアメリカで行なわれていて、睡眠の質の向上に一定の効果があるという結果が出ています。
conf. Sleep Animal, Britain, New York: Joseph,1983. pp.78-82
だからあれは全部本当の話しなのですけど、この話しは嘘です。
実はあのエントリに書いたことは全部がインチキです。
むしろ耳栓とアイマスクをすると非常な勢い睡眠が阻害されて、だいたいの人が30時間くらい眠ることになる。
だからあれは全部インチキの話しなのですけど、この話しもやっぱし嘘です。
それで本当のことを書きますけど、あれは僕が実験して出した結果ですから、僕にとっては本当のことです。
僕が知ってる範囲内では、現状分っている睡眠の仕組みに、それほど反していません。
ただ僕の手に入れることが出来ない資料には違うことが書いてあるかもしれませんし、これから実験やら研究が進んで違う結果が出るかもしれません。
また体質や習慣によっては違う結果の出る人もいることでしょう。
ですから、あのエントリは本当と嘘が半分ずつだと言えます。
冒頭でご紹介した僕の発言っていうのは、一時期僕の中で流行してたデマシリーズっていう遊びですから、当該エントリとは全然関係ありません。
まあ自分が悪いんですけど、正直な話しちょっと迷惑ですね。
耳栓とアイマスクを買ったのに全然眠れなかったという人がいらっしゃったら、それはお気の毒ですけど、もしかしたら自宅の近くで工事が始まるかもしれませんし、将来のパートナーは煌々と電灯が光ってないと眠れない人かもしれません。
人生にはいろんな状況があるわけですから、きっと役に立つと思いますよ。
実際の所、10年前の固いアイマスクやら耳の痛くなる耳栓とは全然クオリティーが違います。
睡眠時間とかは関係なしに、むかし嫌な思いをした人は、ちょっと試してみると感動すると思いますよ。
僕はすごく不思議だったんですけど、眠るのは僕でもなぎら健壱さんでもなくて、あのエントリを読んで実験する自分自身なのに、なんで他の場所に拠り所を求めるのでしょうか?
実際にやってみて睡眠時間が短かくなればあの話しは本当ですし、短くならなければ大嘘なんですよ。
飯を食って美味いって思うのは自分自身ですし、奇麗な風景の中に身を置いて感動するのも自分です。
僕は誰がなんと言おうが鯛茶漬は美味いと思いますし、国木田独歩の文章は上手だと思います。
晴れた日に自転車に乗れば気持が良いし、外で酒を飲むのは楽しい。
葛西善蔵と嘉村礒多と宇野浩二は、普通の作家とは別格ですし、僕は毎晩耳栓とアイマスク着用で眠っています。
僕は人間らしく生きたいので、自分の判断を持ち続けたいと思うんですけど、みなさんは如何でしょうか?
ところで『自分判断を持ちな、人間らしく生きたいならさ』っていうのは、なぎら健壱さんの悲しい流れものっていう歌の一節なんですけど、すごく良い歌ですね。
そんなわけで、今日はなぎら健壱さんの悲しい流れものっていう歌はすごく良いっていうお話しでした。