異世界拷問姫(★★★★☆)

「我が名は『拷問姫』エリザベート・レ・ファニュ。誇り高き狼にして卑しき牝豚である」死後、異世界転生した瀬名櫂人の前に現れたのは絶世の美少女・エリザベート。彼女は『拷問姫』を名乗り、従者として自分に仕えるよう櫂人に命じるが―「断る」即答する櫂人にエリザベートは『拷問』か『執事』かの二択を突き付ける。あえなく陥落した櫂人はエリザベートの身の回りの世話をすることになり、咎人たる『拷問姫』の使命―14階級の悪魔とその契約者の討伐に付き合わされることになるが…!?「あぁ、そうだ。余は狼のように孤独に、牝豚のように哀れに死ぬ。たった一人でだ」綾里けいし×鵜飼沙樹!最強タッグが放つ異世界ダークファンタジーの最高峰!
予想はしていたけど、やはりグロい。主人公・櫂人は父親に殺されたという悲惨な過去を持つ。そのせいかエリザベートが繰り広げる凄惨な処刑を目の当たりにしても、動揺はするが精神が壊れてしまうことはないタフな奴。ダークヒーロータイプかな?ノイエの件を考えるときちんと優しさも持ち合わせているようで、個人的に好みのタイプ。
最終的にボスキャラを倒すことはできましたが、悪魔と契約した全ての者を倒すとエリザベートは処刑されてしまう運命なのでそこら辺は上手く回避できないものか。それにしてもドレス派手だな(笑)ヤンデレメイドのヒナも好きです、櫂人を真っ直ぐに慕う姿は可愛いです。エリザベートの幼少期に唯一エリザベートに愛を注いだマリアンヌの死は残念でした。続きも出ているようなので近いうちに読みます。