気まぐれ読書手帖

2017-05-11

湯屋の怪異とカラクリ奇譚2(★★★★☆)

いつも気持ちのいい湯とたくさんの不思議にあふれている、東の都の妖怪が営む湯屋。その湯屋の奉公人佐吉はカラクリ技師になるべく、長らく引きこもりだった伽藍堂に弟子入りをしていた。そんなある時ふらりと現れた老カラクリ技師の半月堂。佐吉長屋に居候することになったその老人はとぼけた風情だが腕は確か、そして謎めいた目的を持っていて、さらには伽藍堂や湯屋の主、白闇とも繋がりがあるようで―?人と妖怪が織りなすおかしくてあたたかで不思議な物語。
シリーズ2冊目。カラクリ技師になるべく伽藍堂に弟子入りした佐吉。怪我が原因でなかなか上手く佐吉に教えることができない伽藍堂、佐吉の才能を感じているだけに嫉妬と焦りが生まれてしまう。その事実を仟石に突きつけられても佐吉伽藍堂を選んだ理由、そして伽藍堂がようやく仟石のことでふっきれた理由に佐吉が大きく関わっていることに二人の絆が感じられて安心しました。 佐吉が猫を白闇だと知らずに慌ててる場面が面白かった、若葉との会話も和む。
新キャラの半月堂と佐吉の関係は予想通り…といったところ。危ない立場なのは分かるけどもう少し家に帰ってあげれば良かったのに。また二人で楽しい時間を過ごしてほしいものです。

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