気まぐれ読書手帖

2018-05-13

86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー―(★★★★☆)

ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。シンとレーナ―二人が出会った後、初めての共闘を描く『Ep.4』!“地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”

シリーズ4冊目。前回作者があとがきで触れたように序盤は確かに86にしてはラブコメ風味。レーナがシンの目の前で自分の気持ちを吐露して泣けたことは彼女にとって大きな救いなはず。シンがレーナを名前で呼ぶようになったのも嬉しかった。フレデリカやクレナは嫉妬しまくりだったけど(笑)自分の失恋と同時にレーナの背中を押したアネットに好印象。
中盤からは86らしい緊迫した戦いの連続。せっかく距離が縮まったかと思ったシンとレーナの仲も最後の展開で呆気なく崩れていく。シンたちを取り巻く「差別」という壁が痛々しい、レーナは今後どうやってシンに接していくのか。油断できない戦況の中で少しでも皆が救われますように。

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