気まぐれ読書手帖

2018-06-02

サイメシスの迷宮 逃亡の代償(★★★★☆)

東京都下で起きた女児殺害事件。超記憶症候群のプロファイラー・羽吹允は、遺棄の状況から8年前の和光市女児連続殺害事件を模倣していると気づく。和光事件の犯人・入谷謙一はふた月前に獄中で病死していた。相棒の神尾文孝とともに、羽吹が入谷の周辺を聞き込むうちに、第2の事件が。第1の事件との微妙な差異に違和感を覚えた羽吹は、超記憶を駆使して事件の真相に迫る。

シリーズ2冊目。羽吹と神尾のコンビも段々と安定してきました、羽吹が神尾を精神的に頼りにする部分が増えて嬉しい。事件自体は何ともいえない後味の悪さ。犯人は何となく予想がつくのだけれど、逮捕にいたるまでのストーリー展開は読みごたえがあって満足。残された女性は今後辛いことも多いだろうけど、妹が頼もしそうなので少しずつ前を向いてほしい。
そして旧友との再会で急展開した過去に羽吹が経験した誘拐事件、思わず例の文字を逆さまに見てゾッとしました。今回は羽吹が精神的に不安定な場面が多かったので、今後が心配だったりします。続きも楽しみにしてます。

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