気まぐれ読書手帖

2018-06-06

探偵AIのリアル・ディープラーニング (★★★★☆)

人工知能研究者だった父が、密室で謎の死を遂げた。「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して―。高校生の息子・輔は、探偵のAI・相以とともに父を殺した真犯人を追う過程で、犯人のAI・以相を奪い悪用するテロリスト集団「オクタコア」の陰謀を知る。次々と襲いかかる難事件、母の死の真相、そして以相の真の目的とは!?大胆な奇想と緻密なロジックが発火する新感覚・推理バトル。

人工知能研究者である父親が産み出したAI・相以と一緒に探偵を始めることにした主人公・輔。相以の双子の妹である以相は相以と対立する形で事件の犯人として犯罪を計画する才能を持っており、その関係性も面白かった。人工知能によって支配される世界を作ろうとするオクタコアの思想は無謀だと感じつつも、どんどん発達していくAIのことを考えるとヒヤッとする。
らいちシリーズと比べるとクセも強くなく、さらっと読める。右龍のマザコンっぷりが気色悪いわー。相以と以相の対立はこれからますます激しくなりそうだし、理音という不安要素も残っているので続きを期待できそう。ぜひ読みたいです。

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