気まぐれ読書手帖

2017-09-16

更新停止のお知らせ

少し久しぶりにラノベの感想を投稿しました。実は10月1日にとある検定試験がありましてその勉強に専念したい為更新ができませんでした。10月1日まではこの状態が続くと思われます。本当に勉強してなかったのでただの悪足掻きです。謙遜もなしで本気で受かる気がしません…。自分の好きなことでもないし、仕事で必要に迫られて…なので。このラノも投票したいけど投票できるか微妙だな。ということで少しの間失礼します。それでは。

ウォーター&ビスケットのテーマ1 コンビニを巡る戦争(★★★★☆)

「ヒーローになるつもりですか?」「違う。僕はお姫様になりたい」闘うより、護られたい―臆病であることを誇る高校生・香屋歩と幼なじみの秋穂栞が迷い込んだのは、8月がループする街“架見崎”だった。ここを訪れた人々は任意の特殊能力を与えられ、乏しい物資を巡る戦争を繰り広げていた。だが、ふたりが希望した能力は戦闘の役に立たないもので…。生存戦略に反則はない。ルールブックの穴をつく、臆病者の戦いが始まる。
架見崎運営委員会と呼ばれる組織から招待状を貰った歩たち。それは何度も8月をループする架見崎という町で繰り広げられている領地争いという名のゲームで歩たちも巻き込まれていく。設定自体はとても好み、なんでこんなゲームをするのかなどの主催者側の意図はまったく不明なので曖昧にしないでいつか説明してほしい。
主人公・歩の臆病者だけど頭がキレるというキャラが魅力的で、ここぞという時に活躍するところはもちろん不安と戦っているところも人間くさくて良い。秋穂は割りとフラットなイメージ、歩のことをきちんと理解して行動しているところに二人の信頼関係が伝わってくる。そして謎多きキャラであるトーマ、まさか最後にあんな行動をするとは思わなかったので驚きです。たくさんの伏線がはられているのでどう回収していくのか、続きも楽しみです。

2017-09-10

ヴァチカン図書館の裏蔵書(★★★★☆)

ローマ大学に留学中の玄須聖人は、教授の依頼でヴァチカン秘密記録保管所を訪れ、企画展に向けて幻の資料を探すことに。その頃、ドイツオーストリア魔女狩りを彷彿とさせる猟奇殺人が起こる。悪魔信仰者の存在がちらつくなか、疑惑の目は教皇庁にも向けられる。図書館の膨大な蔵書に謎を解く鍵があると調べ始める聖人と神父のマリク。だが、事件の真相は意外なところに…。
主人公・聖人がふんわりとしているので27歳なのには驚いた、20歳くらいかと思ったよ。その分周囲を固めるキャラにしっかり者が多いので調和がとれてる(笑)お気にいりキャラはマリク、クールなようでいてピンチになった聖人を命懸けで救う優しくて熱い面もあって魅力的。ぜひ聖人友情を築いて斉木先輩と同じく聖人の保護者その2になってほしい(笑)
ヴァチカンについての蘊蓄は興味深い、謎に満ち溢れれていてミステリの舞台として最適。ヴァチカンと比べると日本は信仰については本当に自由だなと実感しました。事件の背景にあった魔女裁判的な出来事も面白かった。聖人の不思議な能力については 続きがあるならもっと掘り下げてほしい。

2017-09-09

デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット2(★★★★☆)

「この領域で我を通したい、と言うのであれば―アイドルになって頂けないと」「意味が、わかりませんわぁぁぁぁ!?」第九領域に辿り着いた時崎狂三が、支配者の絆王院瑞葉から突き付けられた次の領域を開く条件は―アイドルになること!?「わたし、こう見えても割と凄腕プロデューサーここでやってたんですってば」緋衣響―ひびP指導の下、AAランクアイドルデビューを目指すことになった狂三だが道は厳しく…。「狂三さんがなるべきアイドルは“ケイオス”です」「まあ、混沌とは、どのような?」「イロモノです」「誰がドS中二耳年増乙女ですの」さあ―私たちの戦争を始めましょう。

まさかの狂三がアイドルになるの巻。前回のバトルロワイアルから一転して今回はコメディ色強め。個人的には今回の方が好きです。最初はアイドルになるのを拒否していた狂三ですが段々とノリノリになっていくのが可愛い。確かに狂三は「ケイオス」枠だと思う(笑)響はこのままプロデューサーをしてた方が良かったりして。
美九がちょっとだけど登場してくれて嬉しい。瑞葉とリネムの姉妹のような関係が素敵、ドジな姉としっかり者の妹みたい。終盤では新たな敵が登場。黒と白の対比が綺麗。白の女王に完全に押され気味な狂三たちは逆転できるのか。狂三の復活しているところを早く見たい。

2017-09-07

櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白(★★★★☆)

「帰ったら、2人で旅行しよう」。突然、東京の兄さんからきた連絡。2人きりでどこに?と悩む僕、正太郎に、櫻子さんが言った。「足寄と網走だ」。どうやら見たい骨関係の展示があるらしい。かくして兄さんと櫻子さん、僕という不思議な組み合わせで、秋の北海道旅行が始まって…。(「ケルヌンノスの妙薬」)旅の途中で明かされる、正太郎の秘めた想い。一方、友人の鴻上百合子には、宿敵・花房の影が忍び寄り…。話題のキャラミステリ決定版!
兄弟水入らずの旅行かと思いきや櫻子さんの参加により骨満載の旅行に。兄・篤志と櫻子さんの相性があまり良くなくて正太郎が大変そうだった。そりゃあ普通の人は骨は遠慮したいだろうし、事件に首突っ込むのも抵抗あるよね。篤志が正太郎をいきなり旅行に誘った理由が微笑ましい、大切な弟のことをきちんと考えているからこそ櫻子さんにきつい態度をとってしまったのも分かる。篤志が正太郎に櫻子さんが好きなのか聞いたのにはナイス!と思った。正太郎は否定してるけどそろそろ自覚してほしいな。
花房がまさか鴻上を狙うとは…。一気にストーリーが加速しました。磯崎先生は相変わらず素直じゃないけど良い先生。内海さんは信用していいと思うけどな。鴻上たちの無事を祈りつつ花房の正体も気になります。

2017-09-06

キャスター探偵 愛優一郎の友情(★★★★☆)

金曜深夜に始まるニュース番組イブニングスクープ」を心待ちにする女性たちの目当ては、キャスターの愛優一郎。甘いマスクの裏に鋭い推理力を秘めたこの男、ただのキャスターではない。彼は世に蔓延る悪を熱く華麗に斬る「キャスター探偵」なのだ。そんなある日、5年ぶりに新作を出すことになったベストセラー作家・陽向ゆきなが愛の番組に出演するのだが!?
シリーズ2冊目。前回よりも愛と竹之内の友情関係もしっかりと描かれていて満足。愛が竹之内を自分の事務所で働くように誘った理由が微笑ましい。自分をモデルにして小説を書いていいのが竹之内だけというのも愛が竹之内を認めているからこそでなんだか嬉しい。前島という男が本当にムカついたので最後に愛がばっさりと切ってくれてスカッとした。
「初恋の人」は斎藤警部補の堅物で真面目な部分がより浮き彫りになったストーリーでした。姫宮は本気で斎藤警部補が初恋だったんじゃないかな。藤田が慕っているのも、愛が認めているのも何だかんだいいつつ斎藤警部補が優しさもきちんと持っているって分かっているからだろうし。続きがあるなら読みたいです。