気まぐれ読書手帖

2018-07-22

妹さえいればいい。 10(★★★★☆)

妹さえいればいい。 10 (10) (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 10 (10) (ガガガ文庫)

ついに千尋の抱えていた大きな秘密が、伊月たちの知るところとなってしまった。千尋から事情を聞かされ、表向きはそれを喜んで受け容れた伊月は、これまでどおり那由多とイチャイチャしたり、千尋を可愛がったりして、妹がいる生活を満喫する。『妹すべ』のアニメも好評を博し、招待された台湾のイベントでちやほやされるなど、売れっ子作家としても満たされた日々を送る伊月だったが…?一方、重荷から解放された千尋にも、新たな物語が始まろうとしていた―。大人気青春ラブコメ群像劇、運命の第10弾登場!!

シリーズ10冊目、前回の千尋の爆弾発言からどうなるかと思いきや結構普通に受入れられていて拍子抜け。でも最後に更なる大きな爆弾が仕掛けられていたのはさすが。アニメもイベントも成功して順風満帆だっただけに大きな落し穴でした。果たして伊月はそこから立ち直れるのか。
そして千尋の恋の行方も気になるところ、春斗モテるなぁ。確かに優しいし真面目だしでいい男だよね、相生さんが離脱したのは残念だけど。千尋と春斗だったら性格的に相性良さそう。アシェリーさんと海津さんの仲も進展してほしい(笑)

2018-07-21

夜鳥夏彦の骨董喫茶 (★★★★☆)

女性客でにぎわう小さな骨董品カフェ『彼方』。そこには物腰が柔らかくて黒尽くめ、自らを「人間ではない」と称するあやしげな店主、夜鳥夏彦がいる。幸か不幸かそんな夜鳥に気に入られたアルバイトの大学生、深山頼政は、昔から「物」に触れるとかおしな映像が見えてしまう困った体質。そのために、曰く付きの骨董品依頼人がくるたび、厄介なトラブルに巻き込まれてしまい…!?日常に潜む奇怪な現象に挑む、アンティークオカルトミステリ!

高殿先生が推薦文をかいているのが気になって購入。全体的にシリアスで、オカルトあり、ライトミステリあり、男同士の友情ありで自分の好みが満載な一冊でした。頼政の過去が重くて、今でも精神的に引きずっているのが悲しい。引き取ってくれた義父母と夜鳥に出会えたことが頼政にとっての救い、あの二人を「彼」「彼女」と呼んでいるのが印象的。
個人的にはやはり最後のエピソードが心にズシッときた。頼政と夜鳥の友情関係が好き、できればずっと二人で仲良くしていてほしいけど最後の一文が不吉なんだよなぁ…。続きがあるならぜひ読みたいです。

2018-07-19

俺を好きなのはお前だけかよ(9) (★★★★☆)

ふっ。ついに始まってしまったか、美少女たちの『俺』争奪戦が―。あ、どうも。ジョーロです。新旧の美少女転校生・ヒイラギツバキが、体育祭で屋台勝負をすることになった。勝負のキーパーソンとなった俺は、ひまコスあすなろ率いる圧倒的に有利なツバキ陣営ではなく、敗色濃厚な残念ヒロイン・ヒイラギ陣営についた。皆を敵に回す劣勢で、なぜこんなに俺が頑張るかって?まあちょっと、『秘密の野望』があってな。それに、パンジーも手伝ってくれてるし…。さあ、体育祭の始まりだ!

シリーズ9冊目。前回が重めだったので、良い意味で軽く読めました。今回はツバキの幼馴染でありライバル的存在であるヒイラギが登場。ヒイラギジョーロがこんなところで顔見知りになっていたとは…!極度の人見知りであるヒイラギが今回の勝負で少しは成長したと思いたいけど、他人への依存癖は相変わらず重症(笑)いつもは一歩引いてジョーロに関わっているツバキにスポットが当たっているのが嬉しい。
そして最後のオチはパンジーがかっさらっていきましたね、さすが。ジョーロがどういう選択をするのか気になりますが
、皆で楽しく遊んでいるところが見れなくなるのは寂しいな。

2018-07-16

作家探偵は〆切を守らない ヒラめいちゃうからしょうがない!(★★★★☆)

売れない小説家の白川照は、今日も愛と勇気と正義(と怖い担当編集者)のために、原稿執筆に精を出す。ところが、照がヒラめくのは原稿の展開ではなく日常に潜む“謎”の犯人ばかり。犯人しかヒラめかない謎が気になって原稿が進まない。そんな照に締め切りを守らせるため、担当編集者の黒澤は、その謎の過程を推理することになるのだが―。犯人だけ当てる作家とその過程を“校正”する編集者の、痛快バディミステリー!

新規レーベルということで試しに1冊購入。若干暴走気味な小説家×冷静沈着な編集者という個人的には好みの設定。正義感が強いのは結構だけど、推理の過程をすっ飛ばしていきなり犯人だけいわれても周囲が混乱するのは仕方ない。フォローするかのように推理の穴を埋めていく黒澤さんは実は懐が深いと思う。誰よりも照の才能を信じていてツンツン気味なのもポイント高し。
岡田はあまり好きになれないキャラでしたが黒澤さんに上手く利用されたり、言い返されていたのでスカッとした。恋姫のキャラが濃すぎ…、時代錯誤な話し方も含めて意外と好きなキャラでした。ここまで突き抜けていると逆にすごい。淡路さんには頑張ってほしいな。

2018-07-15

2018年上期 好きなラノベに投票しよう

前回は自動車教習所で忙しくて参加出来なかったので、今回は参加させていただきます。いつも開催していただき有り難うございます!

美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!(3) 春日部タケル 【18上期ラノベ投票/9784041064672】
ヒロイン達の可愛さと主人公の仕事に対する熱さが魅力的

ようこそ実力至上主義の教室へ(7.5) 衣笠彰梧 【18上期ラノベ投票/9784040696751】
もう軽井沢エンドでいいんじゃない?

◼ たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語(4) サトウとシオ 【18上期ラノベ投票/9784797395532】
ロイドの天然ボケっぷりがクセになる

◼ ジャナ研の憂鬱な事件簿(3) 酒井田寛太郎 【18上期ラノベ投票/9784094517262】
青春ミステリの中ではかなりの良作だと思う

薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと(7) 日向夏 【18上期ラノベ投票/9784074297726】
壬氏が遂に告白したぞ…!

◼ キネマ探偵カレイドミステリー 斜線堂有紀 【18上期ラノベ投票/9784048936958】
探偵と親友に幸あれ

八雲京語り 宮廷に鈴の音ひびく 羽根川牧人 【18上期ラノベ投票/9784040727509】
気の強い姉さん女房と落ち着いた年下夫の組合せは萌えの塊でしかない。

◼ 宝石商リチャード氏の謎鑑定 紅宝石の女王と裏切りの海 辻村七子 【18上期ラノベ投票/9784086801980】
波乱な幕開けでもこの二人なら大丈夫。

緑衣の美少年 (講談社タイガ)

緑衣の美少年 (講談社タイガ)

◼ 緑衣の美少年 西尾維新 【18上期ラノベ投票/9784062941228】
眉美の眼のタイムリミットが…!これからが特に見逃せない。

以上の作品になります。宜しくお願いします。