GitHubのprivateレポジトリを取り巻く、エコシステム

GitHubのprivateレポジトリを取り巻く

少し興味があって、GitHubのprivateレポジトリの料金や、privateレポジトリに関連したサービス(ここでは、エコシステムと呼んでみましたw)を調べてみました。

ソースコード管理: GitHub - https://github.com/

説明は不要かもしれませんが、GitHubは、ソースコードを管理するためのサービスですね。オープンソースソフトウェア、つまりソフトウェアのソースコードを公開する場合は無料で使えます。特定企業向けのソフトウェアなどのように、ソースコードを非公開しないといけない場合は、毎月$9からのプランがあります。企業向けのプランは、毎月$25といったところでしょうかね。(料金の詳細は https://github.com/plans にあります)

CI: CircleCI - https://circleci.com/

CircleCIは、ソフトウェアのテストを定期的に行うためのサービスです。(実際にはテストだけでなく、ソフトウェアの変更があったときに行いたいことであれば、設定次第でいろいろできるすぐれものです)
一度作った機能が常に正しく動作することを保証するために使います。ソフトウェアにとっては、重要なことですね。
これは、毎月$19かかります。(料金の詳細は https://circleci.com/pricing にあります)

コードカバレッジ測定: COVERALL - https://coveralls.io/

CIで実行するテストが、ソースコードのどの箇所を通っており、また、どこを通っていないかを測定することを「コードカバレッジ測定」といいます。これを定期的に行なってくれるサービスがCOVERALLです。
これは、毎月$4.99かかります。(料金の詳細は https://coveralls.io/pricing にあります)

三種の神器: GitHub + CI + COVERALL

ここまで説明したGitHub、CircleCI、COVERALLはソフトウェア開発の三種の神器といっていいでしょうwww
毎月$50の費用がかかってしまいますが、これらを使えば、かなり強固なソフトウェアを開発できるでしょう。逆に言うと、これら、またはそれと同程度の環境がなければ、開発者自身がそれを自分で行う必要があり、余計な手間が発生する可能性があるでしょう。せっかくなので、その余計な手間がどれくらいなのか検討してみました。
自分で三種の神器と同等のシステムを構築する場合、私の経験だとそのメンテナンス(定期的なアップデートや障害対応)に毎月1日(8時間)程度の時間が必要になるでしょう。
もし三種の神器と同じ事を、システムを導入せずに開発者が手作業でやっていた場合は、毎月3日(24時間)程度の時間が必要になるでしょう。
つまり、渡しの場合は$50と1日分の手間賃を比較すればいいわけですねwww
みなさんにとって、毎月$50はどう映ったでしょうかね?安かった?高かった?

(えっと、三種の神器以外のサービスは、時間があるときにまた説明しますねwww)

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