やすくんのタイでのありきたりの日常 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-09-16 日記を始めて1年と196日目

[]オオクワガタの幼虫の体重と成虫の体長について

今年羽化した成虫のうち、♀13匹、♂11匹のデータから回帰式を求めました。体重については、羽化直前のデータを採用しようと4月に測定を実施しましたが、すでに前蛹状態に入っている幼虫もいて、途中で測定を断念しましたので、今回使用しているデータは、全て12月(蛹化約4ヶ月前)に測定をしたものです。

グラフに示したように、Rの2乗で♀が0.8897、♂が0.9044であり、まずまず使用できそうです。ただ、お気づきとは思いますが、X(体重)をゼロとした時、Y(体長)は、♀で27mm、♂で39mmの値となります。実際は、ある体重を超えないと羽化しないでしょうし、100gもある幼虫も存在しないでしょうから、この式を使って幼虫の体重から成虫の体長を求める場合、♀は体重7〜12g、♂は体重13〜24gの範囲で使用するのが妥当でしょう。体重の測定時期の影響も当然出てきますので注意が必要です。マットと菌糸の違いの影響は少ないと考えています(実際、♀7g、♂13g付近のデータは、マット飼育のデータ)。

あとグラフをよく見ますと、♀は9〜10g付近は、回帰直線より上にデータがあり、11gを超えるとデータは回帰直線より下に表れます。♂も同様のことが言え、18g付近は直線より上で23g付近は直線より下にデータがあります。これは、体重と体長の関係が直線関係ではないことを意味しているものと思います(特に体重が増えるとより乖離してくる)。実際、線形近似より3次式で近似した方が、♂、♀ともRの2乗が大きくなります(♀:0.9449、♂:0.9808)。グラフの回帰式から80mmの♂の幼虫の体重は、27.54gとなりますが、「はじめて飼うクワガタムシ」(むし社)では、31gと記載されています。このことから考えても、3次式の方がよりよい近似式と言えます(この本では、20gで70mmと記載されています。このあたりでは、今回の直線の回帰式と合ってきますので、やはり上で述べた範囲でご使用ください)。

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