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2006-03-25 今日の雑感

[] デザインを変更してみました

ブログのデザインを変更してみました.スタイルシート等の変更でできることは限られてますね.

やはりCGIが使えないのは駄目ですねぇ,前にも言いましたように,なるべく早くブログを移行するつもりです.

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[][] (続)本気なのか幕引きなのか?

前エントリーの続きです.まず,23日の総連傘下団体への強制捜査に関して朝鮮総連が以下のお決まりの声明(朝鮮総聯中央本部広報室コメント).

警視庁公安部が、「国外移送目的略取容疑」なるものを振りかざし、何のかかわりもない在日本朝鮮大阪府商工会に対する強制捜索を行ったことは、拉致問題を在日朝鮮人や朝鮮総聯傘下団体と意図的に結びつけようとする悪質な世論操作であり、不当極まりない政治弾圧である。

ある中華料理店経営者が、26年前に大阪府商工会の理事長をしていたということだけで、今日に至って同会を強制捜索したことは、まさに公権力の乱用であり暴挙である。

われわれは、警察当局の言語道断な不当捜索に憤りを禁じえない。常軌を逸した警察当局の強制捜索に強く抗議し断固糾弾する。


いちいち突っ込むのもバカらしいので,一言,

「オマエがいうな!!」



ところで,今回の強制捜査は昨年末からの福井,新潟両県警の捜査結果に由来する漆間警察庁長官の年頭所感に基づく一連の流れのようです.以下に第164回通常国会”北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会(第2号,平成18年1月27日)”から,松原仁委員と小林警察庁警備局長とのやり取りを引用します.

○ 松原委員 

いよいよ日朝の協議が来月スタートする、こういう中でありまして、これに向かって、我々はどのような対話と圧力、特に圧力を持って臨むかということがメッセージとして極めて重要だというふうに私は思っております。

 先立ってお伺いしたいわけでありますが、こうした中で、警察庁長官が、ことしの年頭において、ことしは拉致問題を大いに前進させる、こういった御発言をしたわけでありますが、この真意について、どういうことかということをぜひお伺いいたしたいと思います。

○ 小林政府参考人

 お答え申し上げます。

その前提といたしまして、福井及び新潟の両県警察におきまして、昨年の暮れでございますが、昭和五十三年に相次いで両県下で発生したアベック拉致事件の捜査を推進していたところ、当該拉致の実行犯特定に資する新しい証拠の入手や関連事案の見直しを図るということから、去る一月の六日に、警察庁長官より、福井、新潟及び警視庁に対して共同捜査の指示がなされております。そして、去る一月十二日に関係警察を招致いたしまして捜査会議を開催するとともに、共同捜査本部の設置による捜査体制の確立、情報の共有化等を指示したところであります。

 御指摘の警察庁長官の発言は、関係者のこのような事情聴取等を通じての拉致の実行犯の特定に資する有力な証拠が発見されたことから、この際、これまで警察が蓄積してきた拉致に関する情報や捜査結果を全般的に見直して、拉致の実行グループの特定とその全容解明に向けて強力に捜査すべきものという考えを開陳したものと理解しております。

 この意思を我々は体しまして、今後とも全力を挙げて捜査を継続してまいる所存でございます。


この会議録を全部読んでみたんですが,政府側の答弁は相変わらずで制裁の重要性は認識しつつも行き着きところ,”対話と圧力”なんですよね.それと平壌宣言に則り・・・,まぁ松原議員の「小泉総理の決断がなくてもできる部分の決断はすべてやって圧力を強めていこうというのが恐らく安倍長官の意思だろうと私はそんたくをしているわけでありますが、・・・」と云うところにそんな苛立ちがみえるわけですが.

結局,この委員会で協議されていた2月の日朝協議は何の進展もないまま終わり(それどころか逆拉致を言われる始末でしたね),今を迎えているわけです.日本の捜査当局による拉致問題の解明は当然,重要かつ必要なことですが,電脳補完録のtrycompさんも”余計な配慮は無用 やるべき時にやるべきことを”で仰っているように関連ニュースを見る限り,まだまだ及び腰な印象を受けることも事実です.

まぁ警察当局はガチでやっているとは思いますが,そこから引き出された結果を有効に利用するか,しないかの判断は飽くまで政府側にあることは自明です.

結局のところ,今の政府でどこまでやれるのか?,やはり判断しかねます.

前エントリーでコメントをいただいた”異能生存体きこりの日記”のきこり様のご意見を筆者のコメントと共に以下に示します.

kikori2660氏

どうもこんにちは。

http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20060301#p1

実はこの発言は西村本人のものなんですが、シンガンスの取り調べの為に、日本側からわざわざ出向くという形が取られる可能性があります。

kousotsudr

>kikori2660様,コメント有り難うございます.

http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20060301#p1,拝見しました.今でこそ北の英雄ではありますが,只の一工作員に過ぎなかったシン・ガンスに金正日の大罪をかぶせるだけの整合性があるんでしょうか,そこが今いち理解できないんですよね.結局,その穴埋めのために拉致被害者を何人か帰す算段でも北との間にできているんでしょうかね.

北はシン・ガンスをさしだすのか?それとももう年だし,病死と云うことで始末してしまうのか・・・でもそれをやると,軍部からの反発を喰らってしまって体制の面目が立たないしで,行き着き先が見えてこないという状況ではありますね.

またお教え下さい.

kikori2660氏

>整合性があるんでしょうか,

整合性などを気にするのは日本だけであって、北朝鮮にとってはどうでもよい事なのではないでしょうか。一度図に乗ればとことんつけ上がる、北朝鮮とはそうした国だと思います。ですから、整合性の欠如を補う為に何人かを日本に戻すかもしれない、という予測も私は採りかねます。シンガンスの死亡、という可能性はあるかもしれませんね。


確かに北朝鮮に整合性という認識はないでしょうね,野盗集団ですから.問題は日本政府が表向きは仕方がないとしても,本音の部分で北を野党集団とはみてない,若しくはみられないところに拉致問題に対する病巣があるのでしょう.

今回の強制捜査が北の意向?に沿ったものなのかどうかはやはり筆者には判断しかねます.しかしながら,今回の捜査結果を突きつけたところで北にとっては”暖簾に腕おし”的態度を取ることは十分に予想できます.「今,辛光洙を取り調べているが,老齢で入院した,と思ったら死にました」なんてことが本当に起きて全貌を封印してしまう可能性があることを,日本政府が”ガチ”ならば考えておく必要はあろうかと思います.


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