サイト引越しのお知らせ

現在、2012年9月〜2014年3月まで、はてなHatena Diaryに投稿していた「ネットで見た怖い話」の引越しをしています。
諸事情により一時投稿を中止していましたが、2015年に5月からネットで見た怖い話怪として再開します。
しばらくは過去の投稿を、徐々にこちらのサイトへ引越していく予定です。
今後とも ネットで見た怖い話怪 をよろしくお願いいたします。

ネットで見た怖い話怪
http://www.horrorjapan.net/

猫の祟り(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

【因縁】家系にまつわるオカルト9代目【遺伝】




490 :本当にあった名無し:2009/05/11(月) 15:42:18 ID:5NQ9JxBy0
小さい頃、栃木のド田の祖父の家に住んでた。
じいちゃんと一緒に散歩してる時に、うちの家系に伝わっている祟りの話をきいた。
それから猫が飼えなくなった。
ごめんよ本当にごめんよ‥ぬこ。


494 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 19:07:20 id:gD06vgna0
>>490
詳しく


498 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 10:07:24 id:TmALmDU80
>>490 ちょ、ネコの祟りって何があったの?
話題だけふっておいて逃げんな〜


499 :本当にあった名無し:2009/05/12(火) 15:19:17 id:MoB/dE7z0
>>490だけど話振り逃げごめんね>>494>>498

ぬこ大好き人は読まないほうがいいかも。
これが、俺が聞いたうちの家系の猫の祟りの話。

むかし男の子が、正月で使う餅つきの臼が出したままになっていたので、その臼ときぬで遊んでいた。
なにか他に楽しいことは無いかなと考えた時、たまたま家の前によく太ったぬこが寝そべってた。
子どもは嫌がるぬこを無理やり臼に入れて、興味本意で‥臼を使ってねこをきぬで潰したと‥。
その猫は埋められもしないで、ただ山に捨てられた。
親はその事をまったく知るはずも無く。

それからしばらくして、男の子の容態が急に悪くなり、人が変わったようになり夜中にうめきちらす。
あまりにも不審に感じた親は、拝み屋を呼んで話を聞くと、猫の霊が降りてきたらしいんだ。
それは母猫で、
「もうすぐ生まれそうだったのに‥産みたかった、産みたかった、許さない、許さない口惜しい。
 呪ってやるおまえたちを7代先まで必ず呪ってやる」

それから子供が不自然死をしたり、幼い子がバタバタなくなったり‥
もっとあるんですが割愛。


500 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 18:26:19 id:eIfkEc9RO
今何代目?
猫は飼いたくてもそもそも縁がないかもな
しかし猫をつくか…orz


510 :本当にあった怖い名無し:2009/05/13(水) 12:29:39 ID:5QYA0boNO
>>499
そのぬこを潰した臼&杵のその後が気になる。


511 :本当にあった怖い名無し:2009/05/13(水) 13:16:46 ID:6tsgtcwo0
>>499 そりゃウツな事だったろう。お話あんがとね。
そういう場合今後、動物や昆虫に対し殺生せずに優しくすると運が上向くから、
じいちゃんの話も教訓のお触れだったのかもね。
2chソースの話で信憑性無くてスマナイが


514 :本当にあった名無し:2009/05/13(水) 15:28:42 ID:ro/Pw+/a0
>>500>>510>>511
その後臼がどうなったかは聞けなかった。
一応供養はしたのだろうか‥

猫や蛇は、動物のなかでも特に嫉妬深く覚えてて、
後々まで祟るから絶対に酷いことはするなって、じいちゃんがいつも言ってたな。

いま7代目。本当に7代で途絶えるよ。
じいちゃんが6代目なんどけど、
じいちゃんの息子(叔父さん)がやっとできた男の子だったから、それはもう可愛がってたらしい。
でも、あとあと段々おかしくなって。
なんでも、小さい時に受けたワクチンが源因で心臓が十五分も止まって、その後遺症で脳に障害がの残って、
成長するにたがって、いきなり倒れる、癲癇で、普通の生活ができなくなって、暴力も振るいだしたみたい。
ばあちゃんは本当は悪くないのに、「何でこんなふうにしたんだ」って散々責めて責めて暴力ふるって。
おばあちゃんも全国の病院必死で歩きまわって、なんとか治してあげたかったみたいで。
だけど、じいちゃんもばあちゃんを責めて‥
散々責められ、全部自分の責任だと思いつめてたおばあちゃんは自殺。しかも、農薬で散々苦しみながら‥。
今、叔父さんは閉鎖病棟にいるよ。

実話だけど暗い話でごめんね。

本当に7代目で家系が終わる、やっぱり因果かなって思っちゃうよ。
ほかにも家にはまじないとか色々伝わっていて、じいちゃんが教えてくれたな‥

「ネットで見た怖い話」不定期メルマガ配信中!登録はこちらから

同じ日に亡くなる(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

【因縁】家系にまつわるオカルト9代目【遺伝】




381 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 00:27:36 id:pP5oo1LD0
曽祖父と父親と兄貴が、同じ日になくなっている事実。
曽祖父と親父は病気だが、兄貴は5日前に事故ってその日に死んだ・・・

呪われてんかね。

って、VIPで書いたらここ紹介されてきますた


387 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 15:32:43 id:T2sjF27H0
>>381
うちのところもそうだよ。
ちょい長いので、3つにわけてカキコしますわ。
数字はフェイクですので、実際の日にちは違います。

母は病気で手術して小康状態を保っていたが、8月21日に入って容態が急変し、翌22日に亡くなった。

母が亡くなった後、用事があって私だけ母の実家を訪れた。
仏壇に線香を上げて立った時に、柱に古い記帳みたいなのが数冊掛かってるのが目に付いて、
表紙を見たら、亡くなった人の名や日にちが書いてあった。
中を見たら今で言う香典帳なんだけど、何冊か見た時に、表紙を見てある事に気づいた。
母の上に兄がいて、長男と次男は2つ違いなんだが、
2人とも21の年に事故で亡くなっている事がわかった。
その長男の祥月命日が、母の容態が急変した8月21日だった。
母が昔話してくれたんだが、長男は母をすごく可愛がってて、
事故で亡くなる前、泣いてる母に「元気になったら遊ぼうな」と言って亡くなったと。
それを思い出してもう呆然自失。
それで、終わればよかったんだけどなorz


388 :387:2009/05/07(木) 15:33:34 id:T2sjF27H0
母が亡くなって数年後に家を引っ越したんだが、現住所の数字が母の祥月命日。
分かりやすく書くと、こんな風。
○○市○△町パ○シ○ン8-22。
家族皆ビックリ。

22日に、私が緊急入院・即手術したり、急バックした車にぶつかりそうになったり、
兄が車に撥ねられそうになったりしたので、
私と兄は、この日だけは十分気をつけるようにしてたんだが、
いつの頃か忘れたけど、21日も前の日なので気をつけるようにしてる。
この間も、22日に父が外出して帰宅したら、転倒したらしくて左手を怪我して帰ってきた。
その後、買い物に出た帰り、左手が痛かったので見たら、父が怪我したところと同じところから血が出てた。
一緒に行った兄もびっくり。

結局、22日は家族皆気をつけるようにしてるが、父はそう言うの信じない人なので、
21日と22日は病院への通院は仕方がないにしても、外出させないようにしてる。


389 :387:2009/05/07(木) 15:34:18 id:T2sjF27H0
ふと先祖のルーツを知りたくなって、父方のと母方の先祖の戸籍を辿るために、申請を郵送したのが21日。
母方の戸籍が届いたので見たら、祖母が数年前にすでに亡くなっていたことを知り、
亡くなっていた事は知らされてなかったのでショックだった。
あっちが何も言わないので黙ってるしかないが、言ってくれなかったのか正直凹んだ。

母方の先祖の戸籍を見て分かった事が。
祖母も月は違えど、21日に亡くなってる。
祖父に兄がいた事を初めて知る。
その兄も21日に幼くして亡くなっている。
私からだと、祖母方の高祖父が6月21日生まれで、曾祖父が21日生まれ。

こういうのもあるんで。
亡くなった人には責任はないんだけど、知った時はビックリだったからね。
まあ、気にしすぎてもあれなんで、その日は十分気をつけるに留めています。


413 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 11:54:53 id:rJJ0gP8n0
>>388
そうなると、どこにいても怖いね。
家の中にいたらトラックが突っ込んできた、とかいう事故もあるし、
全員揃ってるだけに一度に…とか余計な事考えてしまった。
これからも気をつけて、何事もなく過ごせますように。


423 :387:2009/05/08(金) 19:03:40 id:Wob22Joh0
>>413
温かい言葉ありがとう。
病気はどうしようもないけど、突発的な事故は防ぎようがないものね。
幸いにも住んでいるところが5階建ての3階なので、トラックとかは心配ないけど、地震の心配はある。

昨日、書いた後に思い出したけど、
実家で誰かが病気や怪我すると、同時期に私達家族の方も病気や怪我したり、その逆もあって、
母が倒れたら、母の実家にいる叔父が怪我したりとか、そう言う事がよくあったんだよね。
母の実家が昔から代々続いてる家で、祖母と母霊感あり、兄もかつては霊感持ちで、
私は気を感じる程度で、亡くなった母とは時々夢の中で色々と話したり気をつけろ云々はしてるよ。
そこに至るまで色々あったんだけど、スレ違いになるので。

実家は跡継ぎがいなく、母方の叔母達とその従兄弟は、普通に生活をして結婚してるとは聞いたけど、
今は音信不通状態になってるから、実家も叔母達もどうなってるかは知らないんだよね。
一度、見える人に、
祖母が亡くなったのを知らせてくれなかった事の理由や、母の実家のことも聞けたらいいなと思うよ。


424 :387:2009/05/08(金) 19:07:39 id:Wob22Joh0
あれ、フェイクとはいえ、自分のIDに22が入るのはどうなのよorz



「ネットで見た怖い話」不定期メルマガ配信中!登録はこちらから

男の髪(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

【因縁】家系にまつわるオカルト12代目【遺伝】


700 :本当にあった怖い名無し:2009/10/24(土) 23:03:59 id:LBgtR/ZV0
友人の家の話。
四国の田舎出身なんだけど、今は上京してバンドやってるのね。
そいつ、男で綺麗な黒髪ロングだったんだけど、
こないだ久しぶりに会ったら、バッサリと髪を切っていた。
物凄く拘り持ってたから(尊敬するミュージシャンの真似だった)、不思議に思って聞いたら、以下の話。

そいつの実家(織物関係)では、男は髪を肩より下に伸ばしてはいけないらしい。
それに加えて、切った髪は神棚に上げなきゃならない。
これは先祖代々っていうのとは少し違って、
五代前より以前は逆に、男は髪を肩より少し下まで伸ばす慣わしだったそうで。
五代前の時に何か妙なことがあって、慣わしが逆転したと。
で、友人はそんな風習知ったこっちゃねえよと、上京してから髪伸ばしてたのね。
家から、「髪切って溜まったら送れ」と言われてたらしいけど、
「そんな気味悪いこと出来るか!」とスルーして。そもそも切ってないし。

それで髪を伸ばし続けていたら、肩や背中が痛むようになった。
肩こりとか疲労って感じじゃなくて、刃物でザクザク刺されたような痛みが走ったそうだ。
酷いときだと、内臓まで刻まれるような痛みがしたんだと。
バイト&一人暮らし&バンド活動で、疲れてるせいだと気にしないようにしてたけど、
痛みのせいで一日寝て過ごすこともあったとのこと。(金が無いから医者には行けなかったらしい)

そうしたらある日、彼女がそいつの背中を見て、「何これ!」と悲鳴を上げた。
髪の毛が伸びていたあたり(腰近く)まで、背中に物凄い痣が出来ていたらしい。
たとえるなら、もののけ姫の祟り神の呪いみたいな、赤黒いのが背中一面に。
彼女に写真撮って見せて貰って、流石にゾッとして、
医者へ行くことは思いつかなくて、その日の内に自宅で自分で髪の毛を切ったそうだ。
切った髪も(適当にカットして長さ誤魔化して)実家に送った。
そうしたら、痛みは無くなったし、痣も一週間くらいで消えたという。

余談だけど、「髪切ったら彼女に振られた」と、そいつは嘆いていた。
まあ、彼女が幻滅してもおかしくないくらい、綺麗な黒髪だったなあ。



「ネットで見た怖い話」不定期メルマガ配信中!登録はこちらから

憑き物家系(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

【因縁】家系にまつわるオカルト9代目【遺伝】




384 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 13:28:06 ID:P/ITZgHgO
憑き物家系の子は、他人だけでなく親族にも避けられる。
ちょっと嫌になってきた。
家全体に憑いてくれてたら楽だったのに。


385 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 13:53:36 ID:Cz/sQDLC0
>>384
憑き物家系ってどんな家系???


391 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 18:50:15 id:iWfePo330
>>384
詳しく


392 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 19:41:46 ID:P/ITZgHgO
>>385 >>391
何が憑いてるとかは言えないけど、
家全体に憑く奴じゃなく、一族内で個人から個人に受け継がれるタイプの物みたい。
調べてみた話だと、家全体とか(家族ぐるみ?)の憑き物家系が多いみたいだけど、家の場合は違うらしい。
取り敢えず、受け継いだ自分は結婚は出来ない可能性が高い。


393 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 21:17:42 id:iWfePo330
儀式は?


394 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 21:40:20 ID:P/ITZgHgO
ちゃんとした儀式があるのかは謎。
自分が引き受けた時は、前に引き受けてた曾祖母が亡くなっていて、社に居たそれと自分が直接会話した。

個人に引き継がれる憑き物みたいなのは、世間的にあまり無いんだろうか。


397 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 22:16:46 id:ZzUIxuzL0
>>394
少し質問させてください。
意思の疎通はよくしている?
貴方の為に動こうとすることはある?
お供えはしなくてはならない?


398 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 22:28:55 ID:P/ITZgHgO
>>397
頻繁にかは分からないけど、意思の疎通はしてる。
名前知ってるのは自分だけだから、繋がりは確実。

自分の為には良く動いてくれる。
忠告するだけの時もあれば、此方に何かが起きる前に行動してくれる事もある。

昔から、水と食べ物を供えるよう祖母に言われてた。
憑かれてからは、決められた日と言われた時に供える感じに。


399 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 23:12:49 ID:94zOTmYhO
>>398
家系の中の特定の人に憑くと聞いて、ミコガミガサの話を思い出したけど…
(この場合は本家筋の長女だったかな?)
それとは大分事情が違いそうだね。


401 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 23:37:59 ID:P/ITZgHgO
>>399
ミコガミガサとは…?ググったら分かりますか?

自分自身本家ではありますが、家の場合は、力のある人、それを引き受ける器量がある人が選ばれるみたいです。
次の器がすぐ産まれなくても、産まれるまで待てるようになのか、家の女は長寿。
逆に男は、短命又は病気になりやすいらしい。


402 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 23:50:35 id:ZzUIxuzL0
>>398
ありがとうございます。
あと、曾祖母さんは独身だったのですか?
それで、貴方も独身のままだろうと思っているのですか?


403 :本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木) 23:59:43 ID:94zOTmYhO
>>401
今ググってみたけど詳細はないね。
自分も本で読んだだけの聞きかじりですまないが、簡単に言うと、
ミコガミ様と呼ぶものを祭る家があり、そこの一番上の娘が嫁に行くと、その子供に特徴的なできものが出来る。
その際に、娘(嫁)についてきたミコガミ様を、実家に送り返す儀式をしなければならないらしい。
それ以外の害はないので、婚姻忌避はない家筋だが、
元々は長女が生家で神に仕える家系なのではないか…みたいな考察だった。
多分、小松和彦の本だったと思う。


405 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 00:12:25 ID:to/LEOI8O
>>402
曾祖母は既婚者ですが、早くに曾祖父は亡くなったそうです。理由は詳しく知りません。
曾祖母が亡くなるまでに代わりが見つからなかったらしく、
社を建て其処に入って貰って、毎日祖母がお詣りしていたとか。

結婚に関しては、異性との性交で力が穢れるからやめろと。
引き受けたソレの気に負けるようになるらしいです。
出産によって力が分散し、子供に持って行かれるとも聞きました。


408 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 00:17:02 ID:to/LEOI8O
>>403
初めて聞きました。凄いですね…興味深いです。
有難う御座います。今度自分も調べてみようと思います。


412 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 10:15:42 id:WQe9ISGq0
>>408 さんの憑き神さまは、この世に対し何の使命を持ってらっしゃるの?
それとも、そういう超越的な存在ではなく独立的存在?
ぶしつけな質問ですみません。


414 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 12:15:11 ID:to/LEOI8O
>>412
多分、独立的存在?の方かと…
オカルト系の知識が全く無いので、基準とか分からないです。すみません。


415 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 12:25:05 id:WQe9ISGq0
どうも有難うです。
いや、この世に悪意持ってるような存在なら、怖いよ怖いよ〜と思ってしまって。
それで、何の使命を持った方なのか気になっちゃっただけです。


416 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 13:05:31 ID:to/LEOI8O
>>415
悪意は全然持ってないですよー。

使命の説明になるかは分かりませんが…
だいぶ昔に、家を守るような役割があったらしいのですが、
一度何があってか社だかを壊されてから、直接家系の一人と関わりを持つようになったようです。
最初は怒っていたらしいのですが、現在は引き受けた者をだけ守るような感じで落ち着いたとか。
家全体を守らなくなってからは、
祖父母や母の姉妹等、事故をおこしたり長期入院や癌発症等、様々な不幸が相次いで起こっています。
私自身は何だかんだ守られていて、本家の人から凄く疎まれています。


418 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 17:08:34 id:gcIGIYVxO
なんか現実感ないなあ
どっかの三文ラノべみたい


419 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 17:41:39 ID:to/LEOI8O
>>418
是非聞かせてくれと言われて、前に一度人に話した時も言われました。

狗とか他の憑き物系とかの家と比べたら確かに地味だとは思いますが、事実です。
もっと濃い内容じゃなきゃ楽しめない方も居ると思いますが、これがうちの家系に纏わる話です。
つまらない話で申し訳ありませんでした。



「ネットで見た怖い話」不定期メルマガ配信中!登録はこちらから

霊能者に依頼(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

【因縁】家系にまつわるオカルト12代目【遺伝】




948 :本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 21:50:23 id:BGQd7vYqO
知人の話。

あまりにも色々と酷いので、漫画で紹介された霊能者にコンタクトをとった。
『依頼殺到』って漫画には書いてあったのに、速攻返事が来た。
「命の危険がある方は優先です」って。

そういう類に頼る事に抵抗ある知人が、その時ばかりは自分の勝手な行動をすんなりと受け入れた。

で、待ち合わせ当日。とあるホテルを予約しておいた。
私が先に霊能者さんと会って、仕事を終えた知人が後から合流する予定。
が、知人が来ない。
連絡してみると、この日に限ってトラブル発生&交代要因が来ない(連絡取れず)。
霊能者さんに謝る自分。
「しょうがないよ。行かせないつもりだから」
霊能者さんには、その状況の理由が分かっている様子。

待ち合わせから3時間。
取り敢えず予約したホテルへ移動。
「本当にすみません。忙しいでしょうし、日程変更にして頂いても…」
「そんな事したらその人、今度こそ死ぬよ」


949 :948:2009/11/25(水) 21:54:39 id:BGQd7vYqO
どういう事か分からず驚く自分に、霊能者さんは飄々と説明。
「行かせないようにしてるんだよ。絶対に離れないって。かなり恨みが強いからね」
「え?じゃあ来れないんですか?」
「いや、来ないと危ない」
「??」
「他にもいるんだよ。
 今日、俺と会うのを知って、やっ成仏出来るって待ってるのも沢山いる。それが出来なくなったら?
 何百年も苦しんでやっと成仏出来るって期待していた分、絶望も桁外れ。
 その憤り、逆恨みは行かなかったその人に一斉に向けられる。
 今度こそ死ぬよ。殺される」
マジだとその時思った。
だって知人は、昔から事故や病気で九死に一生を得る経験を何度もしてる。
今回はついに癌になった。
だから本当に何かあると思って、霊能者さんに頼んだ訳だし。
「だから、何がなんでも今日何とかしないといけないんだ。何時になろうと何時間だろうと待つから」

で、霊能者さんは遠隔で何かしたらしい。
「大丈夫。21時には来れるよ」


950 :948:2009/11/25(水) 21:56:22 id:BGQd7vYqO
待ち合わせが確か15時。
チェックインしてホテルの部屋で、ついでに自分の亡き母の事とか視てもらってた。

そして21時10分程前。
「遅くなってすみませんでした」
知人がやって来た。

ここから家系に纏わる霊視が始まる訳で、その前に簡単に知人の状況を。
・知人、田舎から上京してる。
・当時、左臀部に肉腫発症。
・肉腫発覚と同時期、父親が心臓病でバイパス手術を余儀なくされる。
・弟、知能障害あり。同時期、緑内障白内障を併発。
・母親、脳溢血?の過去があり、働きも無理出来ず。
・姉、嫁いでいるが旦那(知人の義理兄)が難病指定の病気を患い仕事出来ず。

知人の家は四国の奥の閉鎖的な田舎。
本家と言われるもので、知人に後継ぎが出来なければ家系は途絶える。
本来は爺ちゃんが最後だった。
子供が出来ず、知人の父親を養子にして何とか苗字を継いでいた。


951 :948:2009/11/25(水) 21:58:34 id:BGQd7vYqO
さて、霊視。
霊能者さんには現状は伝えたものの、癌の種類や出身地等の予備知識は伝えていなかった。
「だい…だいでんきん?てどこ??」
いきなり肉腫の部位を当てられる。
因みに霊能者さんは2人。
1人は視える、聞ける、成仏までさせられる。
1人は視える、聞ける、話せる、分かる。所謂レーダータイプ。
で、主にレーダータイプが状況を把握していく。
何百もの霊体が知人には憑いているらしいが、それらをまとめて(?)率いるリーダーがいるっぽい。
そのリーダーが、誰よりも強い恨みや思いを持っていた。

「……差別?」
リーダーの話を聞くレーダータイプが呟いた途端、自分と知人は顔を合わせた。


952 :948:2009/11/25(水) 22:00:35 id:BGQd7vYqO
「心当たりある?」
レーダーに聞かれて答える知人。
「あります。うちの田舎は未だに部落差別の生きている村です。
 自分は部落出身ではないのですが、その為に幼い頃から差別を目の当たりにし、それが正しいのとされていました。
 それが嫌で、納得出来ずに田舎を出て来ました」
「貴方のご先祖…、6代か7代か…前の方。この世のものとは思えない残虐な仕打ちをしてるわね」
「納得出来なかったの。この人ね(憑いてるリーダー)、悪い人じゃないのよ。
 ただ、人一倍正義感が強くて、仲間が理不尽に虐げられる事、虐殺される事が許せなかったの。
 悔しくて悔しくて、どうして同じ人間なのに生まれでこんなに違うのかって。泣いて訴えてるよ」

仕方がなかったんだよ。
時代だったんだよ。
霊能者さんは2人で、一生懸命にリーダーを説得してた。

余談だけど、その時すでに深夜を回ってた。
部屋の窓の外をうろつく影を、霊感のない私も見た。
助けを求めるように、気付いてって感じに窓に手を付けて覗いてた。
暗闇に乗せるようにかぶさる、もう一段黒い人影だった。


954 :948:2009/11/25(水) 22:03:50 id:BGQd7vYqO
リーダーは暫くごねてたらしいけど、霊能者さんの説得により納得したらしい。
元々が正義感の強い真っ直ぐな人で、何百年もの長い年月を理不尽さに苦しめられて来た人。
だからなのか、張本人ではない知人に怒りを向ける理不尽さに、理解を示したのかもしれない。

霊能者さんは事前に買ったお握りを出して、知人に憑いてる人達の振る舞った。
「白米なんて食えなかったんだろ。成仏前にゆっくり食え」って。

未だに分からないのは、知人の肉腫は左の大臀筋に出来た。
爺さんは戦争で左足を失ってる。
知人が事故で複雑骨折をした足も左(これは手術をしても骨がくっつかず、未だに何か固定するもんが入ってる)。
左に何かあるのかとも思ったけど、それについては特に何も言ってなかった。


955 :948:2009/11/25(水) 22:05:53 id:BGQd7vYqO
リーダーを含む全員を成仏させた後(窓にいた人も一緒に)、暫らくの歓談タイム。
どうして知人に憑いたのか聞いてみた。
「差別による虐めを率先していたのが彼のご先祖さま。
 その一族の中で彼が一番強かったから。精神的にも肉体的にも」
とにかく何がなんでも、知人の家系を根絶やしにしたかったのかもしれない。
と同時に、いつかこうやって成仏させてくれる事をしてくれるのは、知人しかいないと縋っていたのかもしれない。
分からないけど、何百年も何百年も、リーダー達は苦しんでたんだなって思う。
生きている時の理不尽な差別や無念を抱えたまま、長い年月を苦しんでいたんだと思う。


956 :本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 22:49:57 id:kbX5U75Z0
乙ですが、その後知人と親族の状況は好転したの?


958 :948:2009/11/25(水) 23:22:13 id:BGQd7vYqO
知人一族のその後は、一気に好転とはいってませんが、当時程の状況ではありません。
一度なった病気が奇跡のように回復するはずもなく、姉の旦那は相変わらず難病だし、
弟の知能も12歳のまま(現在30代半ば)。
だけど父親の手術は上手くいったし、母親も倒れずに元気に知人に金の無心をしてる(笑)
知人の癌は軟部肉腫といって、5万人に1人という珍しいものだったけれど、
大臀筋を丸ごと取ったにも関わらず、他の筋肉が失った大臀筋の変わりを担い、
身体的な障害も残らず(小走り位なら出来る)、再発もしていません。
ドラマのように好転!とはならないけれど、悪化もしていません。
それが何よりの好転なのかも。

この話、どこに書いてもスルーされてたんです。
こうやって読んでくれて反応してくれた今、本当に知人が呪縛から解き放たれた証のような気がする。
本当にどうもありがとうございました。


962 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 01:19:46 id:dh5tLEKp0
漫画の二人の霊能者って、ほん怖の有名な人かな


963 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 08:30:53 id:UtEY9+5B0
だったら漫画で読める日が来るな


964 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 09:02:31 id:eYhTj7tpO
>>962>>963
あたり。
ほん怖のとある漫画家さんが書いてた二人組の霊能者、GさんとHさん。
特筆すべきは、Hさんがかなりの美女だったこと。
そして漫画通り、Gさんの除霊はエキセントリックだった。
実は結構前の話なので、漫画化する事はないと思う。
が、あの二人は間違いなく本物。
霊視や除霊の中で、どんどん点と点が結び付いていく感じだった。



「ネットで見た怖い話」不定期メルマガ配信中!登録はこちらから

クチタヤマ(1)

オカルト ブログランキングへ投票する

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part65∧∧

779 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/12/15(土) 18:42:41.36 id:ovODbRbZ0
後輩の話。

彼は高校生の頃、自転車で通学していたのだが、ある時この自転車が盗まれてしまった。
まだ新しい物だったので、大変に悔しく残念に思ったそうだ。

その内新しい車両を買い直すつもりで、しばらくは母君の自転車で通っていたのだが、
一週間もしないで警察から連絡があった。
彼の自転車が放置してあるのが見つかったという。
「新車を慌てて買わなくて良かった」と喜びながら、電車で一駅離れた町の交番まで引き取りに行くことにした。

翌日、交番を訪れ名前を告げると、初老の警官が自転車を持って来てくれた。
目を疑った。
記憶にある姿と異なり、自転車は酷く傷んでいたのだ。
色々な所が真っ赤に錆び付いていて、スポークも何本か朽ちて折れている。
ブレーキは何年も油を差していないかのように、ガチガチに固くなって動かない。
ゴムタイヤは前輪、後輪とも、カラカラにひび割れて裂けている。
「これ僕のチャリンコじゃないですよ」と文句を言おうとしたが、よくよく見るとそこここに見覚えのある特徴が発見できた。
唖然としながら尚も詳しく見てみると、
錆びた防犯登録証の下に、間違いなく自分の名前が書いてあるのが確認できたという。
「……何でたった数日でこんなにボロボロに……」
彼が呆れてそう言うと、警察官は残念そうな顔で教えてくれた。
「見つかったのがクチタヤマだからなぁ、運が悪かった」 780 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/12/15(土) 18:43:53.91 id:ovODbRbZ0
引き取り書にサインした後、お茶を出してくれた警官は詳しい話をしてくれた。
「こいつが乗り捨ててあったのは、地元じゃクチタヤマって呼ばれてる山の麓でね。
 その山に捨て置かれた物はどうしてか、凄い早さで古くなってしまうんだ。
 物が朽ちるからクチタヤマ。名前の由来はそんなところだろう。
 年に一回は山の清掃作業があるんだが、
 出てくるゴミが決まってもう、何というかボロボロになり過ぎていてね、元の姿さえ想像できないよ」
「迷惑な場所ですね、それじゃ何にも利用できない」と彼が感想を漏らすと、
「過去には、美術品の偽物造りに利用されたことがあるらしいよ。
 古物専門の贋作師だったらしいんだが、新しい茶器なんかをあの山に埋めておくと、短期で良い感じに古びるんだとさ。
 まぁこれも犯罪に利用されたんだから、迷惑なことに代わりはないけどね」
苦笑しながらそう教えてくれたそうだ。
結局、直せる所は直してから、その自転車に乗り続けたという。

「僕が高校を卒業して、自転車に乗らなくなった頃、前輪の車軸が折れましてね。
 そこでやっと廃棄にしました。
 何と言いますか、僕が乗る間だけ必死に耐えてくれたような感じがしまして。
 愛着がかなり湧いてましたし、処分する時はちょっと寂しかったですよ」

現在、彼の机には、ピカピカに磨かれた自転車のベルが置かれている。
あの自転車に付いていた品なのだそうだ。